鬼獄の夜【1巻ネタバレ】人喰い鬼のいる廃村で起こる超絶パニックホラー!

鬼獄の夜

漫画「鬼獄の夜(きごくのよる)」電子単行本版1巻の内容をご紹介。加藤キャシー先生が描く作品で所謂、エロティックホラー、エログロ的な漫画となっています。

電子単行本1巻では第1話~14話まで。最後に描き下ろしマンガも加えられた内容が収録されています。

鬼に人間を捧げる儀式、因習のあった廃村にトラブルで舞い降りてしまった一同。カオスな人間関係、極限の状態で鬼と対峙していきます。

無事に山から脱出する事は出来るのか…注目エロ系パニックホラーが開幕です!

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鬼獄の夜【1巻ネタバレ】

鬼獄の夜

冒頭、天明2年。
鬼への生贄と称して、とある集落で行われる儀式が描かれていく。四肢を拘束される一人の女性・ミツ。顔に目が複数ある異型の存在。そして現れる顔無し鬼。その後、ミツは鬼に衣服を剥ぎ取られて陵辱されていく。

この集落では生きていく為に必要な儀式らしい…。

場面は転換して現代へ。
牡丹、茜、鷹介、晴馬の4人はキャンプである山奥に訪れていた。ちなみにこの4人の関係だが小学生からの幼馴染である。牡丹と鷹介は交際中。

移動する際、牡丹は落ちていた看板が気になっていく。そこには「鬼出没立入禁止」を書かれていた。これを見たオカルト好きの晴馬。今いる山の昔話を語っていく。

『昔、顔無し鬼がいて女が好きで絶命するまで犯し続けるらしいよ』

そんな事を語りつつ、移動していく一行。
帰ろうとしているのか…キャンプ場に戻ろうとしているのか不明だが辺りも暗くなって道に迷ってしまう事態へ。さらにフロントガラスには顔に複数の目がある異型の怪物が突然、姿を現してくる。

運転していた晴馬。
驚いて車は道路から脱線。目を覚ますと鷹介だけが居らず、3人はどこかも不明な廃村で目を覚ましていく。

ヤバ過ぎる鬼が登場!

廃村の奥から鷹介の声が聞こえたので向かっていく3人。しかし、そこには鷹介の声を出している顔に複数の目を持つ怪物がいた。

『おーい、おーい、くるよーくるよー』

『きた』

その瞬間、背中に寒気を感じる牡丹。背後に顔無し鬼が出現していた。

『カッカッカッカッカッカッカッ』

異様な声を上げつつ迫ってくる顔無し鬼。ロックオンされたのは茜。何とか女性陣だけでも助けようと顔無し鬼に立ち向かっていく晴馬。

茜を襲う顔無し鬼を棍棒で殴打しようとすると突然姿を消していく。次の瞬間…鬼は晴馬の背後に瞬間移動。彼の腹部は鬼の腕が貫通していた。

目の前で起こる残虐な行為にひれ伏してしまう茜と牡丹。

親友の裏切り…!?

晴馬との思い出が蘇っていく茜。彼女の怒りが鬼に向かっていく。落ちていた草刈り鎌で鬼を攻撃。怯んだ隙に蔵へ逃げ込もうと考える二人。

しかし、牡丹だけ捕まってしまう。恐怖で力を入らず…茜に助けを求める牡丹。

『なんで?全部牡丹が悪いんじゃん』

茜の本心が暴かれていく。
いつも足を引っ張る牡丹の犠牲になってきたのは私たちだと告げる茜。彼女は一人蔵に入って扉を閉めていく。

恐怖で動けない牡丹。
鬼に陵辱されると思った瞬間…鬼が消えてしまう。そして鬼は再び瞬間移動。蔵の中で姿を現して茜を襲っていく事態へ。

『顔無し鬼!襲うなら…私の方にしなさい!』

茜を救う為、自己犠牲を決意する牡丹。

しかし、突然、鬼は両者に興味を無くしたかのように動きを止めて蔵から立ち去っていく。逃げようと動き出すと再び鬼が反応。驚き足を滑らせてしまった牡丹は井戸の中に転げ落ちてしまう。

窮地で現れる救世主!?

井戸の中に落ちた牡丹。目の前に複数目の怪物が現れる。今度は茜の声色をしていた怪物。気づく。怪物は聞いた声を真似するのではないかと…。

それなら鷹介が生きている可能性が高いと希望を持っていく牡丹。

怪物が向かう方向に出口らしきものを発見。しかし、トンネルのようになっており、壁から無数の手が入ってくる物体を攻撃しようと待ち構えていた。幸いにも体が小さかったのでトンネルを抜ける事に成功する牡丹。

抜けた先には不穏は一部屋。
入ってみると廃村の因習についてが描かれていた。さらに死体が握ってたノートを手にする牡丹。そこには顔無し鬼の生態が刻まれていた。

顔無し鬼は動くもの優先で攻撃を仕掛けてくる…。

同時に牡丹のいる部屋に顔無し鬼が出現。動かなければやり過ごせると身を潜める牡丹だったが死体を切り刻む鬼。顔が飛んできて迂闊にも声が出てしまう。

何とか耐えると部屋で座り込んで休憩する顔無し鬼。そっと背後から抜けて地上への出口を見つけると鬼が牡丹を察知。

『そんな…こんなの逃げ切れない…』

終わりだと思った瞬間。
蔵の扉が開いて中へ引きずり込まれる牡丹。相手は鷹介であった。ようやく再会を果たした二人。しかし、鬼に狙われて予断を許さない状況であった。

死の間際でわかる本当の気持ち…!?

鷹介の揺動作戦によって鬼から逃げる事に成功した二人。茜とも合流を果たしていく。牡丹が拾ったノートで鬼に対する知識を深める3人。さらに茜は牡丹とはぐれた後にメモ帳を拾っていた。

そこには車の鍵。
山から脱出できる希望が生まれていく。話し合いの末、牡丹と鷹介コンビ。そして茜は一人で東西にある道をそれぞれが探索する事へ。

西方面を向かう茜。
車の発見と同時に複数目の怪物が現れてお馴染みの…『きたよー』である。

一方、東方面を探索中の牡丹と鷹介。
車のバッテリーを発見しつつ、心細くなっていく牡丹を抱きしめていく鷹介。すると突然、銃声と共に鷹介が血を流していく。

さぁ、茜。
顔無し鬼に捕まってしまう。唯一の脱出方法であった車も破壊されて…陵辱されていく茜は必死で抵抗。しかし、片方の腕を切り落とされ、悲鳴を上げると舌をもぎ取られていく。

死を感じた瞬間…彼女は気づく。

『取られたくなかったのは鷹介じゃなくて牡丹だったんだ…』

鬼の進化と新たな登場人物…!?

場面は牡丹達。
こめかみを銃弾がかすめていく鷹介。森の奥から複数目の怪物が大勢現れてくる。

『あったぁ、あったぁ』

集まってきた怪物に襲われていく二人。鷹介がフォローして何とか逃げる事に成功。

一方、腕も足ももぎ取られた状態の茜。顔無しの鬼の中から本体が出てきて茜をボリボリと食べていく。その様子を見ながら興奮して自慰行為をするヤバい謎の男。

ひとまず蔵に隠れる牡丹と鷹介。緊迫の状況下でイチャイチャする二人。近くを顔無し鬼が通過していくが…遠くからその姿を見て驚愕する。

顔無し鬼が大きくなっていたのだ。同時に手には茜の衣服を掴んでいた事を確認。二人は茜のいる西方面に引き返していく。

無残な茜の死体を見て狂乱する牡丹。

『五月蝿いよ…アンタ』

謎の男が牡丹の口に銃口を押し付けていく。

鬼獄の夜【1巻の感想】

鬼獄の夜

テンポが良くて起伏のある描写なのでサクサクと読んで行けて面白かった。エログロ的要素は思ったよりも控え目といった印象。これならエログロ系初心者の方も入門漫画としておすすめできます。

ちょいエロパニックホラーといった具合でストーリーがしっかりとしていて結末や生き残っている牡丹、鷹介の今後が非常に気になっていきます。

鬼の魔の手を逃れ、山奥から逃げ出す事は出来るのか…。刺激的な漫画を読みたい人は是非、チェックしてほしい作品です☆彡


鬼獄の夜

鬼獄の夜

原作・著者加藤キャシー
価格658円(税込)

極限状態でのエロティックホラー! その閉ざされた村には、人を喰い、女を死ぬまで犯す鬼がいた…! 楽しかったはずの幼馴染たちの小旅行は呪われた廃村に迷い込んだことによって地獄絵図と化す。

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