ノレソレ先生が描く監禁系サスペンス漫画「監禁少年。～今日からキミはウチの子です～」最新刊となる第3巻をご紹介。
今回、ちょっとした動きが出てきます。
相田の通う高校教師である松沢が広大の監禁に関するヒントを持っていることへ。
相田、松沢は広大の両親と対面。ある一枚の写真を見て語ろうとしていきます。広大の拉致、監禁に隠された裏事情は一体何なのか…！？
監禁少年【3巻】ネタバレ
とある高校。進路希望調査票のペンが進まず、サッカーをしている男子達を教室から見遣る相田。彼女の時間は広大が拉致されて日から止まっており、将来が考えられずにいた。
そんな中、教室に松沢先生が訪れる。何か神妙な面持ちで話しかけてくる。
『相田さん…昨日のテレビの…中井広大くんのコトでいいかな？』
二人は生徒指導室へ移動。
まず相田は自分と広大との関係性を伝えていく。
中学時代の回想へ。
隣の席同士であった二人。最初はテストの結果を見せ合う事で親交を深めていっていた。最初は相田にとって広大は弟のような存在であった。しかし、フィールドでサッカーをする彼を見て、徐々に恋心に変わっていった事が明かされていく。
『好き…とか？』
相田の真意に迫っていく松沢。
泣き出していく相田。彼女はずっと広大が拉致された日のことに責任を感じていた。自分が公園に寄らなければ…広大の進学に関して彼が父親から反対された事を聞いて、内心では喜んだ胸の内を明かしていく。
『私がいなくなれば良かったのに…』
3年前の後悔が未だに拭えていなかった相田。松沢は彼との事を色々と話してくれてお礼を述べていく。同時に何故、先生が広大のことを知りたがるのか尋ねていく相田。
『私にも救いたい人がいるの』
そう伝えると松沢は一枚の写真を相田に見せていく。
場面転換。
ブラジリアン柔術道場。ここには広大の父親が通っていた。柔術を始めて1年。コーチから大会に出てみないかと誘われる広大パパ。しかし、大会には興味がなかった。同じ生徒からそれなら何故、そんなガチで柔術を習っているのか問われる。
『…まぁ、強くなりたいからな…』
広大パパの胸の内が明かされていく。
彼が自分自身を鍛えているのは広大の為であった。進学について反対していた事。警察の捜査に対する不満。あらゆる面で自分の不甲斐なさを感じていた広大パパ。
彼は広大が生きている前提で動く事を決意。もし何かあった時の為に対処できるように自身を鍛えている事が明かされていく。
そして柔術の習い事を終えて帰宅すると来客に気付く。リビングには相田と松沢先生。簡単な挨拶をして切り出す松沢。広大パパは察知する。広大に関する情報提供だと。
『あまりにも突拍子もない話なのでお気を悪くさせてしまうかもしれません…』
自信のない話だと前置き。それでもどんな些細な情報でも欲しいと伝えていく広大パパ。
松沢は一枚の写真を見せていく。
写真に映る一人の少年。非常に広大に似ていた。しかし、似ているが違う。すぐに判断する広大パパ。
『礒田康太（いそだこうた）3年前に私の受け持ちだった生徒です』
場面転換。
広大の監禁部屋。正巳が部屋を監視できるようにカメラを設置していた。
一方、悠里は自分の弱さに心を痛めていた…。
『私はなんでこんなに弱いんだろう…このままじゃ…また…』
ここで第3巻は終了。
監禁少年【3巻】感想
広大そっくりな人物の存在が登場。
礒田康太なる人物も行方不明になっているのか…。もしくは正巳、悠里の子供だったのか…。謎は深まるばかり。
まだ3話なので、これから様々な裏事情や人間模様がハッキリしていくと思われるので期待したい漫画である。
興味が出た人は是非、チェックしてみて欲しい☆彡
監禁少年。～今日からキミはウチの子です～
今日は監禁されて３年目」平凡な日常は終わりを告げ…あの日から僕は、この家の子になった。–卒業式を間近に浮足立つ教室、全力でプレーしたサッカー部、クラスメイトへの淡い恋心…広大は青春を謳歌する一人の中学生男子だった。そんなある日の下校中、謎の夫婦・悠里と辰巳に襲われ、車で拉致されてしまう！目覚めた先は地下室で…「今日から暮らす部屋だよ」監禁場所不明、動機不明…全てがわからないまま、暴力と快楽で服従を迫られる！だが…広大の心は…折れていなかった！「絶対、逃げてやる」–少年の反撃が今始まる。
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