中村なん先生が描く問題作「いじめるヤバイ奴」第11巻の見所や内容をざっくりと。そして感想など交えてお届けしていきます！
選挙会編も完全に終幕。
物語は遂に白咲さんの親友が殺される事になった過去の事件編に突入。
しかし、かなり謎多き事件と人間模様である事が判明していきます。真実が未だに見えない過去の事件。一体誰が本当の悪なのか…。そして白咲さんは何を企んでいるのか…。
これが最後の事件になっていくのか…。物語も佳境へ突入！
目次
いじめるヤバイ奴【11巻】ネタバレ
115話ネタバレ
徳光と白咲さんが対峙。
圧倒的な実力差を見せつけていく白咲さん。目の前の脅威に怯えだす徳光は口笛と同時に自宅に隠している肉壁軍団を召喚。
白咲さんを襲わさせて行くが巨漢達もサクッと倒していく白咲さん。最強である。肉壁軍団を退治して徳光の背後に回る白咲さん。
『今からたくさん酷いことするからよろしく』
徳光は白咲さんの拷問を受ける事になっていく。ペンチで歯を抜かれていく徳光。白咲さんの圧倒的勝利であった。
116話ネタバレ
選挙のその後が描かれる。
生徒会長には田中が就任。無事に選挙編は一件落着。仲島も田中を勝たせた事で白咲に詰められる事はなかった。
同時に心残りがあった仲島。
徳光陣営にいた茶髪で目つきの悪い人物が姿を見せないままだったのだ。
116話の最後に不穏な描写が描かれる。
茶髪の目つきが悪い男は血だらけ。彼の上に座る女。黒宮であった。
『さすが白咲さんとその見込んだ男だね』
不穏感満載である。
117話ネタバレ
12月の早朝。
黒宮と登校中に合流する仲島。また何かあれば力を貸して欲しいと伝えられる。
一方、仲島の中である決意が生まれる。
白咲いじめからの脱却である。今の状況は昔と違って少しは白咲とコミュニケーションが取れるようになっていた。対話して訴える事で強制いじめを止めさせようと目論む仲島。
白咲さんの事をもっとよく知るべく…仲島は彼女の中学時代を調査開始。手始めに同級生であった黒宮のもとへ。
118話ネタバレ
黒宮から中学時代の白咲さんについて情報を得ようとするが大したモノは得られず…。
逆に1日、自分に付き合って欲しいとお願いされる。黒宮は通り魔いじめ事件を解決しようとしていた。事情を聞いて、この日は事件が起きている周辺をパトロールする事へ。
すると公園の一角で怪しい人物を発見。まさに通り魔いじめ事件と酷似していた。しかし、様子が少しおかしい。空き缶を蹴ってしまう仲島。
気づくパーカーを着用している謎の男。
『黒宮じゃないか…久しぶりだなぁ…白咲は一緒じゃないのか？』
新キャラである六峰（ろくみね）の登場である。
119話ネタバレ
六峰から自己紹介される。
彼も黒宮、白咲と同じ中学の同級生であった。とても良い奴オーラが漂う六峰。
仲島は彼にも中学時代の白咲さんの様子を伺っていく。やはり回答は黒宮と同じであった。そして中学時代に起きた事件は詳しく知らないと伝える六峰。
同時に彼は来週から矢場井高校へ編入してくる事を明かしていく。何故か白咲さん周辺の中学同級生が矢場井高校に集まってくる事に少しだけ疑問を感じる仲島。
『案外…偶然じゃないのかも…』
意味深な言葉をボソッと呟く黒宮。仲島は黒宮や六峰からの会話で白咲さんが在籍していた中学校に辿り着く。ネットで事件を調べるが手詰まり。
仲島は白咲さんの母校・百桜森中学校へ直接行って情報収集する事を決意する。
120話ネタバレ
百桜森中学校の調査をしたかったが白咲さんからハードないじめスケジュールを手渡される仲島。このままで調査の時間が作れなかった。
悩んでいると禿げ散らかして別人になってしまった徳光が現れる。加藤と同じく白咲さんに廃人状態にされたのだ。
仲島の計画に協力したいと訴える徳光。それが罪滅ぼしにもなると。徳光なら多少の危険に巻き込んで大丈夫だろうと判断する仲島。彼と共に白咲さんの過去を調査する事へ。
徳光の助力を得て放課後の時間作りに向けて計画を目論む仲島であった。
121話ネタバレ
ある作戦にて白咲さんを出し抜く事に成功する仲島と徳光。調査の時間を確保できたので百桜森中学校へ向かう。
到着して在校生に1年前の事件について尋ねていく。しかし、事件の事を聞こうとすると突然、表情を変えてよそよそしくなっていく生徒達。
違和感を感じ取る中で百桜森中学校の先生が仲島達に声をかけてくる。
『あなた達もしかして1年前の事件のことについて調べてる？』
122話ネタバレ
接触してきた女性の数学教師は夕方に公園で待ち合わせする事になる。時間通りに公園へ到着するが教師の姿は無し。
ベンチには事件を調べるなと警告が記されていた。
その近くには暗号を示すメモ書き。頭脳明晰な徳光は暗号が何なのか解いていく。
導き出された場所は周辺に1軒しかない書店であった。
書店へ近づこうとすると数学教師が現れる。彼女は試していた。本当に事件のことを話していいのかと。しかし、ベンチの警告文は私ではないと否定する教師。
一先ず書店は教師の実家であった。招かれていく仲島と徳光。、
123話ネタバレ
1年前の事件についてネットでは知り得ない情報を取得していく仲島達。過去の事件はいじめがエスカレートした末に起きた悲劇だと伝えていく。
白咲が裏で暗躍していたのではないかと疑う仲島。
『むしろ逆…白咲さんはいじめられていた子の親友だったんだよ』
数学教師は知り得る情報を教えてくれた。しかし、謎は残ったままであった。特に鋭い徳光は大きな違和感を感じていた。
最後に数学教師から白咲にはもう一人の親友がいる事を伝えられる仲島。少ない情報を頼りに白咲のもう一人の親友である矢野さんを探す二人。
124話ネタバレ
矢野を突き止めていく二人。
彼女からも過去の話しを聞く。そして白咲の人物像を尋ねてみると…。
『一言でいうなら悪魔だった』
中学時代の白咲さんは今の仲島のように親友だった矢野などをお仕置きで支配していたと語っていく。
それでも私達は3人で仲が良かった語る矢野。仲島の推理では過去の事件は白咲の仕業ではないかとの見方が濃厚になっていく。しかし、徳光だけは頭をかしげていた。
一方、矢野。
仲島達が去った後に白咲さんへ連絡していく。言う通りの嘘と演技はしたと語る矢野。
徳光は仲島に何か伝えようとするが自分の中で飲み込む。そして仲島達の背後に潜む黒い影。
125話ネタバレ
バスで駅に向かう仲島と徳光。
突然、バスがハイジャックされる事件が発生。二人は見事な連携をしてハイジャック犯を拘束する事に成功。
この時、廃人だった徳光も一時的に身体が元に戻っていく。そして駅ホームにて電車を待つ中…。
『仲島…ここで一旦お前とはお別れだ…俺はもう1日ここに残る』
126話ネタバレ
頑固な徳光。
仕方なく徳光を残して仲島だけは帰宅していく。彼らの中で少しだけ友情が芽生えていく。
一方、この町に来てからずっと違和感を覚えていた徳光。
すると彼の前にフードを被った男が現れる。すぐに事件の関係者である事を察する徳光。フード男も徳光に攻撃を仕掛けていく。
フード男の正体は六峰であった。
彼は来週から矢場井高校に編入。勘の鋭い徳光は消して起きたかったと語っていく。
徳光はナイフ。六峰はハサミ。刃物使いの二人が対峙していく。
127話ネタバレ
実力は互角に見えたが徳光の攻撃はまったく六峰を捕らえる事が出来なかった。自分の能力を明かす六峰。
彼は人の感情を読み取る事が出来る特殊能力を持っていた。
徳光は感情をコントロールする力を持っており、勝負を優勢に進めていく事へ。しかし、少し分が悪いと感じた六峰。
『少し本気出す』
一瞬で距離を詰められて腹部を刺されてしまう事へ。六峰の底知れない力を仲島に伝えようとするが意識が遠のいてしまう徳光。
徳光不在の中、遂に六峰が仲島のクラスへ編入してくる事へ。ここで第11巻は終了。
いじめるヤバイ奴【11巻】感想
六峰といった新キャラも登場。
そして何やら不穏な雰囲気を漂わせてきた黒宮もいる。一体誰が過去の事件の黒幕なのか…。そして白咲さんは黒幕へ復讐しようと考えているのか…。
サスペンス色も強くなってきて物語も佳境へ突入してきた具合である。
もう少しで全ての謎が解き明かされていきそうである。マジで展開が読めないので続きが楽しみである。興味が出た人は是非、チェックしてみて欲しい漫画だ！
いじめるヤバイ奴
ただの「いじめ」ではありません。仲島は、クラスに君臨する「いじめっ子」。いじめの対象は儚げな女の子・白咲さん。暴虐の限りを尽くし、彼女は毎日いたぶられた。憑りつかれた様にいじめる仲島は、どこか狂っていた。──そう、狂っていたのだ。この「いじめ」の真相。仲島は、「いじめ」を強要されていた。いじめられっ子の白咲さんによって。加害者になるという未知の恐怖。悲劇とは、彼のことを言うのだろう。
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↓↓以下でいじめるヤバイ奴のネタバレをまとめています↓↓
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