いじめ探偵【あらすじ・ネタバレ】榎屋克優/阿部泰尚の漫画!心と感情を揺さぶる社会派エンターテイメント!

いじめ探偵

青年漫画『いじめ探偵』の見所や感想ざっくりとした内容をお届け!また無料で読めるサイトがあるか等を解説します!

いじめ探偵』は作画:榎屋克優先生、原案・シナリオ:阿部泰尚先生のコンビで描かれる作品。阿部泰尚先生は実際に「いじめ探偵」として数多くの案件を手掛けてきた方のようです。

本作の内容はかなりリアル寄りで感情が揺さぶられ、心が締め付けられるストーリーが展開。

主人公であるいじめ探偵・忌村が依頼者と向き合い、いじめといった問題を解決へ導くエピソードが繰り広げられていきます。

作品名いじめ探偵
出版社小学館
雑誌・レーベルビッグコミックス
内容政治 / ビジネス / ヒューマンドラマ / 社会派
価格合冊版:649円 分冊版:89円~150円(税込)
巻数合冊版:2巻完結 分冊版:14巻完結

『いじめ探偵』は無料で読める?

本作を全て無料で読む事は出来ませんが、無料試し読み分は用意されています。試し読みは各巻や各話の冒頭数ページを読む事が出来るので作風、雰囲気、空気感など見てから判断したい人は試し読みをチェックしてみましょう!

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『いじめ探偵』のあらすじ

いじめと戦う“新たなヒーロー”現る!

文部科学省の調査によれば、いじめの認知件数は年々増え続け、2019年度は過去最多の約61万件にのぼり、いじめが原因で自殺に追い詰められた小中高校生の生徒数は年間300名を超えるという…

なぜ死なねばならない子どもが出てしまうのか? 
なぜ防げない? 
今の教育現場で子どもたちはどうなっているのか?

実際に数多くのいじめ案件を手がけてきた“いじめ探偵”阿部泰尚氏が原案・シナリオ協力を手がけて、『日々ロック』など熱く胸を揺さぶる作品を送り出してきた榎屋克優氏のタッグで描く事実を基にした社会派エンターテインメント作品、ついに登場!

いじめ探偵

『いじめ探偵』の登場人物

  • 忌村(いじめ探偵)
  • フクちゃん(忌村のお手伝い)
  • 小野寺 光司(小学校6年生)
  • 小野寺 慎太郎(光司の兄・大学生)

『いじめ探偵』のネタバレ

いじめ探偵

各話のざっくりとしたストーリー内容をご紹介!(※ネタバレを含みますので注意)

1話ネタバレ

冒頭、光司が自殺を図ろうとする。その後、光司の兄である慎太郎が忌村探偵事務所を訪ねる。運良く忌村と遭遇した慎太郎。

彼の鋭い観察眼を目の辺りにして事務所を訪ねた理由を明かす事へ。慎太郎は弟の光司が学校でいじめを受けている可能性を指摘。

近況を明かすと同時に話を聞いた忌村は問題解決に向けて動き出す意思を見せる。まずは光司と会わせて欲しいと伝える忌村。

直ぐに支度をして小野寺家に向かおうとする。

2話ネタバレ

忌村は慎太郎と共に小野寺家へ向かう途中、事務所の仕事を手伝ってくれるフクちゃんと遭遇。ここで初めて忌村がいじめ以外の案件も取り扱っている事を知る慎太郎。

同時に忌村の実力は間違いないとフクちゃんからお墨付きを頂いて期待が膨らむ慎太郎であった。その後、小野寺家へ向かう途中の川岸で光司と遭遇する忌村。

忌村は光司と二人きりで話をさせて欲しいと慎太郎へ伝える。席を外す慎太郎。忌村はストレートに光司へ虐められているのかを問う。

誤魔化そうとしても忌村は直ぐに人の嘘を見抜ける。そして光司へ決断を迫る。助けて欲しいなら握手をする。握らないなら今までと同じ日常が待っていると…。

忌村の不思議な圧力に光司は虐めを受けている事を認め、忌村へ助けて欲しいと泣いて縋る。光司が屋上から飛び降りた本当の訳を話してもらい…慎太郎と合流。

怒りに満ちた忌村の表情に圧倒される慎太郎であった。

3話ネタバレ

光司と合流後、小野寺家にも足を運ぶ忌村。そこでさらに虐めの詳細を光司か聞き出していく。

光司達の母親はまだ忌村を完全に信用しておらず…引取を願うが…忌村はまったく引き下がらず…光司が心を開いている内に聞き取りを終えたいと話を済ましてから帰宅。

その後、報告書をまとめた忌村。母親はその報告書を持って学校へ話し合いに臨むが…担任と副校長は報告書の件は自分達で処理をしようと提案。

問題解決などする気はなく…光司が卒業するまで後少し辛抱してもらう魂胆であった。

勿論、光司の虐めに変化は何もなく…学校から帰宅してきた光司と接した慎太郎は事態が何も変わっていない事を察する。

もう一度、忌村に連絡をする慎太郎。学校側が動かない事など忌村は既に折り込み済み。次なる一手を既に考えていた。

4話ネタバレ

忌村の次の一手はICレコーダーに虐めを受けている証拠音声を録ってきて欲しい事であった。バレるとさらに酷い目に合う可能性はあったが…光司は覚悟を決める。

そして学校で虐めを受けた光司。耐え抜いてICレコーダーで音声録音に成功。

忌村も十分な証拠が揃ったと伝えたが…光司の希望でまだ録りたいものがあると伝えられ…彼が録りたいものが何なのか見極める事へ。

一方、登校する光司に同級生の栗原といった男子生徒が接触をしてくる状況へ。

5話ネタバレ

栗原は虐めグループに属しているが度が過ぎるいじめに嫌気が差していた。彼は今度何かあったら自分がリーダー格である金澤に言って止めるようにすると告げ、光司にも今までの事を謝罪。

しかし、光司はそれを拒否。
自分で何とかすると強い覚悟を見せつける。その後、忌村も同席して担任、副校長と話し合いの場へ。

状況がまったく変わっていない事を訴える母親。担任と副校長は持ち帰って対応を検討すると伝え、話し合いを終えようとする。

ここで忌村が動く。報告書の内容を大声で呼び上げ、担任である河井が見て見ぬふりをしていた事実を突きつける。証拠音声もあって言い逃れなできない状況を作り上げ、教師達に3つの条件を突きつける忌村。

さらに証拠音声を動画サイトに流す覚悟もあると匂わせる事で…ようやく担任と副校長の鼻をへし折って動かさせる事に成功。

光司へ謝罪の会といったものが立ち上げられ…いじめっ子達の親にも連絡が入っていく。親に問い詰められる主犯格の金澤。光司への怒りが湧き上がっていく事へ。

6話ネタバレ

謝罪の会が開かれる。
光司を虐めていた同級生、金澤・木下・持田・栗原の四名も呼び出され、四人は光司へ反省と謝罪を伝える。

しかし、金澤にとっては形だけの謝罪であった。それを見越しての行動なのか…光司は他三名の謝罪は受け入れ、金澤だけは受け入れなかった。

その後、光司の取った行動は忌村の提案であった事が判明。主犯格である金澤は今回で自滅する事になると光司達へ伝える忌村。

そして忌村の言った通り、他三名は光司を虐める事に嫌気が差しており、三人は金澤と距離を取る事へ。

7話ネタバレ

光司への虐めは無くなり、彼も元気に楽しく学校へ通うようになっていく。ただ慎太郎は金澤だけがまだ反省の色すら見せていない事に憤りを感じていた。

光司もまた金澤の顔を見ると昔を思い出して胸が締め付けられる事を忌村へ打ち明ける。それを解決する方法として忌村は復讐を提案する。

それは物理的な復讐ではなく…本当の友達を作って仲良く遊んでいる姿を見せつけるものであった。学校では完全に孤立していた金澤。光司が楽しく遊んでいる姿を見て嫉妬を見せつつも強がる姿勢を見せ、完全な孤独の世界へ。

こうして一人の人間を救った忌村。7話のラストでは次のエピソードに繋がるある女子高生の悲痛な叫びが描かれていく。

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『いじめ探偵』の感想

いじめ探偵

リアルなストーリーと主人公である忌村の熱量、事件解決までの華麗なステップがどんどん作品に惹き込んでくれる漫画でした。

読んでいて胸が痛くなる場面もありますし、教師達がクズ過ぎて本当に怒りを覚えたり…感情が揺さぶられる中で、いじめ探偵である忌村の仕事ぶりが際立ち…最終的には良かった…と胸をホッと撫で下ろせるストーリーも魅力的でした。

実際のこの漫画の原案やシナリオは実在する「いじめ探偵」の協力を得て作品になったようで漫画で描かれるエピソードも実話に近い形になっているのかもしれません。

本当に心や感情が揺さぶられる漫画なので是非、気になった方はチェックしてみて欲しいおすすめ作品です♪


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原作・著者榎屋克優 / 阿部泰尚
価格649円(税込)

実際に数多くのいじめ案件を手がけてきた“いじめ探偵”阿部泰尚氏が原案・シナリオ協力を手がけて、『日々ロック』など熱く胸を揺さぶる作品を送り出してきた榎屋克優氏のタッグで描く事実を基にした社会派エンターテインメント作品、ついに登場!

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『いじめ探偵』の関連作品

本作で作画を担当する榎屋克優先生は本作以外にも数多くの漫画をリリースしています。代表作として「日々ロック」「1%の恋」などがあります。

シナリオ担当である阿部泰尚先生は「いじめと探偵」「いじめを本気でなくすには」といったノンフィクションな小説を出版しています。

本作が気に入って担当した先生達の他作品も気になった人は是非、チェックしてみて下さい♪