漫画「HIKARI-MAN」は「ホムンクルス」「殺し屋1」などを描く山本英夫先生の新作漫画。電気を身体に溜め込みやすい平凡で冴えない男子高校生がある出来事を境にPCを媒体にして電気人間へと変身。
驚異的な力を手に入れた主人公は自分の為に電氣の力を使う事になっていきますが彼の電氣の源は負の力…。彼に関わった者は次第に予期せぬ出来事が…。
執筆時点では4巻までが配信中。一気に4巻分の見所や内容をご紹介していきます!
漫画「HIKARI-MAN(ヒカリマン)」ネタバレ
電気人間が爆誕!
主人公はPC改造と格闘ゲームが大好きな冴えない男子高校生、白池光(しろちひかり)。彼の唯一の特徴といえば身体に電気を溜め込みやすい並外れた「電気感受性」を持つこと。
自宅にて一人で格闘ごっこをしているとすっ転んだと同時にPCパーツの回路基板が首元に刺さってしまう事故が…。そこから彼の身体には異変が生じていきます。自作PCを触ると意識と血流だけがPCに吸い込まれていき、気がつくと彼は電気人間「HIKARI-MAN」に…。
電気が通っているところであれば自由自在に移動ができ、並外れた身体能力を手に入れ、格闘ゲームをやっているかのように戦いも強い状態へ。さらに電気人間時に蓄積された経験は人間に戻っても引き継がれるチート級の力を手に入れていきます。
いじめっ子達に報復…
ひょんな事から虐めの対象になってしまう光。クラスを牛耳る健と康の健康コンビと虐めグループのリーダー格である瞬也に報復を開始していきます。
報復は成功に終わるも瞬也の格闘技師匠である黒木に目をつけられてしまうようになる光。怪力の危険人物である黒木は電気人間の知り合いと疑われていた光の家に乗り込んでくる事態へ…。
母親を傷つけられ、執拗に粘着される光は団地の屋上にて黒木とタイマン勝負へ。
死闘の末、光は黒木に勝利しますが、それ以降は電氣の力に溺れる事となり次第に光の実態にも異変が生じてくる事態へ突入。
感情が薄れていき人間サイボーグのようになっていく光…。
光に対抗できる唯一の人間が登場!?
感情が薄れていく光は母親にも傷つけるような言葉、態度をとっていくようになります。そんな時、秋葉原で新たに誕生したジャンクショップに立ち寄る事に。
ここで光は電氣を人間のまま自在に操る事ができるジャンクショップ店長と出会う事に。
「電」「氣」を上手に扱えるジャンクショップ店長は光の持つ電氣の力について助言をしていきます。光が溜め込んでいる電気は負の電子であり、関わった人間、そして自分をも不幸にしていくと伝えられる光。
ジャンクショップ店長の言葉は真実味を帯びていき、次第に光に触れたり、関わった人間は不幸が訪れてくる事態へ。それでも電氣の力を誤った方向で使っていく光。
暴走していく光はジャンクショップ店長と対峙。一触触発の場面を向かえて5巻へと引き継がれていきます。
漫画「HIKARI-MAN(ヒカリマン)」感想
普通に面白い!
恐らく今後はダークヒーローから本物ヒーローへ転換されるストーリーになっていくと思いますが、冴えない高校生が最強になって闇落ちして真のヒーローになっていく…といった男性心をくすぐる道筋が堪らなく痺れる作品。
ストーリー、描写力どれをとっても一級品。山本英夫先生ファンならずとも楽しめる漫画。
負の感情・力をこれからどうやって正の力に変えていくのか…まだまだ見所も多く存在しているお勧めの作品となっています。興味が出た人は試し読みも可能なので是非、チェックしてみてください☆彡
HIKARI-MAN
『ホムンクルス』『殺し屋1』の鬼才・山本英夫が描く巨弾新連載、始動。彼は、ヒーローになった。白池 光(しろち ひかり)は、クラスでも全く目立たない地味めの高校男子。家では格闘ゲームとPC改造に明け暮れる気弱な電脳オタク少年だ。極めて平凡な光だが、実は人並み外れた『電気感受性』を持っていて、静電気のため保健室に運ばれることもしょっちゅう。そんな彼が自宅のPCでいつもの格闘ゲームに興じていると、自分の体内から意識と血流だけがPCに吸い込まれ、電気の通っている所を自由自在に行き来するという驚異の現象が起きる…!さらに自分の姿を鏡で見てみると…!!!!?
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