『ゲームオブファミリア』4巻である。
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ゲームオブファミリア-家族戦記-【4巻あらすじ】
巻またぎで2巻から続いてきた「ダバ国血風録編」が本巻をもって終わる。
最終的にサイファーンとダバの間に講和が締結され、デッドメイルとの闘いに共同戦線が敷かれることになる。それに至る過程についてはネタバレの項で語るとするが、この4巻の最終話から「ライクネル無間地獄編」が始まる。
ダバ国の次は、魔法国家ライクネルなる怪しげな魔術の研究をしている国が話の中心となっていくらしい。
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ゲームオブファミリア-家族戦記-【4巻ネタバレ】
さて、ガンパイルの子供たちとマナコが闘技場でバトルロイヤルをやっているところからである。王女ダキテとマナコは以前から意気投合していたこともあってはじめのうち共同戦線を張っている。
前巻ではそれなりに陰謀家として頑張っていたジルクエンドは今巻ではろくな見せ場がない。ササエが魔法で強化している弟のひとりガルガに苦戦を強いられる中、ササエの陰謀に気付くには気付いて、自分の手駒であるところの愛人の女にササエを抹殺させようとするのだが、その女は既にササエに落とされており、結局ジルクエンドは何もできぬままガルガに首を落とされて命果てるのであった。
一方、ヒナナはササエと契約している精霊王の一体を連れてダバ王の魔法封印の核心に迫ろうとしている。そこに、ダバ王ガンパイルその人が現れて、作戦は失敗したかに思われた。ちなみに闘技場で観戦しているはずのガンパイルがこの場に現れたのは幻術の力によるものである(闘技場にいる方が幻)。
だが、ササエも同じ魔法を使うことができるので、あわやというところでガンパイルの前にササエが現れた。形成逆転である。
ガンパイルは慎重な陰謀家なので、ここで魔法封印を再び発動する。例によって、ササエは魔法の力で強いだけなので対抗する手段がなくなる……かと思われたが、ササエは隠し武器を持っていた。銃である。技術そのものは地球のものだが、こっちに来てから作ったらしい。銃で撃たれて精神的衝撃を受けたガンパイル、魔法使いとしての本性を現す。彼は非常に強力な魔術師なのだが、しかしこれまで何度も説明してきた通りササエは世界最強であるので、あっさりガンパイルを撃破する。
なお、ここでちょっとだけ説明されるのだが、前の巻でササエが失った腕、精霊王が腕に変化することで補っているらしい。
場面変わって。結局、闘技場では最後に残ったダキテとマナコがダブルノックダウンになったのだが、ダキテが先に立った。そこにガンパイル死すの急報がもたらされ、新ダバ王はダキテと決まった。そして女王ダキテはサイファーンとの間に前述のような講和を締結する。
それはそれでいいのだが。
実は、ササエに殺されたかに見えたガンパイル、生きている。ひそかに生き延びたとかではなく、ササエ自身があえて助命し、変装させて部下の一人に加えたのである。そのへんでちょっと説明が入るのだが……
ササエの父親が急死したことは最初の方から説明されていたが、真相がササエの口から語られる。なんでも、ササエが病気に見せかけて毒殺したんだそうだ。「家族」(三姉妹のこと)を守るために。
新章の話はまだ話すこともさほどないのだが、ライクネルはひとつの危険な構想を実行に移している。それは、デッドメイルの軍事利用だという。
4巻はおおむねここまでである。
ゲームオブファミリア-家族戦記-【4巻の感想】
主人公の悪党ぶりがどんどん明らかになる。いいぞもっとやれ。
ただ、主人公がなぜ三姉妹のことを「家族」と認識し、必死で守ろうとしているのか、そのへんはよく分からないのだけど。そのうち語られることもあるかな。
ゲーム オブ ファミリア-家族戦記-
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