二人は底辺【ネタバレ】ヤクザ一家の娘と不良少年の出会いが描かれる!

二人は底辺

漫画「二人は底辺」は小西明日翔先生の作品。小西先生の人気作である「来世は他人がいい」の前日譚となる漫画。主人公は13歳の染井吉乃。そして来世は他人がいい・第2巻で登場する翔真とのエピソードが描かれていきます。

この漫画は1冊読み切りで価格も200円(税別)。

来世は他人がいいファンはもちろん、バイオレンスな任侠人間ドラマが好きな人は嵌まれる一冊。ここから本編へと繋がる来世は他人がいいを読んでみたくなる人も多いではないでしょうか。

テンポも良く、内容も非常に面白いのでお勧めの一冊です。

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二人は底辺

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二人は底辺【ネタバレ】

単語テストの為、校内で勉強をする中学生の吉乃。廊下を歩いていると不穏な話をしていると男グループとすれ違っていく。一瞬だけ意識はそちらに傾くが、特に気にも止めずテスト勉強を続けていく吉乃。

夜中、喉が渇いて家を徘徊していると組員達の怒鳴り声が聞こえてくる。覗き見してみると見覚えのある男が一人、組員達に取り押さえられていた。

一瞬だけ目が合う吉乃。
やはり見覚えのある顔であったが思い出せない。

捕らえられた男は組長の息子になる!?

翌日、吉乃のおじいちゃんで染井組の組長である蓮司が怪我をしていることに気づく吉乃。話を聞くとビール瓶で殴られたとの事。そして、その殴りかかってきた男を吉乃に紹介すると伝える蓮司。

出てきたのは夜中に組員達に取り押さえられていた男であった。彼の名は鳥葦翔真(とりあししょうま)。15歳の中学3年生。吉乃の2つ上であった。そして吉乃は思い出す。翔真とは廊下ですれ違っており、同じ中学校の先輩であった事を。

蓮司は彼を自分の息子として育てていく事を吉乃に伝えていく。

翔真に返事を聞いていく蓮司。翔真の答えは非常にそっけなかった。

『…どうでもいい』

蓮司も1日考えて答えを出してくれと翔真に伝えていく。学校では翔真の答えがあまりにも軽すぎる事に理解が追いつかない吉乃。そんな翔真の事を考えながら自宅に帰るとフラフラしながら外出しようとしていく翔真を発見。

引き止めてご飯だけでも食べていって下さいと伝える吉乃であったが…『ウザい』と一言だけ伝えられて翔真は染井家から去っていく。

親子問題を片付ける任侠女子中学生!?

翔真の事で組員の布袋に相談する吉乃。15歳程度の男なら、そんな感じだと吉乃に伝えていく。同時に翔真が蓮司のところまで流れ着いた経緯を明かしていく布袋。

翔真は早くに母親を亡くして親戚などをたらい回しにされており、最終的にクズ親父に引き取られていた。そして問題を起こして蓮司まで流れ着いていたのだ。

翔真の壮絶な背景を知った吉乃。そして布袋のある一言に感化されていく。

『底辺が底辺を受け入れんくてどうすんねん』

その夜、出ていった翔真が気になった吉乃は彼の住所を調べて、夕飯を届けようとしていく。一方、自宅に帰ろうとする翔真は途中、自身のクズ親父と遭遇。

あろうことか、クズ親父は染井組に世話になって金を工面して欲しいと翔真に伝えていく。あまりにもクズ過ぎる自身の親父に堪忍袋の緒がキレた翔真。

隠し持っていたナイフで自分の親父を殺そうとしていくが、影で見ていた吉乃が仲裁へ。お前の変わりに私が親父をやったる。任侠の血が流れているのか…13歳とは思えない迫力で翔真の親父に怒声を浴びせていく吉乃。

『翔真、今朝アンタがうちに来ようが来るまいがどっちでもええって言うてたな?』

『どっちでもええんやったら私が今決めたる、アンタは今日から染井蓮司の息子や』

翔真も吉乃の迫力に飲まれていく。翔真の親父は本物の極道一家の怖さを身に感じて逃げ出していく事へ。

そして1ヶ月後。
翔真は染井家で生活をしていた。蓮司や布袋は翔真の方が年上なので翔真が吉乃の兄貴的存在になると思っていたが実際は逆であった。

どこか無気力でだらしのない翔真。吉乃がお姉さんのような感じで彼をリードしていく。そんな吉乃、翔真の馴れ初めが描かれて漫画「二人は底辺」は幕引きへ。

二人は底辺【感想】

二人は底辺

漫画「来世は他人がいい」に登場する吉乃と翔真の出会いが描かれていく読み切り作品。取り敢えず吉乃が格好いい!そして「来世は〜」の翔真ファンには堪らない一冊になっているではないでしょうか。

クールな印象のある翔真。
壮絶な背景を背負っている事も明かされて、これを読んで「来世は〜」を見るとより楽しく本編を楽しむ事が出来ます。

年齢は翔真の方が上でも関係性は吉乃が姉で翔真が弟のような状況。最後の描写は見ていて和む雰囲気になっています。本編では翔真も絡んできて吉乃を巡る霧島とどうなっていくのか。

漫画「二人は底辺」を楽しんだら是非、本編の「来世は他人がいい」も読んでみて下さい。絶対に楽しめるはずです☆彡


二人は底辺

二人は底辺

原作・著者小西明日翔
価格200円(税別)

主人公の染井吉乃は13歳。ヤクザの家の娘ということで、学校でも浮いた存在だった。そんなある日、彼女の祖父が翔真という少年を引き取ると言い出し――…。吉乃と翔真と出会いのエピソードが43ページにわたり描かれます。『来世は他人がいい』(刊行:講談社)『春の呪い』(刊行:一迅社)などで大人気の小西明日翔のデビュー読み切り、気鋭の新人のフレッシュな魅力をお楽しみ下さい。

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