理解不能！？打ち切りになってしまった漫画「フェチクラス」ネタバレ感想

漫画「フェチクラス」は原作：夏也園子、作画：黒沢治美が描くかなり複雑なブッ飛んだ漫画である。電子書籍ストアでセール中だったので購入して読んでみました。エログロ描写も多く1巻中盤あたりまで誰が主人公なのか本当にわからなかった。

過激なシーンも多い漫画なのでエログロ耐性が苦手な方は読まない方がいい漫画かもしれない。

登場人物も多く関係性が複雑過ぎるので気になった方は是非、漫画を読んで頂きたい。まずこの漫画の主人公にあたる人物はクロ、メイ、タキの3人だろうか。猟奇的な事件が多数起こるが、関係しているのは全て同じクラスメイトの人間たち。その事件の謎をクロ、メイ、タキで解決していく漫画である。

漫画「フェチクラス」ネタバレ

この漫画の見所などをピンポイントでネタバレ解説していきます。

身体の一部をコレクションする異常者達

舞台は県内屈指の進学校である青凛高校の特進クラス。メインキャストであるクロ、メイ、タキも通っている。しかし、この3人を覗いて、クラスメイトは異常な性癖嗜好を持っている。

この漫画では複数の殺人事件が起こるが、全て犯人はこの青凛高校の特進クラスの面々である。犯人は毎回違い、特進クラスの生徒は被害者や殺人者と分かれている。

そして、殺人者は皆、身体の一部に異常なほど興奮を示すのだ。帰らぬ人にする理由も単純で身体の一部が欲しいから。ただ、それだけのために複数の猟奇的な事件が巻き起こっていく。

切り取った身体の一部は自宅にコレクションするなど理解不能な数々の描写（笑）

恐らくエログロ漫画を読んだことがない人は本当に理解不能な場面が多いと思う。

幼馴染3人の真相を探る調査がスタート

クロは天才ハッカー、タキは腕っ節が強い。メイは2人にいつも守られる存在。そんな関係の幼馴染3人が猟奇的事件の真相や犯人を暴くべく立ち上がる。

タキは中盤あたりでクラスメイトに拉致されるので実質、クロとメイが物語を進行していくような形となる。

ちなみにこの漫画は2巻で完結。
と言うか打ち切りになったようで物語途中で終わってしまう。元凶となっている人物の名前などは明かされるが謎多きまま真相が語られないキャラクターも多い。

せっかくなら完結するまで読みたかったが打ち切りであればしょうが無い…。原作に関しては無料小説の投稿サイトである「エブリスタ」から閲覧が可能なので結末が気になる方は是非、原作小説をチェックしてみて下さい。

漫画「フェチクラス」感想

サイコサスペンスとでも言うのでしょうか。
個人的にはクロ、メイの謎解きも真相に迫り、盛り上がりを見せていた場面だったので続きが読みたかったです。

内容が内容だけに賛否両論や好き嫌いの分かれる作品であることは間違いありませんが、クロとタキ、メイの三角関係の終止符。何やら謎の多いクロと黒幕など真相が知りたかった…。時間があれば原作小説を読んで結末を確認してみようと思っています。

あっ、打ち切りになった理由などは作画を担当した黒沢治美先生のブログに事の真相が書かれています。気になった方はそちらもチェックしてみて下さいね☆彡

フェチクラスが試し読みできる電子書籍ストア

※各電子書籍ストアにて試し読み可能。電子書籍ストア内にて「フェチクラス」で検索すると素早く絞り込みできます。