えー、「小説家になろう」系列の官能小説サイトから書籍化された作品が、さらにコミカライズされたという経緯の作品である。らしい。そんなに詳しく調べたわけではないが。
セックス＆ダンジョン【1巻】あらすじ
ジャンルとしては……いちおう地球が舞台なので現代ファンタジー、そして迷宮攻略ものと言ったところか。
まず、主人公斎野創平（さいの そうへい）は冒険家志望の少年。この冒険家というのが何を意味しているのかはよくわからないが、両親が冒険家で、本人もそれに憧れて勉学を収めたりしている。
さて、ある日創平が一人暮らしをしている斎野家（戸建て）の地下室に、唐突にダンジョンができていた。できていたのではなく亜空間に繋がったとかそういうことかもしれないが、これも詳細は不明である。
とりあえず入ってみたが、なんか手帳が落ちていて、このダンジョンのなんたるかが説明された。
右手に「自分の強さを示す」Lvなる数値が表示されるのだが、これはレベル（Level）ではなく（Love）であり、セックスの回数によって強くなるのだという。
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セックス＆ダンジョン【1巻】ネタバレ
説明はまだ続く。この迷宮では、1フロアにつき3つずつ、宝箱が存在している。その中身は、「Lvを上げる役に立つ道具」である。また、この迷宮でどれほどモンスターにやられても迷宮の入り口に戻されるだけで死ぬことはないが、回収した宝箱の中身は失われてしまう。
さて、とりあえずモンスターを一匹倒して最初に手に入ったアイテムは「夜を呼ぶロウソク」。
建物の部屋の中で使うと、そこにいる男女は互いを強く求めあうようになる、という恐ろしい代物。ただ、ロウソクであるので一回限りの使い捨てではある。
とりあえずこれだけ回収して初日の探索を終えた創平は、同じ学校の四人の女性に目をつける。体育教師春町葉白（はるまち はしら）。クラス委員長夏野姫依（なつの ひより）。姫依の幼馴染である秋津摩耶（あきつ まや）。クラスメイトの冬島縁糸（ふゆしま えにし）。
創平が彼女らに目を付けたのは恋愛感情があるとかではなく、単にそのへんの女よりは見栄えがいいからというだけのことである。
両親のことで相談があるとかいって春町先生に相談を持ち掛けた創平は、まんまと自宅に誘い込むことに成功し、そこで夜を呼ぶロウソクを使う。効果は絶大で、創平は童貞を卒業することになった。そして迷宮でのLvは５になった。
で、強くなったので迷宮探索を進めることになる。次に回収したアイテムは「運命を感じる傘」、相合傘をしていると相手がこちらに恋愛感情を抱くというアイテムで、短期的に劇的な効力はないが使っても壊れたりはしない。無限に使える。
翌日、雨だったので、夏野・秋津と一緒に帰ることになった創平は二人に対して「運命を感じる傘」を使用する。
夏野さんはなんかもう既にして落ちている感じだが、秋津という少女は創平のことを不審がっている。これがただの傘ではないことを見抜いているのである。
さらに、「精液を飲みたくなる飲み薬」なるものを入手し、冬島さんに飲ませる。これも効果は絶大であった。ちなみにLvは本番行為でなくても上がることも分かった。
そして後日、ちょっと困ったことが起こった。また家にやってきた春町先生に、迷宮の存在を知られてしまったのである。といったあたりで、2巻に続く。
セックス＆ダンジョン【1巻】感想
18禁コミックではないので表現としての性描写そのものはソフトではあるのだが、根幹に流れている思想そのものがポルノそのものといった感じの作品である。
時間停止ものAVとか、ああいう感じの。まあ、これはこれで一つの需要に応えたものではあるといえよう。
セックス＆ダンジョン!!
主人公・斎野創平は冒険家の両親をもつ。両親はともに冒険へ出かけて不在のことが多く子供のころから創平はいつもひとりで留守番をしておりいつの日か両親とともに冒険へ行くのが夢だった。そんな折、自宅の地下室に突然巨大迷宮が現れる。だがそこは女の子とエッチしてLv（ラヴ）を上げることでしか強くなれない特殊すぎるダンジョンだった。冒険家に近づくために不在の両親に代わってこのダンジョンの攻略に乗り出す――。話題のセックスファンタジー、第１巻！
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