漫画「Fate/stay night Heaven’s Feel」7巻ネタバレ感想!グロ描写にラブコメまで満足盛りだくさんの注目巻!

Fate/stay night Heaven’s Feel(7巻)

今巻はグロからラブコメまで盛りだくさんである。

漫画「Fate/stay night Heaven’s Feel」7巻あらすじ

前巻はランサー(クーフーリン)とアサシン(7巻でもまだ真名は出ない)が激突し、アサシンが妄想心音(ザバーニーヤ)という宝具(必殺武器みたいなもの)を使ったところで終わった。

7巻冒頭は、この宝具による攻撃が炸裂して、ランサーが心臓潰されて死亡するところからである。

で、アサシンは取り出したランサーの心臓を食べている。別に変な趣味があるわけではなく、ちゃんとした意味のある伏線であるらしい。

Fate/stay night [Heaven's Feel](6)

漫画「Fate/stay night Heaven’s Feel」7巻ネタバレ

かと思ったら次のシーンでは、士郎が衛宮家で女の子たちと食卓を囲んでキャッキャウフフしている。しかも桜が士郎のお弁当を作ったりなんだりでイチャコラぶりに拍車がかかる。なんだこの落差。一緒に学校でお昼食べる流れになったりしているよ。

で学校に行くとまたまた凛と遭遇する。お昼ご飯を兼ねて情報交換をしていたら、死んだはずのキャスターがまだ暴れているらしいということが分かる。由々しき事態であり、由々しき事態なので凛とはとりあえず一時停戦ということに。

ところで凛が出てきたので士郎は桜とのお昼をすっぽかした。それに気付いて、自分のやらかしたことにアチャーとなるのが凛の方である。このルートでは凛は桜にいろいろと気を遣って士郎のことも譲る流れらしい。まあヒロインではないし。

放課後は凛に、商店街の中華料理屋に呼び出される。デートではない。行くと、言峰がいた。そして激辛で有名な麻婆豆腐を食べていた。好きなのだろうか。涼しい顔で、かというとそうでもない。汗をかきながらフーフー言って食べている。やっぱり好きなのだろうか。あまつさえ士郎にも勧め、士郎に断られるとがっかりしたような顔をしている。たいがいこの人も腹黒なんだが、おちゃめなところもあるのである。

で例によって情報交換である。言峰は自分が実はランサーのマスターであったことを打ち明ける。士郎はたいして驚いていない。腹黒神父の腹黒にうすうす感づいていたからだ。ランサーは死んでしまったので言峰は戦線離脱であるが、間桐臓硯に関する情報をくれる。なんでも、実際には桜の祖父なんぞではなく、何百年も生きている怪物みたいなジジイなんだそうである。まあそんな感じの見た目をしているしな。

その直後、脱落したはずのライダーが何故か活動しているらしい様子が少しだけ描かれる。キーパーソンは桜であるらしいが、何がどうなっているのかはよく分からない。

ここから先はイチャコラシーンが続く。まずイリヤである。敵なのだが、ヒロイン光線を振りまきまくっている。次に桜である。やっと本格的にヒロインらしくなってきた感じだ。

そして夜。士郎とセイバーは、凛とアーチャーが間桐臓硯と対峙しているところに出くわす。アーチャーが臓硯を真っ二つにするのだが、どう見ても話の流れ的にも死んでない感じである。

何かまがまがしい雰囲気で、次巻に続く。

漫画「Fate/stay night Heaven’s Feel」7巻の感想

Fate/stay night Heaven’s Feel(7巻)

前にも書いたが筆者はヘブンズフィールルートは未プレイ(というかFATEのゲーム自体やったことはない)であるし、映画も見ていないし、アンリミテッドブレイドワークスのアニメくらいしかFATEのまとまった知識はないのだが、独自の登場人物も集まり、他のシナリオの中心人物たちが姿を消し、だいぶ独自ルートらしい雰囲気になってきた感じだ。

とはいえ、これも前にも書いた通りこのシナリオは非常に先が長い。刊行ペースは順調であるが、結末を迎えるまであと幾星霜であろうか。まあ、気長に追わせてもらうとしよう。


Fate/stay night Heaven's Feel(1)

Fate/stay night [Heaven’s Feel]

原作・著者タスクオーナー / TYPE-MOON
価格638円(税込)

伝説的売り上げを記録したPCゲーム『Fate/stay night』の最後のルート[Heaven’s Feel]がついにコミック化! ゲーム本編でも語られることのなかったエピソードを随所に追加し、まだ見たことのない“Fate”の幕がついに上がる。コミック版の『氷菓』でお馴染みのタスクオーナが描く、半人前の魔術師・衛宮士郎の物語を刮目せよ!!

今すぐ試し読みする