漫画「Fate/stay night Heaven’s Feel」4巻ネタバレ感想!ファンタジーのお約束&日常回がメインの注目巻!

Fate/stay night Heaven’s Feel(4)

表紙を飾ってるのがサーヴァント・ライダー。

Fate/stay night Heaven’s Feel(3)

漫画「Fate/stay night Heaven’s Feel」4巻あらすじ

ライダーは士郎とセイバーに襲いかかってくるが、マスターである慎二が無能である上、もともとそんなに強力なサーヴァントというわけでもないので、ワンパンでセイバーにやられてしまう。そして慎二もろとも聖杯戦争から脱落である。表紙まで飾っているのにひどい扱いであった。

間桐臓硯がどこからともなく出てきて、慎二をひっこめ、自分たち間桐(まとう)家はもともとマキリという魔術師の一族であった、という話をする。

じゃあ桜もマスターなのか、と気がかりになって問う士郎に、臓硯は首を横に振る。結局、戦闘にはならず、セイバーと士郎はライダーに襲われていた一般人らしき女性を言峰の教会に連れて行く(治療のため)になった。

慎二は死んでいないので自宅に戻って荒れていて、桜を殴ったりしている。

翌朝。起きたらセイバーが横にいたので士郎は仰天する。別にただそこにいたくらいでそこまで仰天しなくてもいいんじゃないかと思うのだが、実はこの士郎という少年、もとがエロゲーの主人公なわけであるからして割とムッツリスケベなのである。

セイバーは安全確保のために寝室を同じにしようなどと言い出すのだが、(それでは理性がもたない)などという考えのもと士郎はそれを却下する。

で、士郎はセイバーを置き去りにして学校へ行くことにする。

読んでいるこっちも「学校なんか行ってる場合か!」と思わないでもないが、このへんは現代ファンタジーもののお約束であるから仕方がない。ともかく、学生主人公は非日常に足を踏み入れたあとも呑気に学校へ通わなければならない。お約束である。

しかし「セイバーを霊体化させて連れて行く」とかいう器用な真似はできないので、一人で行くことになる。で凛にキレられる。殺されたいのか、とか言って。

そういう凛も学校には一人で来ているのだが(アーチャーは現在、戦線離脱中)。

漫画「Fate/stay night Heaven’s Feel」4巻ネタバレ

この巻で初めて、キャスターとその陣営が登場する。宗一郎と呼ばれている学校の教師のマスターと、キャスターの二人組である。宗一郎はマスターではあっても魔術師ではなく、なぜこういうことになっているのかは説明すると非常に長いのだが、このHeaven’s Feelルートにおいては重要な役回りは演じないらしいのでスルーするとする。

キャスターは魔術を使えない宗一郎のために非常用の連絡手段を用意しておいたのだが、それを使う間もなく、宗一郎は間桐臓硯の魔術による攻撃によって倒れた。

その後、士郎のところにイリヤが現れる。なぜだか分からないがいきなり「お兄ちゃん」とか言い出して、士郎に懐き始める。

なんだかよく分からない日常パートの途中で4巻は終わりである。

漫画「Fate/stay night Heaven’s Feel」4巻の感想

Fate/stay night Heaven’s Feel(4)

イリヤスフィールはスピンオフで主役を張ってたりもする割と人気のあるキャラクターであるのだが、原作「STAY NIGHT」では彼女の独自ルートというのはない。いちおう、Heaven’s Feelは桜ルートであると同時にイリヤにスポットライトがあたるターンでもあるらしいという話であるが。

それにしても本当に遅々として話は進まないのだが、今巻で一つ分かったのが、どうも桜の様子がおかしい、ということである。家庭の事情にも問題があるらしいし、どうしようかと凛に相談したら桜を衛宮家で暮らさせてはどうかと凛に入れ知恵される展開になる。凛は桜の事情などについて色々と知るところがあるらしい。いや、良くわからないのだけど。

というわけで、次は5巻である。


Fate/stay night Heaven's Feel(1)

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