現在アニメ(※地上波)好評放送中、異種族レビュアーズ4巻の御紹介である。
異種族レビュアーズ【4巻あらすじ】
例によって、各話完結方式でいろんな種族、いろんなサキュバス店(この世界での娼館の通称)の紹介が描かれる。なのでネタバレに進もう。
異種族レビュアーズ【4巻ネタバレ】
獣人
「けもの道」と呼ばれる風俗街にやってきたレビュアー一行。けもの道というのは、簡単に言えば獣人のサキュバス店が軒を連ねている風俗街なのだが、一風変わっているのは「奥に進めば進むほど、ケモノ度合いの高い嬢のいる店になっていく」、という点である。入り口にいるのはほとんど人間と見分けのつかない外見の獣人たち、だがせっかく来たので一行は奥へと進んでいく。冷やかしで最深部まで入ってみたところ、そこは普通の家畜の飼われている畜舎であった。……えぐい。
パペット
パペットというのは、木でできた女の子の人間サイズの人形の種族(じゃなくて、魔法生物みたいなものなのかもしれないが、よくわからない)。今回はサキュバス店ではなく、パペットのモクヨメちゃんに「そういう用途のための加工」をするための映像作品を、オークションで販売するためにみんなで鑑賞するという趣旨。
ドワーフ
ドワーフというのは有名なあのドワーフである。確かトールキンの『指輪物語』における設定ではなかったかと思うが、ドワーフは女性も髭のある種族である。しかも髭の美しさがドワーフの女性の美しさの基準であるらしい。なんていうか……まあヒゲです。
こげつき亭
ここは特定種族のサキュバス店ではない。冒険者の酒場であり、またサキュバス店も兼ねているという店なのだが、難しくて誰もこなせなかったり誰もやりたがらなかったりといった「こげついた」冒険依頼をこなすと、そのリザルトに応じて店の女の子が相手をしてくれる。ちなみにスタンクたちは実は非常にレベルの高い冒険者なので、さくっとAランクの依頼を達成してしまう。
勇者
女勇者である。流石にサキュバス嬢をやっているというわけではなく、いつぞやのゴーレム店でカンチャルが勇者ちゃん人形というのを作ったのがいまだに人気を評しているらしいというおはなし。
ミミック
「大人のおもちゃ」というミミックのサキュバス店に繰り出す一行。何しろミミックなので、店に入っても宝箱とかタンスとか壺とかが置いてあるだけであり(さすがに料金は書いてあるが)、顔も見ることができないまま、宝箱を開けたらいきなり飛び出してきたミミックに飲み込まれてプレイ開始という寸法。クリムヴェールだけは中を見る事が出来るのだが、「中身」のミミック嬢はちゃんと下半身もある人間型らしい。ちなみに、マニアックかつマイナーな店なのでほとんど知られていなかったし閑古鳥が啼いていたのだが、レビューをした結果として、「丸呑みプレイ」というよく分からないマニアックな趣向を持った男性たちに評判になった。
異種族レビュアーズ【4巻の感想】
ちなみにクリムヴェールの輪っかが何故壊れたかという話なのだが、たいした話ではなく、「神様がくしゃみをした衝撃で偶然壊れた」というただそれだけの話だったらしい。クリムヴェール自身は輪っかを治して普通の天使に戻りたがっているのだが、神の力ではないと不可能(かもしれない感じ)で、今のところコンタクトを取れる神様もいないとのこと。
さて、今巻の白眉はパペットのモクヨメちゃんの話である。この作品、流石にプレイ中の様子そのものを描写することはほぼないのだが、モクヨメちゃんの話は性行為そのものを描くわけではないため、割と踏み込んだ描写がある。それがまたエロいのである。
異種族レビュアーズ
足しげくムフフなサービスをしてくれるサキュバス嬢のお店に通う人間の冒険者・スタンクは、ある日種族間の(性的な意味での)感性の違いで悪友のエロエルフ・ゼルと衝突する。決着の方法は、嬢のレビュー!?
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✅ 異種族レビュアーズ【5巻ネタバレ感想】初期キャラも再登場!