読んでて悔しくなってくるくらい面白い。『チェンソーマン』第14巻である。第二部に入ってからは3巻目。
チェンソーマン【14巻】あらすじ
前巻でデンジをデートに誘ったアサ、それなりにおめかしをして出かけていくことになる。行先は水族館である。で、デートをするわけだが……まあ細かいことはあとで説明しよう。そこで、デートの最中に、悪魔に襲撃される。すごく時間がかかるが、苦労してなんとか撃退する。
そのあと、二度目のデートをすることになるのだが。といったようなあたりで、ネタバレに進もう。
チェンソーマン【14巻】ネタバレ
デートするのはいいのだがアサは男性との交際経験がほとんどないらしく、デートが下手というか、態度が子供そのものである。勝手にプランニングを決めてデンジに顰蹙を買ったり、同じ水槽(てこでも動かない)の前にずっとひっついてえんえんつまらない話をデンジに聞かせたりする。そしてとうとう愛想をつかされてしまう。ちなみに、ヨルにまで「おまえはつまらない人間なんじゃないか?」と突っ込まれる始末である。
ところが、そこで急転。突然、見覚えのある女がアサの前に現れ、名乗る。『飢餓の悪魔』。戦争の悪魔の姉である、という。ちなみに、前にも解説したかもしれないが、「黙示録の四騎士」というファンタジー概念があって、支配、戦争、飢餓、疫病の四体なので、支配の悪魔も既に登場しているし、あと未登場の疫病もいて、四姉妹なのではないかと思われる。
で、どうも飢餓の悪魔のさしがねで、水族館が「永遠の悪魔」の亜空間によってとらわれてしまう。永遠の悪魔は第一部にも登場したやつだが、そのときデンジに殺されているので、生まれ変わって地獄から舞い戻ってきたらしい。
だが第一部当時と違って、永遠の悪魔は姿を現さない。喋りもしない。デンジには打つ手がない。そこで困ったことになっているわけだが、アサが一計を案じる。水族館の中にあった現金をかき集め、100万円ほどになったその金で「水族館を買う」「買ったから私のもの」と宣言し、水族館を(戦争の悪魔の能力で)武器に変えてしまい、無理やり脱出したのである。直後に永遠の悪魔が出現し、「100万ぽっちで水族館が買えるか!」と言って怒るのだが(ごもっとも)、ヨルとヒロフミ(彼も水族館にいた)の手で永遠の悪魔は討たれたのであった。
さて、そのあとデンジとアサは二度目のデートの約束をしていた。デンジはそうでもなさそうだが、アサはデンジのことを好きになり始めている。割とチョロいなこの子。で、デンジは「オールナイトで映画を見に行こう」と言う。デンジもたいがいではあるがアサよりは経験値があるので、自分でデートプランを提案してきたのである。だがアサは「金がかかる」と言ってごねる。金がかかるってお前……という感じだが、「ビデオを借りて自宅で見た方がよい」と主張する。そしてデンジの家に押し掛ける。
高校生の恋愛テクニックとして高等すぎない?という気もするのだが、アサは何も考えていないのか、なんなのか……。デンジは、実は困った家族がいるのでいやがるのだが、アサが押し切って本当に自宅で映画を見始める。そしてアサはデンジにキスをした。
直後、支配の悪魔(作中二代目)ナユタが家に帰ってきて、アサを「犬に変えて」しまった。デンジは元に戻せと言うが、ナユタはごねる。デンジは私のものだから、とか言い張っている。なんだよモテてるんじゃん。で、結局「アサの記憶を改変し、デートをすっぽかされたということにして外に放り出すなら」ということでナユタはアサを解放した。
で、デートをすっぽかされたと思い込んでいるアサ、落ち込む。が、落ち込んでる場合ではなく、また悪魔に襲われた。なんだか知らないが、ものすごく強力な悪魔であるらしい。というところで14巻終わり。
チェンソーマン【14巻】感想
面白い。本当に面白い。めちゃくちゃ面白い。面白過ぎて悔しい。
あー、やっぱりチェンソーマンはいいわ。
チェンソーマン
悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!! 悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!
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