漫画「僕が妹を殺すまで」は馬場彩玖(ばばさいく)先生の作品。電子書籍ストア「まんが王国」にて単話版1話〜4話までが先行配信開始されました。
この漫画は主人公である真秀(まほ)が妹である美琴(みこと)を自分の手で殺すまでの物語を描くインセストサスペンス。
主人公である真秀は一緒に居ると相手に不幸が訪れるといった悪い噂が流れる少年。しかし、実情を覗いていくと…そんな噂が立つような出来事を生じさせているのはブラコンである妹、美琴の仕業を強く感じる印象。
ブラコン、シスコン兄妹の壮絶な人間ドラマが繰り広げられていく作品になっています。
漫画「僕が妹を殺すまで」ネタバレ
真秀、美琴は琴を奏でる名家の副家元に生まれた兄妹。真秀は過去に手を怪我してしまい、琴を弾けない身体へ。そんな兄に変わって跡取りと目されるのが妹の美琴。
そんな二人は互いに兄と妹が一番大切な人間だと自覚。
そして美琴には人を魅了する不思議な力がある。彼女が微笑むと人は大らかにあり、彼女が睨むと人は身を竦んでしまう。そして琴の演奏会当日…美琴に微笑まられご機嫌な様子の康弘叔父さんが真秀の元へ。
妹の予想外の行動…!?
演奏会打ち上げの最中、上階で打ち上げに参加せず読書をする真秀。そこへ康弘叔父さんが登場。他愛もない会話から徐々に康弘叔父さんの性癖が輪郭を現していきます。
どうやら康弘叔父さんは真秀に想いがあるようでいきなり真秀を襲おうとしていきます。
タイミングよく登場する美琴。
彼女は康弘叔父さんの気持ちに気づいていたのか…。赤とんぼが飛んでいると窓際に叔父さんを座らせます。次の瞬間…叔父さんを押して2階から転落させる美琴。
助けに行こうとする真秀を制止して事故に見せかけようと提案する美琴。助けに行ったら次は自分が2階から飛び降りると脅しまでかけていきます。
2階から飛び降りようとする美琴を助けて抱きしめ合う二人…。
叔父さんの亡霊と真秀を励ます一人の女性…
その後、警察が来て現場検証。
真実を話そうとすれば脳裏に美琴が過り、叔父さんの死を嘘で塗り固めていく真秀。
罪悪感に駆られる真秀の前には康弘叔父さんの亡霊が出るようになって苦しめられていきます。それでも唯一の家族だと思っている美琴を守る為、美琴に同調していく真秀。
場面は変わって学校の図書室で居眠りをしてしまっている真秀。
そんな真秀を発見して心がときめく新登場キャラの小牧さん。どうやら彼女は真秀に想いを寄せている様子。寝言で「ごめんさない」と大きな声を上げて起きる真秀。
小牧は悪夢にうなされていたような真秀を励ましていくと突然、真秀の目から涙が溢れて泣きじゃくっていきます。小牧さんは真秀に近づき「大丈夫だよ…」の一言。
次話へ続いていきます。
漫画「僕が妹を殺すまで」感想
好き過ぎる兄を手の平の上で転がしているような妹、美琴が怖すぎる漫画。インセストサスペンス漫画とあるが、インセストは近親相姦の意味合いがあるので徐々にこの兄妹はそういった関係になっていくのだろうか…。
時代設定は不明なのだが昭和のような陰影漂う雰囲気が散りばめられており、ページを捲る度に緊張感の漂う作品。
第1話冒頭で真秀が美琴の首を締めるシーンの描写がなされているのだが、そこに至るまでの過程に一体何がこの兄妹にあったのか…。温厚で妹思いな兄が首を締めるほどの出来事が…!?
怖いけど二人の間で何が起こったのか知りたくなってしまう期待の漫画が登場しました。この作品は電子書籍ストア「まんが王国」にて先行配信中。期間限定で第1話が無料読みできるので気になった人は是非、チェックしてみてください☆彡
僕が妹を殺すまで
美しく、見る者を惑わせる少女・美琴。両親を亡くした真秀にとっては、妹の美琴だけが「家族」だった。しかし、ある夜、真秀の目の前で美琴が人を殺めて… 暴走するイノセンスな愛、戦慄のインセストサスペンス。
この漫画は電子書籍ストア「まんが王国」にて先行配信、試し読み可能となっています!
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