よしだもろへ先生が描く漫画「あさこ」第5話。
今回であさこへの嫌がらせをしていた犯人が明かされていきます。そして事件は一件落着へ。同時にアサコが見せる意味深な心情。
また34歳になり、地元に帰省してきた将司の前に現れるアサコ風の雰囲気を醸し出す謎の女性。
懐かしさに惹かれると同時にヒロインであるアサコにグッと引き寄せられる漫画。第5話の内容をご紹介していきます！
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あさこ【5話ネタバレ】
夜、アサコの植えた朝顔の様子を見に行くと将司に凶器を突きつける怪しげな男が登場。彼もまた将司と同じくアサコを探していた。
男はバッグからロープを取り出して将司を拘束しようとしていく。
『やめときな…それ以上はブタ箱行きだよ』
インスタントカメラ片手に現れたのがアサコ。どうやら悪質な嫌がらせの数々を行う犯人の目星がついていたアサコ。『やっぱりあんたの仕業だったんだ…』と愚痴をもらしていく。
そして男は将司を人質にしてアサコと会話していく。
将司には意味がわからない大人の会話である。ただ、将司がわかった事…。
『おじさん、もしかしてあさねえのことが好きなの？』
この瞬間、将司は意識を失ってしまう。目が覚めた時は病院のベッドの上であった。
民宿に戻ってくる初恋の美女お姉さん！
目を覚ますと姉であるサヤカが心配して寄り添ってくれていた。将司を人質に取った男は警察に捕まっていた。そして医者が将司の両親に連絡。
迎えに来たと同時にアサコも民宿へ戻ってくる事へ。
両親より先にアサコに飛びついていく将司。そして脅してきた犯人について愚痴る将司。
『あのおじさんひどいよ、あんなことキライな人にすることだよ…僕ならぜったいにそんなことしない！』
『大人なのにね…あたしよりずっと年上なのにね…大人ってなんだろね…あたしも分かんないや』
その後、民宿に戻ると将司はそのまま布団へ。
両親はアサコに疑ってしまった事を謝罪。子供が聞いてもつまらない会話をしている3人を見て切なさを感じていく将司。
翌日になるとすぐに噂は広がっていた。
噂のアサコの事ではなく、将司を人質に取った男の事であった。
あさこと雰囲気の似た女性と故郷で出会う！？
朝のラジオ体操も終わって帰ると朝顔に水やりをしていたアサコ。そのまま約束通り、将司と一緒に遊びに出掛けていく。
朝から夕方まで遊ぶ2人。
大人の色気を醸し出すアサコにドキドキとする小学5年生の将司。
ふわふわと掴めない雲のような女性・アサコに対して加速的に魅了されていく将司。そんな彼の気持ちを察しているのか…アサコは帰り際に意味深な言葉を自身に呟いていく。
『…もうやめなきゃ…こんな純粋な子供を騙して…あたし…』
場面は現在へ。
東京から実家に帰省してきた将司。姉の娘に居眠りしていた所を叩き起こされていく。将司は現在34歳。独身。結婚について姉・サヤカからグチグチと言われていく。
父親も帰ってきて、変わった町並みを歩いて見てこいと言われた将司。
景色を見つつ高台で一服。
するとタバコをふかすアサコ似の女性と遭遇する。『将司…くん？』同時に将司は過去、好きだったアサコに対してひどく失望して落胆した記憶が蘇っていく。
あさこ【5話の感想】
大人になった将司の前に現れたアサコ風の美女は一体誰なのか…答えは第6話で判明していきます。同時に回想からわかった将司のアサコに対する失望や落胆。
将司が履歴書を破り捨てる描写が描かれていきます。
物語のメイン舞台は将司が11歳。現在の将司は34歳。23年の月日が経過。忘れかけていた記憶を辿りつつ、アサコとの淡い記憶を回顧していく漫画。
大人の女性であるアサコが非常に魅力的なキャラ。そしてノスタルジックな世界観がどこか懐かしさを与えてくれる作品に仕上がっています。興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡
あさこ
『いなり、こんこん、恋いろは』よしだもろへ最新作！！ 1996年、夏、海沿いの田舎で暮らす11才の少年・青島将司。そんな彼の前に素性不明、謎の美女・あさこが現れる。彼女に翻弄されていく中で、将司の心はざわめきだっていきーー!? 謎の美女×11歳少年、ノスタルジック年の差恋物語。
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