このマンガがすごい!2017のオトコ編3位にノミネートされたファイアパンチの最新刊兼最終巻が配信開始。まさかの8巻で結末を迎える形となり、寂しさと同時に何となく救われたアグニさんにホッと胸をなでおろす結末で少し安心しました。
とは言っても第8巻も超展開の連続。
本当に予想外…斜め上から物語が形成されていき、読者を色々な意味で驚かしてくれる漫画になっています。
目次
漫画「ファイパンチ」8巻のネタバレ
暴徒と化すアグニさん…
再び消えない炎を纏い、ファイアパンチになったアグニさん。連れ去られたユダを取り返す為、サン率いるアグニ教の集落まで向かっていく。
途中にアグニの進行を止めようと祝福者や人間がアグニを止めようとするが、自我を失ったようなアグニは誰だろうが構わず、燃やして突き進んでいく。
サンの元へ連れて来られたユダは集落の人間の前で燃やされそうになるが、そこへアグニが登場。
10年ぶり以上になるのかな。遂にサンとアグニが対面を果たす。
ただ、アグニだけどアグニの顔じゃないアグニを見てサンが一言「誰だ てめぇ…」 覚醒したアグニは顔が鬼のような形相になっている。
サンvsアグニの超異能力バトルが開始…
顔が違うからアグニ様ではないと頑なに言い続けるサン。遂にアグニに攻撃を開始する。バトルと言うより一方的にサンがアグニを蹂躙していくだけだが(笑)
電気の祝福者であったサンは電気を使いこなしおり、アグニを自分に近づけさせない。
鉄パイプをアグニの脳天に突き刺すと、ようやくアグニが正気を取り戻す。しかし、まともに戻ったアグニだったがサンは演技ではないかと疑い、トドメの一発。電気の力によってアグニが纏っていた炎はかき消され黒焦げ人間へ。
しかし、右の拳にかすかに残っていた消えない炎。
これをサンに当てて、全身、炎まみれとなって死んでいくサン。アグニは再び炎を纏って復活していた。
で、ここからかなりの超展開を見せていきます(笑)
ファイアパンチの予想だにできない結末
ここからは説明のできない超展開。
復活したアグニに抱きつくユダ。同時に顔面が破裂して中から炎を纏わないアグニが生まれてくる。そしてユダは世界を暖めるため、木になり、80年が経過。アグニはアグニ教をまとめるためにサンとして生きていた。
ユダは木になりながらも意識があり、数千、数万年が経過。宇宙の暗闇の中、ただ、ただエネルギーの中心となり生きている。
そこへアグニさんが登場。
もう時間が経過し過ぎていて二人共、過去の自分を忘れている。
自己紹介を終えた二人は宇宙空間の中、泣き笑い…抱きつき作品は幕を閉じていきます。
漫画「ファイパンチ」8巻の感想
もう、この漫画わからん(笑)
斜め上過ぎる。壮大過ぎる。読者によってこの漫画の評価はだいぶ変わってくると思います。最初は祝福といった異能力によって妹を殺されたアグニが復讐の為に立ち上がる物語だったけど、徐々にテーマが変わっていき、最終的には世界が滅亡して宇宙空間を彷徨うまでに。
確かに「このマンガすごい!」と勧めることはできる。
ただ、何がどう凄いのか説明に困る部分もありますが…(笑)
最終的に帰るところに帰るといった感じでアグニが愛すべき容姿をしたユダの元に来て、ようやく誰の邪魔も入らない空間で二人は繋がる。最後は幸せそうなアグニさんで結末を迎えるので個人的には感無量です☆彡
神格化までされる1人の壮絶な男の人生を描いた作品。読み手によっては宗教的、文学的な作品と捉える方もいます。
そういった難しい事を抜きにしても「なんか凄い!(小並感)」と思える作品がファイアパンチです。興味が出た方は是非、1巻から読んで下さい。1巻から読まないと内容が飛び過ぎていて、物語の流れが追えません(笑)
※各電子書籍ストアにて試し読み可能。電子書籍ストア内にて「ファイアパンチ」で検索すると素早く絞り込みできます。
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