漫画「私の恋で死んでくれ」は原作:としき先生、作画:山川まち先生のタッグで描かれるミステリーラブロマンス!
ヒロインである少女・愛利はヴァンパイアであった。生き長らえる為には人の精気を吸い上げるしかない。そんな彼女がひょんな事で出会った高校教師に恋をしていく物語。
恋をする事で相手を殺してしまう可能性のある愛利。彼女の儚い恋を成就していくのか…ヴェンパイア娘の丁寧な心理描写も描かれつつ、愛と運命が織りなすラブストーリーが展開されていきます!
目次
私の恋で死んでくれ【ネタバレ】
1話ネタバレ
バイバイ、1日だけの恋人…
愛利はラブホテルから男を一人置いて立ち去っていく。外に出ると一人の男が仁王立ちしていた。この男が藤原である。関わらないようにスッと横を通り過ぎようとする藤原が声をかけてくる。
『お前今、ここから出てきたか?』
最初は相手が警察だと思った愛利。彼氏とホテルに入っていただけと嘘をついていく。すると藤原が愛利の頭にチョップ。
『おまえウチの生徒だろ!』
藤原は高校教師だったのだ。
対応が面倒だと感じた愛利。「こいつもヤッちゃうか…」と先生を誘惑していく。しかし、藤原に通じず。名前を名乗れと言われた愛利は咄嗟に「かたぎりゆみ」と咄嗟に偽名を使っていく。
その後、愛利を車で自宅まで送っていく藤原。愛利は藤原を見送った後、再び街中へ。ネカフェに入って一夜を過ごしていく。
翌日、藤原は「かたぎりゆみ」の担任である佐々木先生に昨日の出来事を伝えていく。しかし、佐々木先生…かたぎりゆみが遊び歩いてるなんてありえない…と語る。かたぎりゆみは引きこもり生徒だったのだ。
ニュースでは昨日、藤原が仁王立ちしている周辺のホテルで男性の死体が発見された報道がなされていく。
場面転換。
ホテルにて男の生気を吸い尽くす愛利の姿。彼女は生きる為に男をホテルに連れ込んでいた。彼女の正体は「ヴァンパイア」だったのだ。
2話ネタバレ
愛利の自分がヴァンパイアだと認知した当時の話が描かれていく。
弟・ゆうきを抱っこしていたら死んでしまった。そしてヴァンパイアである事を母親から聞かされていくのだ。当然だが母親もヴァンパイアである。10歳になるとヴァンパイアの少女は愛する人から精気を奪うようになると教えられていく。
親しい人と接してもいても精気を吸い取ったり、流れてくる事も判明。
今までの人生を思い返して、自分の周りでは人の死が多かった事を思い出していく愛利。そして彼女は家を出ていく。精気をもらう為の獲物はその都度、見繕って生き長らえていた愛利。
公園で呆けていると藤原が訪れる。
ファレミスへ移動。藤原はある事を口に出していく。
『俺とお前が会った場所、あの日、あのホテルで人が死んだらしいんだ』
3話ネタバレ
藤原は別に愛利を怪しんでいる訳ではなく、ただ彼女の心配をしているだけだった。そして愛利のついた嘘を信じている藤原。引きこもりをやめて遊んでいる理由を尋ねていく。
そして藤原は愛利に対して学校に来ないかと誘っていく。
同時にやたらと距離が近い藤原に困惑を示していく。彼の熱に押されて学校へ行く事を承諾。その後、愛利は片桐家に足を運んでいく。
愛利は片桐ゆみと実際に知り合いだったのだ。彼女の制服を購入したのが愛利であった。高校がどんな所なのか尋ねていく愛利。
つまらないところだと称して嫌な思い出が蘇っていく片桐。学校に行こうなんて気を持たないように忠告していく片桐。しかし、翌日、愛利は校門へと足を運んでいく。
4話ネタバレ
校門で藤原と遭遇。
取り敢えず、資料室にて時間を潰す事にする愛利。ここで愛利が藤原が片桐ゆみの担任ではなかった事を知る。しかし、愛利の中で藤原の授業を受けてみたい…そんな気持ちが芽生えていく。
途中、トイレに立つ愛利。廊下で佐々木先生と遭遇。
続いて藤原と佐々木先生が対面。藤原は片桐が来ている事を伝えていく。そこへトイレから戻ってきた愛利も合流。愛利の事を片桐と呼ぶ藤原先生に違和感を持つ佐々木先生。
『藤原先生…その子、片桐さんじゃありません』
5話ネタバレ
藤原、佐々木に正体を問い詰められていく愛利。
愛利を追い詰めていく佐々木先生だったが藤原が擁護。ひとまず愛利を自宅に送りつつ、母親と話をさせて欲しいと語る藤原。
藤原の授業が終わるまで待っていた愛利。
いざ、自宅へ向かおうと愛利を持ち上げていく藤原。すると彼が倒れてしまう。自分が藤原の精気を吸ってしまっている事に気づく愛利。
『それってあたし…こいつのコト…』
6話ネタバレ
自分が藤原に好意を持っている事を認識していく愛利。同じヴァンパイアの母親に気持ちがバレたら何を言われるわからない愛利は藤原と母親の対面はどうしても避けたかった。
とにかく家に来てほしくなく、あの手この手で遠ざけようとしていく愛利であったが…。
駅で偶然にも愛利の母親と遭遇してしまう。
7話ネタバレ
『初めまして美咲学園の教師で藤原といいます』
愛理の母親である愛捨(あいしゃ)に挨拶をする藤原。愛理が入学した高校ではない教師だった事に違和感を覚える。そして愛利の表情を見た母親。藤原と話しを聞く事を承諾。
話しを聞く中で藤原にボディタッチをしていく愛捨。夜の仕事をしているからと名刺を渡していく。そして藤原との距離を近付けていく愛捨。
『やめて!』
母親に対して反抗心を見せていく愛利。
母に藤原が気に入ったのかと尋ねる愛利。娘の反応が見たかったらからかっただけである事を伝えていく。そして愛利が藤原に好意を抱く事を察知した愛捨。
『おいしいわよ、本気で好きになった人の精気は…』
8話ネタバレ
翌日、愛利の家に迎えに来る藤原。
一緒に愛利の通う中学校へ向かっていく。ちなみにだが愛利は中学生だったのだ。
愛利を学校に送って眺めていると中学校の校長先生らしき人物から話しかけられる藤原。愛利を連れてきた事は感謝するが女子生徒と仲良くし過ぎるのはやめたほうがよろしいとお叱りを受けていく。
『彼女にも迷惑のかかることなんです』
意味深な言葉を発していく校長先生。
9話ネタバレ
母親である愛捨から忠告を受けていく愛利。
『精気を吸う時は相手が死ぬまでよ、中途半端は自らの命を落とすことになる』
愛捨が過去に体験した辛い出来事が思い返されていく。
同時に母に対して、どうして自分を産んだのか尋ねていく愛利。家族を作ってみたかったと語る愛捨。そして愛捨の夫であった正広の最後を思い出していく。また本心を隠した上で愛利に夫を愛していたと語る愛捨。
そんな話しを聞きつつ、尋ねる愛利。
『あたしが子供を産んでもいいわけ…?』
意味のわからない事を言いつつ、愛利の人生だから好きに生きるといいわ…そうアドバイスをしていく母親。愛利の脳裏では藤原の顔が思い浮かんでいく。
10話ネタバレ
藤原は高校に片桐が登校している事に気づく。
話しを聞くと佐々木先生に根負けしたと…。藤原も愛利が中学校に行くようになった事を片桐に伝えていく。
『ちょっと意外あの子は私より根が深いと思ってた』
片桐は愛利が何か隠していそうだと語っていく。
場面は変わって愛利。
彼女は中学校でぼっちになっていた。同時にお腹も減ってきた愛利。
『人が食事をして生きていくようにあたしも食べなきゃ死んでしまう』
夜の街に繰り出していく愛利。
一方、ホテルで死体を前にする徳、神崎の刑事二人。
『くさくねえか神埼…なんかあるぜ、こりゃ…』
刑事の勘が働いたのか…徳がニヤリと笑顔を見せていく。
11話ネタバレ
刑事である徳の方が最近の心臓発作で突然死する出来事に事件性がある見ていく。
まだ何も掴めていない状況だが徳は事件を調べる決意を固めていく。
一方、学校に通う事に抵抗がなくなっていた片桐。苛めを受ける事もなくなって佐々木先生に心の中で感謝していく。なんとか勉強に追いつく為、参考書を買いに出かける片桐。
愛利が男と歩いている場面を目撃。
『せっかく、わたしたちのこと心配してくれる人ができたんだからね…バカ女』
12話ネタバレ
藤原と佐々木が飲み会。
お酒も入っていい感じになっていく二人。
一方、愛利も見繕った男とホテルに向かう途中であった。そんな時だ。前方に佐々木の肩に手を寄せている藤原を目撃してしまう。
ショックを受けた愛利。
ホテルにいく予定だった男を置き去りにして帰っていってしまう。
『なんであたしばかり、乱されなきゃいけないんだよ!藤原のアホ!』
13話ネタバレ
学校で片桐と藤原が対面。
片桐は素朴な疑問を藤原にぶつけていく。このご時世に熱血教師はダサくないかと伝えていく片桐。そんな話もありつつ、話題は愛利の事へ。
藤原は愛利の事を片隅で気にしていた。
しかし、彼女の教師ではないこと。必要以上に関わると周囲の誤解を招きかねないと思っていた。
一方、愛利。
藤原の事が気になって元気が出ないでいた。
場面転換で警察。
徳の相棒である神崎が調査して突き当たった人物を徳に伝えていく。
『この女が死者数人の知人です』
それは愛利の母親、愛捨であった。目をつけていく徳。
私の恋で死んでくれ【感想】
儚い恋が紡がれる一方、精気を吸って人を殺めてしまう愛利達。事件が公となって警察が捜査に動くことへ。死が付きまとうヴァンパイアの恋は成就していくのか…。
絵も綺麗だし、今後の展開も期待できるミステリーラブロマンス漫画。ヒロインである愛利が可愛い!
表紙カバーの少女にグッと来たら是非、チェックして欲しい作品です☆彡
私の恋で死んでくれ
「私は別にお金のためにホテルに行くんじゃない」――。生徒の非行防止で夜の繁華街を見回っていた熱血高校教師・藤原(ふじわら)は、ラブホテルから出てきた少女・愛利(あいり)に声をかける。しかし彼女の訪れたホテルでは不審死が続発していて…。愛と運命が織りなすミステリー・ラブ・ロマンス!
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