ウマ娘シンデレラグレイ【6巻ネタバレ】外国ウマ娘も登場して白熱するジャパンカップ編!

ウマ娘シンデレラグレイ(6)

シンデレラグレイ』6巻である。表紙を飾っているのはオベイユアマスターという、今巻で中心的な役回りを演じるキャラクター。

ウマ娘シンデレラグレイ【6巻】あらすじ

ウマ娘シンデレラグレイ(6)

一冊通じてほぼ全編これジャパンカップ編である。

国際レースである都合上、今までに出てきていない外国産馬の参加が多いので、その紹介がページ半分くらい続いて、残りはレース描写。だいぶ終わりの方まで描かれるが、ゴールまでは進まない。それは次巻に持ち越しとなる。

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ウマ娘シンデレラグレイ【6巻】ネタバレ

ウマ娘シンデレラグレイ(6)

国際レースといってももちろん日本代表もいるので、日本のウマ娘も参加する。オグリキャップは再戦の約束を果たすため、その相手であるタマモクロスは事実上の日本最強として。あとゴールドシチーというウマ娘も出てる。そんなに注目されてないし出番も少ないけど。

開始前にいちばん注目されているのは、トニビアンカというイタリアのウマ娘。欧州王者と言われていて、事実上この時代の世界最強と言うべき存在であるらしい。ここまでの戦績は26戦15勝、うちGIの勝利が6勝という、そうそうたる実績の持ち主だ。しかしそれより、ものすごい縦ロールの髪がインパクト絶大である。ちなみに、毎朝早起きして、自分でアイロンで巻いてるらしいよ。

次に英国代表として参加するのが、ムーンライトルナシー。23戦10勝。GI2勝。前年のジャパンカップにも参加している(5着)。差しから追い込みの脚質、つまり後半に上がってくるタイプである。

そしてニュージーランド代表がエラズリープライド。37戦18勝(GI勝利数は不明)。脚質はオールラウンダーで、どっからでも仕掛けられるが末脚にも自信があるタイプ。

アメリカ代表はふたり出てくる。ひとりはミシェルマイベイビー。32戦9勝、G1は1勝。身体がめちゃめちゃでかくて、ブルドーザーのような突進力を持つ。

で、もうひとりのアメリカ代表が、オベイユアマスター。詳しい情報がほとんど出てこないが、過去の実績はほとんどない。ジャパンカップは海外からの参加は比較的簡単らしいのだが、それにしてもなんでこんなウマ娘が国際大会に出てくるのか、という感じのキャラクター。

あまり注目されないと言ったが、ゴールドシチー、オグリキャップと一緒に練習で走るシーンがある。「併せ」と呼ばれるトレーニングである。ただ、史実ではゴールドシチーは引退が近いので、このレース後はもうあまり出てこないのではないかという気はする。

で、そんなに引っ張ることもなくレースは始まる。オグリキャップは慣れない長距離のレースに挑むため、あえて先行の作戦を取る。しかし、ミシェルマイベイビーにラフなポジション争いを挑まれ、ずるずると後退してしまう。

で、タマモクロスとトニビアンカの一着争いになるかと思われた流れなのだが、突然、オベイユアマスターが後ろから上がってくる。トニビアンカが言うには、「世界トップクラスの実力があるのに、今まで隠していたらしい」とのことである。

で、今度はタマモクロスとオベイユアマスターの一騎打ち、かと思われたところでオベイユアマスターが「勝負を避ける」。距離を取ったのである。タマモクロスの勝負強さを嫌ったらしい。それでもタマモクロスは奮起するのだが、勝負の行方は、というところでオグリキャップが末脚を発揮して一気に後ろから上がってきた。次巻に続く。

ウマ娘シンデレラグレイ【6巻】感想

ウマ娘シンデレラグレイ(6)

ウマ娘というゲームは登場するほとんどのウマ娘の名前が「実在の競走馬から取られている」というのが売りの一つなのだが、さすがに今巻登場する外国のウマ娘とかは架空の名前になっているらしい。

オベイユアマスターは直訳すると「主人に従え」という意味だが、実際にこのレースに出走した、元になっている競走馬の名前は「ペイザバトラー」である。ちなみに直訳すると「執事に給料を払え」(どうでもいいが、変な名前だなぁ)。

まあ、このレースももちろん最終的に誰が勝つかは分かっているのだが、それは野暮だろうから書かずにおく。次巻をお楽しみに。


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原作・著者久住太陽 / 杉浦理史 / 伊藤隼之介(原作:Cygames)
価格679円(税込)

寂れたカサマツの地に現れた、ひとりの灰被りの少女。後に“怪物”と呼ばれるその少女は、どこを目指して疾るのか――。地方から中央の伝説へ。青春“駆ける”シンデレラストーリー、遂に出走!!

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