ウマ娘シンデレラグレイ【7巻ネタバレ】泥臭く足掻く主人公…史実通りの結果へ!?

ウマ娘シンデレラグレイ(7巻)

シンデレラグレイ7巻。ほぼ冒頭でジャパンカップが終わり、次のレースとなる有馬記念までのつなぎのストーリーの巻となる。

ウマ娘シンデレラグレイ【7巻】あらすじ

ウマ娘シンデレラグレイ(7巻)

引っ張るほどの何もないので結果を書くが、ジャパンカップを制したのはオベイユアマスター。二着にタマモクロス。一馬身とちょっとの差で、三着にオグリキャップが入った。

それを見ていた(テレビで見ていた)ひとりのウマ娘が、「あと少しだったな」と言う。誰かが「ええ、一馬身と四分の一」と受けるのだが、「そうじゃない」とそのウマ娘は言った。

あと一方、距離ではなく届かなかった何かがある、ということらしい。

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ウマ娘シンデレラグレイ【7巻】ネタバレ

ウマ娘シンデレラグレイ(7巻)

レース後、オグリキャップは呆けている。タマモクロスにまたしても負けたことで、心の中で何かいろいろあるらしい。「次も勝てないような気がする」とか弱気なことを言い出す始末である。

ちなみに「あと少しだったな」のキャラクターは、ディクタストライカ。確か(うろ覚えだけど)ゲームにも登場している、実在の日本馬をベースにしたウマ娘のはず。

さて、負けたからといって別に引退とかではないので、次のレースの話が出る。次は有馬記念である。有馬記念というのは、ジャパンカップとはまた別の意味で特別なレースだ。その年の日本の競走馬たちの総決算、みたいなもので、人気や実績がないとそもそも出場すらできない。

この年の注目ウマ娘は、タマモクロス、オグリキャップ、ディクタストライカ、それからスーパークリーク。このあたりとなる。

で、それを聞かされたときにオグリキャップは「勝てない」みたいなことを言うのだが、「もうちょっとで掴めそうな何かがあるんだけどまだそれを掴めない、それを掴まない限り多分自分は勝てない」という話である。

で、ここで六平トレーナーから解説が入る。それは多分「領域(ゾーン)」のことだろう、と。五巻でタマモクロスがそれに覚醒したときにちょっと説明があったわけだが、それに覚醒するとなんかパワーアップするみたいなアレである。

が、別に具体的に何をどうするとそれをできるようになる、ということが方法論として確立されているわけではない。要するによく分からないし、本人次第だということだ。

さて、そのあと日をまたいで中山のレース場に行き、故郷のウマ娘たちと一緒にトレーニングをすることになる。故郷から来たトレーナーの人もいる。一緒に走るシーンそのものはあんまり描かれていないのだが、どうもそこで何か、オグリキャップとしては何かきっかけを掴むようなことがあったらしい。

しかし、その後大きなニュースが入る。タマモクロスが、次の有馬記念を最後に引退する(厳密に言えば世界観的にちょっと違うが、事実上はそういうことである)、ということを宣言したのである。

オグリキャップは悩む。まだ一回も勝てていないのである。タマモクロスとはこれから長くライバル関係が続くと思っていたのにそうはならないらしい、ということは衝撃であった。

勝ちたいなら次で勝ってみせろ、みたいなことを言われるわけだが、まあ、要するに次がタマモクロスに勝つための最後のチャンスだということになったわけである。

そんなこんなで、有馬記念出走直前、レース場のシーンで次巻に続くとなる。

ウマ娘シンデレラグレイ【7巻】感想

ウマ娘シンデレラグレイ(7巻)

前にも書いたがこの漫画ほぼ全部史実通りなので、オグリキャップが負けたレースは全部負けるのである。

主人公でもなんでも。今巻の展開は爽快さとかそういうものとは無縁であるが、しかし泥臭くあがくのもまたスポーツ漫画の美しさというものではあろう。というわけで、また次の巻で。


ウマ娘 シンデレラグレイ

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原作・著者久住太陽 / 杉浦理史 / 伊藤隼之介(原作:Cygames)
価格679円(税込)

寂れたカサマツの地に現れた、ひとりの灰被りの少女。後に“怪物”と呼ばれるその少女は、どこを目指して疾るのか――。地方から中央の伝説へ。青春“駆ける”シンデレラストーリー、遂に出走!!

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