東京卍リベンジャーズ【16巻ネタバレ】タケミチに訪れる転機…最後の抗争の幕が開けていく!?

東京卍リベンジャーズ(16)

漫画「東京卍リベンジャーズ」第16巻をご紹介。電子単行本の16巻には第135話~第143話までが収録。

今回の見所はイザナの背景が明かされていく。そこには衝撃の事実が隠されていた。

さらに東卍から天竺へ裏切る人物も登場。
天竺は欲しがる人材を手に入れる為…タケミチが拉致拘束されてしまう事態へ。

各々の思惑や陰謀が交錯する中…切り開く道を見据えたタケミチ。過去を変えて未来を理想に近づけるのか!?

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東京卍リベンジャーズ(1巻)

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東京卍リベンジャーズ(15)

東京卍リベンジャーズ【16巻】ネタバレ

東京卍リベンジャーズ(16)

135話ネタバレ

2006年の過去に戻ってきたタケミチ。まずは確認した事があった。過去のナオトを探して握手。しかし、タケミチが未来へ戻れる事はなかった。

ナオトとの現代での思い出が蘇って泣いてしまうタケミチ。公園で一人落胆する。そして手前に人影を見たタケミチ。相手がナオトだと思って自分がタイムリープして過去と未来を行き来している事を喋ってしまう。

『また失敗して…また失敗して…もういいや…オレ…もう死のうかな』

人影はタケミチの後ろに座る。そして愛の告白。タケミチをヒナとナオトを勘違いして未来の事を話してしまっていた。全てを飲み込むヒナ。一つだけ未来を聞かせて欲しいと頼む。

『未来のタケミチ君はもうヒナにプロポーズしましたか?』

まだだが…行く行くは結婚したい事を伝えるタケミチ。プロポーズだと捉えるヒナ。彼女にとって最高に幸せな言葉であった。

『じゃあ…ヒナ…死んでもいいよ…』

一旦は諦めかけたタケミチ。しかし、ヒナの言葉を聞いて再びやる気が漲っていく。

136話ネタバレ

タケミチが未来から来た事は聞かなかった事にすると伝えて自宅に帰っていくタケミチ。

頭を整理して過去でやるべき事をピックアップ。今回のターゲットは黒川イザナと稀咲の二人。この二人を徹底的に追い詰める事。

手始めにマイキーとイザナの関係性に探りを入れていく事にするタケミチ。マイキーの自宅に足を運ぶ。そしてイザナについて探りを入れていく。

この時はイザナについて何も知らないマイキー。

『真一郎君と繋がってたのかもしれないな…』

ドラケンも一緒に話を聞いてブラックドラゴン繋がりでイザナと真一郎に着眼点を置く。

またマイキーは9代目ブラックドラゴンとモメる前に真一郎へ話を通していたことを打ち明ける。

『オマエの為に残したチームだから』

真一郎はブラックドラゴンをマイキーに継いで欲しくて残していた。それを腐らせたのがイザナだと繋がっていく。そんな時…エマが部屋に入ってくる。

『ウチのお兄ちゃん…』

黒川イザナの名前を聞いて反応するエマ。イザナは自分の兄だと説明。

137話ネタバレ

エマには生き別れた兄がいた。それがイザナだったのだ。実は以前にエマはマイキーにも話していた。異母兄弟がいるんだと。衝撃の事実が明かされていく。

さらに深堀りしようとイザナについて知っている事を教えて欲しいとエマに懇願するタケミチ。唯一知っていることは…。

『真兄(真一郎のこと)と仲良かったみたいだよ』

エマはお菓子の缶を持ってくる。そこには手紙の束。イザナから真一郎に送った大量の手紙であった。全てに目を通すが目ぼしい情報は見当たらず。

ただ真一郎がどこかでイザナの情報を知って自ら会いに行っていた事だけは判明。マイキーは何やら引っかかりがあったのか風に当たると言って部屋を出て行く。

タケミチ達は手紙を読み進める。
そこでドラケンが不穏なイザナの言葉を見つける。

『最近ずっと頭が痛い…苦しい…きっとアイツのせいだ…万次郎の話はもうしないで』

真一郎愛に溢れていたイザナがブラックドラゴンはマイキーの為のチームだと知った時…イザナはマイキーへの激しい嫉妬が生まれたと推測するタケミチ達。

さらにドラケンは9代目ブラックドラゴン総長であった斑目のセリフにも引っ掛かっていた言葉があったと継ぎ足していく。

次第に紐解かれていくイザナの思惑。

『真一郎君のいない…今…天竺を創って自ら乗り込んできたんだ…』

イザナが東卍を狙う目的が明確になっていく。

138話ネタバレ

判明した内容を千冬に教えていくタケミチ。さらに今後は一人で動くと告げるタケミチ。現代でナオトが死んで未来に戻る事が出来ない状況を伝える。

『この腐った兄弟喧嘩はオレが終わらす』

タケミチは過去でイザナと稀咲を刺し違えて殺す事を決意していた。

『壱番隊はどうする?』

タケミチは個人の戦いだから巻き込めないと。千冬はそれなら自分で説明しろと告げていく。彼は一人でタケミチを戦わせる気はなかった。さらにイザナとマイキーの喧嘩は東卍の源流部分であると。個人の戦いではないと主張。

隠れてタケミチの話を聞いていた溝中の地元仲間達。

『一人でやるなんて水臭ぇ事言ってんじゃねぞ!』

壱番隊はタケミチと共に戦う事を表明していく。そんな時、タケミチを外から呼ぶ声。東卍の特攻服を来ていたが見覚えのない人間であった。

下りていくと車の中から伍番隊隊長である武藤泰宏こと通称ムーチョが現れる。

『ヤベェぞ…タケミっち…東卍の中でこの人だけ特別枠なんだ』

139話ネタバレ

伍番隊がタケミチ達を取り囲む。ムーチョはタケミチを何発も殴打。

『東卍で内輪揉めはご法度だろ!』

問答無用でタケミチを殴り続けるムーチョであった。ボソッと呟く。

『イザナの野郎…余計な仕事を増やしやがって…』

ムーチョは側近である三途(さんず)に指示をしてタケミチを車の中に乗せていく。意識が目覚めると廃屋。さらに隣にはココと乾も拘束されていた。

ムーチョの裏事情について解説していく二人。

『コイツは元々黒川イザナ達の仲間…少年院で出会った6人…極悪の世代だ』

イザナと繋がりのあったムーチョ。タケミチの中で目の前の男が一体何者なのか…思惑が何なのか考えていく。

140話ネタバレ

ムーチョの真意を尋ねていくタケミチ。
すると彼は伍番隊の在り方について語る。伍番隊は東卍の中で特別枠。唯一、内輪揉めを許されている特務隊だと明かす。

その為、東卍の裏切り者が出れば伍番隊が率先して罰することになっていた。

『って事は…もしかしてオレって何か疑われてる?』

ムーチョは疑わしきは罰するを信念に何も確証はなかったがタケミチも拉致して何か情報を得ようとしていた。

『イザナだろ…天竺の黒川イザナとオレが昔繋がっていたからだ』

乾が切り出していく。
彼はイザナが総長であった8代目ブラックドラゴンにも属していた。そしてイザナから9代目を支えるように指示を受けていた。

『イザナの側近だったオレが壱番隊にいる…壱番隊は東卍の裏切り者…天竺のスパイ』

そして首謀者は乾を引き入れたタケミチであると。そんな背景から今回はムーチョが動いていると推理する乾。一方、タケミチは乾に嵌められたのではないかと考える。

『花垣は裏切り者じゃねぇ』

ココが切り出す。
乾も伝える。自分は東卍を裏切るような真似はしていないと。

状況が上手く理解できないタケミチ。

『テメぇらさっきから何勘違いしてんだ』

今回の件は特務ではないと告げるムーチョ。イザナとの思い出を語る。そして自分が東卍ではなく天竺側だと。ムーチョは天竺の創設メンバーの一人であった。

『イザナが一線に戻ってきた今…オマエらはオレの敵だ…ここで死ね』

141話ネタバレ

イザナの目的がマイキーだけであると伝えるタケミチ。それを否定するムーチョ。他にも目的があると。その鍵が今回拉致した3人にあると仄めかしていく。

10代目ブラックドラゴンについて語りだすムーチョ。乾はブラックドラゴン再建の為に大寿を利用。大寿は見返りにココのブラックドラゴン加入を求めていた。

何故、ココがそんなに買われているのか説明するムーチョ。

『九井は金をつくる天才だからだ…』

その力をイザナも欲しがっていると明かす。未来を思い出してどの東卍にもココがいた事に気づく。未来の東卍の金を握っていたのはココである事に確信を持っていく。

そしてココは乾の言葉でしか動かない。さらに乾はタケミチの下にいる。
ムーチョの狙いはタケミチ、乾を殺してココを天竺にスカウトする事であった。

『さぁどうする九井…ここでこいつら二人と死ぬか…天竺に一緒に来るか二つに一つだ』

さらに流暢に語っていくムーチョ。
イザナの真の狙いを教えていく。イザナはココ、稀咲、マイキーを駆使して最強の犯罪組織を作ろとうしていると。特に「S62世代」は18歳。暴走族のようなガキの真似事はできないと。

ココが自分の意志で天竺に来るならタケミチと乾を逃してやると持ちかけていくムーチョ。

未来を変える一つの条件を見つけたタケミチ。立ち上がってムーチョの前に立ちはだかっていく。

『九井一を天竺に絶対渡しちゃいけねぇ』

ココを守る事が勝機に繋がると確信を得たタケミチ。

142話ネタバレ

タケミチが勝てる要素は万に一つもないと告げるムーチョ。

『勝てる勝てねぇじゃねぇんだよ』

彼の言葉に真一郎の言葉が重なる乾。拘束された状態でムーチョに突進していくタケミチであった。

場面転換。
タケミチと乾はゴミ捨て場に放られていた。

タケミチと乾でムーチョに挑んだがあえなく敗退。二人を守る為にココは天竺入りを自ら志願していた。

タケミチの中で乾とココに抱いていた誤解が解けていく。そして二人はオレの仲間だから必ずココを連れて戻すと約束するタケミチ。

そんな彼を乾はココとのアジトへ招待。

『オレはある目的の為にブラックドラゴンを再興したいと思ってる…』

そしてココは乾の為にずっとついてきてくれていた。乾にとってココは特別な存在。

『オレはオマエに命を預ける…ブラックドラゴンを背負ってくれ…』

彼に11代目ブラックドラゴンになって欲しいと土下座して頼み込む乾であった。同時に自分とココを救って欲しいと涙で訴えていく。

143話ネタバレ

乾とココのアジトは元々、真一郎がバイク屋を営んでいた場所であった。真一郎に憧れを抱いていた乾。

『真一郎君の創った初代ブラックドラゴンを再興させたい』

それが乾の夢であった。
そして乾は自分がブラックドラゴンに入った8代目の時期を語る。

『最悪だったよ』

8代目のチームは初代の志など皆無。ただの極悪チームだったと。年少から出てくるとブラックドラゴンは潰されており…再興の為に柴大寿を頼ったと明かしていく。

タケミチも自分には救いたい人がいると明かしていく。

そして乾の気持ちを汲み取ったタケミチ。11代目ブラックドラゴン総長になる事を決意。そして乾に覚悟を表明する。

『オレはココ君を連れ戻し…稀咲とイザナをぶっ飛ばして天竺を潰す…ついて来れますか?』

もう一度…タケミチへ命を預ける覚悟を示す乾であった。ここで第16巻は終了。

東京卍リベンジャーズ【16巻】感想

東京卍リベンジャーズ(16)

今回も色々な新事実が明かされていく。
マイキーとイザナは異母兄弟。ムーチョは天竺創設メンバーで東卍を裏切る。そして未来の東卍の財力はココあってのものであったと。

そしてタケミチが別チームであるが総長の座につく新展開も描かれていく。

まだまだ未来を変えられている状況ではないが切り開く道は明確に見えてきたタケミチ。ここから彼の躍進が始まっていく。

そして17巻からは遂に天竺との全面対決が加速。しかし、イザナと稀咲の陰謀が東卍…そしてマイキーに襲いかかっていきますよ!タケミチにとって最後の抗争。目が離せません!


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東京卍リベンジャーズ【17巻ネタバレ】マイキーが闇堕ちする本当の理由が遂に明かされていく!?

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