約束のネバーランド 第6話 ネタバレ
孤児院(ハウス)には新しい妹と監視の目となる新しい世話係クローネが増えた。恐らくイザベラの配下となるクローネが増えたことでエマ達の脱獄はより難易度を増してしまった。
その後、エマ、ノーマン、レイはひと目のつかない場所で集まり相談をする。
ノーマン「まずいな…鬼の配下がもう1人…しかもまた嫌な場所に住みつきやがった」
エマ「2階…並ぶ子供部屋の中央…」
ノーマン「食料庫のスペース確保…予備リネンの点検…」
ノーマン「僕らは敵を迎え入れる準備をみすみすさせられていたってことだ」
ノーマン「考えればわかったのに…」
ノーマンのわざわざイザベラがヒントを与えていたことに屈辱を感じている。そして自分の考えが甘かったことを悔いる。
ノーマン「あの…ママを…」
ノーマン「あのママを超えなければ脱獄はないんだ」
しかし、冷静な分析のできるレイは逆にイザベラの考えを出し抜き利用してやろうとエマ、ノーマンに伝える。またクローネといった外部の大人が増えたことで自分たちにとっては情報源が増えたとプラス思考で考えた。
ハウスの子供たちは開放されたエマ達と久しぶりに遊べると思っていたが3人はすぐにどこかひと目のつかない場所に消えてしまう。エマ達と遊べなくて悲しむ子供。また3人の行動に何かを思う子供もいた。
相変わらずエマ、ノーマン、レイの3人はひと目のつかない場所で脱獄、鬼に対して考察、相談をし合う。
ノーマンはイザベラ、クローネの生い立ちが鍵を握っているのでは…?と推測をする。レイは新しい妹が入ってきたこともプラスと捉える。もしかしたら発信機の痕跡が赤ちゃんになら残っている可能性があると推測。
レイは冷静な分析で3つの糸口をまとめる。
レイ「大人が外を知る鍵ってこと」
レイ「キャロルが発信機の糸口ってこと」
レイ「なんかやっぱママのやり口が変ってこと」
特に3つ目のイザベラのやり口。既に秘密を知って脱獄の計画を立てている人間に目星がついているなら泳がせていないで即時出荷すれば良いものをしない。これは理由、もしくは何かの狙いがあるとレイ、ノーマンは推測をする。
エマ「一体どんな…?」
ノーマン「それはわからない…」
ノーマン「でもだから、俺達にはママの策が今ひとつ読めない」
レイ「敵の出方がわからねぇ以上、事は一刻を争う、わかるな?エマ」
エマ「うん!」
レイはエマにキャロルに発信機の痕跡がないか調べさせることを任せた。
場面はイザベラ、クローネが二人きりになった部屋。
クローネ「やっとこちら側に戻って来られた、機会をいただき感謝します」
イザベラ「私は補佐役を一名要請しただけ、特にあなたを呼んだわけではないわ」
クローネ「先輩のお噂はかねがね」
クローネ「最年少で飼育監(ママ)に抜擢、上物以上の育成数は全棟歴代トップとか」
クローネ「尊敬する先輩の下で働けて光栄の至りです」
イザベラ「社交辞令は結構よ、無駄なお喋りは止めて、仕事の話しをしましょう」
イザベラ「私の可愛い子供達の資料よ、今ここで憶えなさい」
イザベラ「毎朝テストで満点をとるよりは簡単でしょう?」
やはり彼女たちも孤児院出身者なのか…謎の深まる会話。
クローネは自分がハウスにきて何の仕事をするか、まだ聞かされていない。そして呼ばれた理由もわかっていないようだ。そして唐突にイザベラはクローネに子供の誰かに秘密を知られたことを打ち明ける。
それを聞いたクローネは焦った表情で即時出荷を促そうとするがイザベラは自分で処理するとクローネに伝える。そのためにクローネを呼んだ。そしてクローネにはただ「見張り」をしてくれていれば良いと伝える。あくまで自分の言った指示通りに動くだけでいいと…
イザベラ「いいわね?シスター・クローネ」
クローネ「イエス、マム、イザベラ」