藤緒あい先生が描く『先生、あたし誰にも言いません』最新刊となる第2巻の配信がスタート。教師と女子生徒の禁断の恋。そして父親からの性的虐待をテーマに描かれる作品。
1巻では教師である清野正広、通称キヨが物語のヒロインである寄原に誘われて身体の関係へ。秘密を暴露されない代わりに交際関係に発展した2人。そして明かされる寄原の秘密が描かれて1巻は幕引き。
2巻では寄原の性的虐待にまだ大きく首を突っ込みませんがキヨがこの問題を捉える形に。同時にキヨへ好意を抱いていた生徒・理央が爆弾を投下していく展開となっていきますよ☆彡
キヨは寄原に巣食う闇を払拭できるのか…そして教師生命を脅かす生徒からの密告にどう対応するのか…今後の見所を膨らます流れになってきました!
目次
漫画「先生、あたし誰にも言いません」2巻ネタバレ
第2巻は5話〜8話までが収録。
好意を抱く生徒の気持ちが変化へ…!?
理央の価値観、恋愛観がモノローグで語られていきながら帰宅する為、電車へ。そんな帰り道の社内…偶然にもキヨと同じ車両に乗り合わせていた理央。
キヨに好意を抱いている理央は車両内で密接に身体を寄せて自身をアピール。そんな生徒の誘惑に聖職者として対応していくキヨ。
そして翌日、昼食中に寄原に接触をする理央。絡んでいると突然、寄原が嘔吐をして理央が保健室へ連れて行く事へ。授業をサボれて嬉しみを感じる理央に対して体調が安定した寄原は教室へ戻る事へ。
理央は保健室で居眠り。
すると寄原を心配したキヨが保健室へ登場。うつ伏せで寝ている理央を寄原と勘違い。背中をさすって欲しいと求める理央に勘違いしているキヨは制服の中に手を入れて背中をさすっていきます。
同時に寄原、大丈夫かと心配するキヨ。
この言葉を聞いた瞬間…一気に気持ちが冷めていく理央。他生徒に簡単に手を出さないはずのキヨが何故、寄原にだけ触れてくるのか…。疑問と共にキヨに対して気持ち悪さが先行していくようになる理央。
生徒の微かなSOS発信…
キヨと寄原の関係に不信感を抱いた理央。
下校時に寄原に接触。雨が振っていたので傘を持っていない寄原に優しさを見せて相合い傘で帰宅していく2人。恋バナをペラペラと一人で喋る理央。そんな中、キヨと寄原の特別な関係を知っていると明かす理央。
2人はファミレスへ移動して理央が突っ込んだ質問をしていく事へ。
自分の恋愛観をこれでもかと披露していく理央。そして寄原に対してキヨの愛情は本物かどうか確かめろと提案。関係をバラすとキヨに伝えて『バラしてもいい』なら愛は本物。拒絶したら偽物であると寄原に語っていきます。
そんな理央の提案に超冷めた態度で対応する寄原。
彼女にとっては愛が本物か偽物かはどちらでも良かったのです。冷めた寄原の言葉にテンションの下がった理央。寄原を残してファミレスから去っていく事へ。
その後、寄原はキヨの自宅へ。
テレビをつけていると父親が娘に性的虐待をしていたニュースが流れていきます。一緒に観ていたキヨに対してわずかながらのSOS発信とも取れる言葉を投げかける寄原。
『あたしがそうだって言ったら先生はどうしますか?』
一瞬だけ真顔で見つめ合う2人。そして『冗談でしょ?』とまったく寄原の言葉を真に受け止めないキヨ。その言葉を聞いた寄原は自宅へ帰る事へ。帰路に着く中、涙を流しながら歩く寄原。
自分の薄っぺらさに嫌気がさす教師…
寄原のただならぬ雰囲気に勘ぐるキヨ。そして翌日。生徒の野田から寄原が元気がなく不安定であり、心配だと言った相談を受ける事へ。
同時に理央と母親が教室へ現れて三者面談へ。
若い教師といった事で理央の母親から不安視される言葉を聞かされるキヨ。
一方、寄原は体調不良で階段ホールで倒れていた。そんな様子の寄原を見つけた野田。教頭先生と一緒に寄原を自宅へ送迎する事へ。野田は寄原を心配しており、悩みがあるなら打ち明けて欲しい…そして友達になろう的な言葉を寄原に伝えていきます。
三者面談も終わり、友人達が集う飲み会へ参加するキヨ。
友人に過去の苦い思い出をほじくられて怒りを露わに…。自身のクソみたいなプライドに嫌気が差している中、寄原から連絡。先生の事は好きじゃないし、利用していただけ。身体の関係を持った事は誰にも言わないから、いつも通りの先生に戻って下さいと告げられる形へ。
様々な憶測が頭を駆け回る中、より自分の薄っぺらさを痛感して項垂れるキヨ。
爆弾投下で波乱の展開!?
翌日、動きを見せるキヨ。
教頭先生を呼び出して寄原が父親から性的虐待を受けている可能性がある事を伝えていきます。確証もない話なので、どのようにそう感じたのか会話内容や状況を説明しろと教頭に突っ込まれるキヨ。
口が裂けても交際していたなんて言えないキヨ。曖昧になる説明に怒りを露わにする教頭。取り敢えずキヨと教頭は寄原から話を聞くことで合意。
一方、別の場所で教頭先生と接触を図る理央。
彼女もまた寄原の事で相談したい事があると教頭へ伝える事へ。寄原が可哀想だから助けてあげたいと…。
『清野先生にいやらしい事をされています』
保健室で自分の事を寄原と間違えた罰なのか…。理央が今後のキヨの教師生命を脅かすような爆弾を教頭先生に投下して2巻は幕引きとなります。
漫画「先生、あたし誰にも言いません」2巻の感想
この漫画は巻の終盤に衝撃をぶっ込んでくるのが本当に上手(笑)
1巻のラストも衝撃だったけど、2巻のラストもこれまた衝撃へ。どうなる清野先生…といった感じ。
どこか頼りないキヨ…
寄原の問題…そして自身にこれから降りかかるであろう問題をどう対処していくのか今後、見所ですね。
そして、この漫画のタイトル…。先生との関係なのか…それとも性的虐待を受けている事に対して「誰にも言うつもりはないよ」といった事を暗示しているのか…。中々に奥深い作品。
人間関係や生徒の問題に対してどう直面していくのか…キヨの真価が問われていくような印象。続きが楽しみです。興味が出た人は是非、チェックしてみて下さい☆彡
先生、あたし誰にも言いません
“特別いいこと”が一つもない人生を送ってきた女子高教師・清野正広。彼の平穏な日常は、ある女生徒のせいで大きく変わりはじめる…。教師と生徒。この恋は純愛か、犯罪か。大人と子供の恋愛の境界線を描く、禁断のラブストーリー。
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