朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート【ネタバレ】旦那が妻に憑依してマタニティライフ開始!

朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート

車谷晴子先生が描く漫画「朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート」第1巻では第1話~8話までが収録。

妻である華から離婚を告げられ、突き飛ばされ、意識が戻ると華自身になっていた主人公の優一。さらに時間は華が妊娠した初期に戻っており、優一は華として妊婦生活を経験する事へ。

男目線でわかる新感覚のマタニティライフ。

女性や妊婦さんからすると「わかりみ」の深い漫画。男性から見ると妊婦の過酷さを見せつけられて理解できる漫画。

本当にこれは世の男性全員が読むべき漫画だ!

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朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート

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朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート【ネタバレ】

朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート

1話ネタバレ

主人公である三浦優一(みうらゆういち)とその妻である華の間に子供が産まれる。

『優くん私と離婚して…もう離婚届け書いたから…優くんと一緒に子育てとか絶対無理』

華に近づき、突き飛ばされると体勢を崩して頭を強く打つ優一。意識を取り戻すと彼は妻である華の体に意識が入り込んでいた。さらに日付を見る約7ヶ月程度も過去に戻っていた。

そして華の体のまま生活がスタートしていく。まさかの自分自身と向き合う形になる優一。華の体は妊娠初期。

初めてのつわりを体験していく。それに対する自分の反応を見て心のモヤと苛立ちが勝っていく。

つわりで体調が悪くて寝たきりの華に対して夕食を作らそうとしていく優一。さらに翌日はレストランを予約していた。妻の体調よりもレストランのキャンセル料の方が大事な優一。

目の前にいる男が自分ながら嫌気が指していく。レストランでつわりが出て吐いてしまう華。

『妊娠はビョーキじゃないんだから体調管理は自己責任だぞ!』

自分自身に殺意が芽生えていく華の中の優一であった。そして華に対して馬鹿にしていた自分を悔い改めていく。

2話ネタバレ

自分はずっと気の利く男だと思っていた優一。しかし、実際はデリカシーのかけらもない最低男だと気付かされていく。

そして仕事から帰宅してきた自分の顔を見て苛つく。華も本当はこんな気持ちだったのかと思うとゾッとしていく。この日は体の調子も良かったので仕事を開始していく華。ちなみに彼女は漫画家のアシスタントである。

しかし、体の心配をして休んだ方が良いと伝える優一。やっぱり自分優しい!そう感じたのも束の間。

ベッドで優一が切り出していく。

『生活費は今まで通りきっちり折半だぞ』

華の中の優一。自分自身のクソな発言に衝撃が走っていく。

正常な人間と妊娠中の人間は決して平等ではないと訴える。しかし、屁理屈だと返されて生活費折半の約束はまったく覆らない。

妊娠9周目の華の中の優一。
あまりの自分自身のクソぶりに股間を切り落とす妄想をしてしまう(笑)さぁ出産まで残り31週。

3話ネタバレ

妊娠10週目。
妊婦の大変さを身をもって痛感する事になる優一。この日、体調が悪いといって夕食は作れないと伝えていく。

食事を自分で用意してきた優一。

餃子にビールである。つわり中の妊婦ににんにく臭などは堪える。そんなのお構いなしで幸せそうに食事する優一であった。一応、伝えていく華の中の優一。

『飲むなとは言わないけど回数は減らしてほしい』

意図を理解して納得する優一。しかし、返事のノリは非常に軽い(笑)

翌日。
遅めに帰宅してきた優一。彼からはタバコ臭、ニンニク臭、ビール臭が漂っていた。家で飲めないから外で飲んできたと語る優一。

この日は調子の良かったの華の体調。しかし、彼から漂う異臭によってつわりが再発してしまう。

色々と勘違いが酷い自分自身に嫌気が指していく華の中の優一。

『まじ俺って自分の方が捨てられるとか全然考えてなかったんだなぁ…おめでたすぎね?』

心でそう思う華の中の優一であった。

4話ネタバレ

妊婦健診の当日。
華は一人で病院へ。産婦人科に到着すると旦那と一緒に来ている夫婦が多いことに気付く。

自身を振り返ってもっと一緒に華と健診に行けばよかったと感じる華の中の優一。

そして内診で呼ばれる。
そこには見たこともない椅子が鎮座されていた。さらに下着を脱いだ状態で座って待っていてと伝えられる。衝撃の走る優一であった。

初めて味わう妊婦健診。
健診の内容に拷問かと感じる優一であった。しかし、終わった後、元気に育っているエコー写真を見ると嬉しみがこみ上げていく。

『エコー写真てさ、なんかよくわかんねぇよなぁ…これ必要?みたいな~』

自分自身の無神経さと馬鹿さ加減に怒りが沸騰していく。

5話ネタバレ

肉じゃがを作る華の中の優一。
リアルの自分の評価は肉じゃがに60点の点数をつけていく。華側になって初めて気付く。自身の無神経さ。

久しぶりに自分の母親に会いたくなってきた優一。

華の状態で自分の母親に連絡して自宅に来訪してもらう。華の状態だと母親は義母にあたるといったややこしい状況。

訪れた母親は開口一番。

『離婚を考えてるのね…ぜったいそうでしょ…ああああ、離婚なのね…』

母親は優一の欠点を並べ立てていく。甘やかしてしまって大きい赤ちゃんを世に送り出してしまったと語る母親。バカ息子だと思われていた事にショックを受ける優一。

自分の母親は華の味方であった事に感謝を感じていく優一。その夜、母が得意の肉じゃがを夕食用に作っておいてくれた。それを出すと自分自身は母親の大好きな得意料理に80点を出してく。

『80点かな…俺の母さんのにはまだまだだけど☆』

自分自身の舌も大馬鹿であった事にショックを受ける華の中の優一であった。

6話ネタバレ

つわりが酷すぎて情緒不安定になっていく。とにかく脳裏には早くつわりから解放されたくて辛い、むかつく、くそ、キツイ…こんな考えばかりが過ぎっていく。

『子供なんか産みたくね-』

無意識につい口が滑ってします華の中の優一。言った後に気付く。とんでもない発言をしていると。それでもやっぱりつわりが酷くて体調が悪すぎるので自分のことしか考えられなくなっていく。

夜、帰宅してきた自分に昼間思った事を伝えていく。もし無神経な発言が飛んできたら…

『俺は俺の前からいなくなってやる』

そんな覚悟を持っていた優一。正直に伝える。つわりがキツくて子供を産みたくないと思ってしまったと…。

『最低とか思わねーけど…』

自分自身は華は否定しなかった。ネットで調べて、そういった母親は沢山いる事を華に伝えていく。自分自身を見直していく。

『じゃあさ、そんなことより俺の話を聞いてくれよー』

華の中の優一にとっては重大な悩み。それを「そんなこと」で片付けて自分の話題を話ていく優一。やっぱり自分はクソだと思う華の中の優一であった。

7話ネタバレ

まったく家事をしようとしない自分自身に呆れる。とりあえず食器を片付けるように伝える。ただ流し台に置くだけで洗おうともしない優一。さらにその行為だけで感謝して欲しいと真顔で答えていく。

改めて自分のダメっぷりを痛感。
そんな中、華の妹・海が訪ねてくる。華とは正反対で見た目は派手な女性。彼女はマタニティ雑誌を読みながら辛辣な言葉を放っていく。

妊娠中の食事の片付けに対して自分の分だけでなく妻の分もする事。そんな事が雑誌に書かれていた。

『は?当然じゃね?なんでわざわざ書かなきゃわかんねーんだよ、赤ちゃんかよ』

次々と飛び出していくダメ夫への悪態。

華の中の優一は海の彼氏であるたっくんはその辺どうなのか訪ねていく。同棲している海宅では全て分担形式で家事が回っていた。たっくんは偉いねと伝える優一。

『えらいとか女子力じゃないよおねーちゃん…たっくん大人だから出来て当然』

心の中で妹とたっくんをどこか馬鹿にしていた優一。惨敗していた事が判明して心の中で謝罪していく。

8話ネタバレ

爽やかに目覚める事が出来た華の中の優一。遂につわりが終わった事を感じていく。

ようやく普通の日常生活に戻れたと感じる。すると猛烈な食欲に襲われていく華の体。大量のスイーツ。そして焼き肉を頬張っていく。飯が美味いことに幸せを感じていく。

お腹の中にいる子供も順調。

『妊娠てつわりが終われば楽勝じゃね?』

妊娠を制したとまで感じていく優一であった。しかし、これが浅はかな考えであった事がモノローグで語られていく。

自分が如何に華に対して、妊娠に対して無神経であったか思い返していく。華になって初めて気付いた妊婦の苦労。心の中で華に謝罪していく優一であった。

そして出産まで残り25週。ここで第1巻は終了。

朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート【感想】

朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート

無神経男が妻に憑依して初めて知る妊婦の大変さを描く漫画である。コミカルであるが、その内情や心情は非常にリアル。世の男性に是非、読んでほしい漫画の一つである。

どうしても男性は女性ではないので妊娠の壮絶さはわからない。しかし、この漫画はその難しい側面を上手に男性目線で伝えてくれる漫画である。あと妊娠している女性を理解するといった意味でも素晴らしい漫画だと思う。

ちなみに紙版は税込で1,110円(税込)。電子版は税込で660円になっている。440円も価格差があるので読むなら圧倒的に電子版をお勧めする!


朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート

朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート

原作・著者車谷晴子
価格660円(税込)

「あなたと子育てなんて絶対ムリ」と、突然嫁に離婚を突きつけられた俺、三浦優一。次に目覚めると、なんと妊娠中の嫁の中身が俺に!? 『妊娠は病気じゃない』『俺の飯は?』『母性足りないんじゃない?』次々と突きつけられる「俺」からの言葉に、いかに自分が無神経だったかを思い知る俺…。果たして俺は、こんな「俺」と出産までたどり着けるのか? “旦那に読ませたい!”“男性にも読んで欲しい!””わかりみが深すぎる!”などなど圧倒的共感の嵐!! 夫婦のあり方を考える、新感覚マタニティ・ライフ!

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