Renta!発のオリジナルコミック「聖女なのに国を追い出されたので、崩壊寸前の隣国へ来ました」見所や感想、ざっくりとした内容をお届け!
この作品は電子書籍ストア「Renta!」オリジナルのファンタジーコミック。
記録的な大ヒットを飛ばし、販売数100万冊を超えた大人気縦読み漫画となります。内容としてはタイトルの通り、国を追放され、隣国で新たな人生を始める聖女の物語が描かれていきます!
のほほ~んとしたファンタジースローライフ的な要素の中に恋愛要素やヒューマンドラマチックな部分も散りばめられた温かく優しい気持ちになれる作品!
聖女系ファンタジー作品かつ縦読みなので好き嫌いも分かれる可能性はありますが、スッキリ爽快な場面もあったりして読み進めるほどに味が出てくるスルメ漫画といった印象を受けました!
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目次
聖女なのに国を追い出されたので、崩壊寸前の隣国へ来ました【登場人物】
- リーシャ(聖女)
- ダルエスト(バーズーデン国王)
- アエル(第二王妃候補)
- ラオウハルト(メートポリス国王)
- メイピス(メートポリス城のメイド)
- ローエル(書庫の管理人)
聖女なのに国を追い出されたので、崩壊寸前の隣国へ来ました【あらすじ】
聖女リーシャは、婚約者のバーズーデン国王ダルエストに、新しい婚約者ができたからという理由で突然国から追放されてしまう。そんなリーシャを助けたのは、隣国メートポリスの国王ラオウハルトだった。リーシャは助けてくれたお礼にと、聖女の力で荒れていたメートポリスを復興していく。次第にラオウハルトは、国のため尽力する健気なリーシャに惹かれていくのであった…。一方で、聖女の力を失ったバーズーデン国は、日に日に様子がおかしくなり――!?
聖女なのに国を追い出されたので、崩壊寸前の隣国へ来ました【ネタバレ】
1話ネタバレ
バーズーデン王国の国王・ダルエストに呼び出される聖女・リーシャ。ダルエストは開口一番にリーシャへ国から出ていくように命じる。その訳はリーシャがダルエストとの婚約を破棄したからであった。
ダルエストはリーシャへ隣国・メートポリス行きを命令。
婚約破棄と追放を受けるリーシャ。本来ならショッキングな出来事だと思うが…リーシャの心は平然に満ちていた。むしろ好都合だと思っている(笑)
ダルエストの命を聞き入れて隣国へ向かう準備へ取り掛かるリーシャ。ちなみに何故か、リーシャはバーズーデン王国ではかなりの嫌われ者。そして出国と同時にリーシャは解放していた聖なる力を解除する事にする。
その後、隣国・メートポリスへ到着。
バーズーデンと違って活気のない街であった。街の入り口で無理やり降ろされてしまったリーシャ。そんな彼女の前に見惚れてしまうほどのイケメン・ラオウハルトが現れる。
彼はこれからリーシャがお世話になるメートポリスの国王であった。ラオウハルトへバーズーデンを追放され、向こうでは聖女として国を護る地位であった事を伝えるリーシャ。それを聞いて驚愕するラオウハルト。
2話ネタバレ
リーシャの噂は隣国にも届いていた。そもそもバーズーデンは聖女の力によって整備されていた裏事情が明かされる。ダルエストが何故、リーシャを追放したのか理解に苦しむラオウハルト。
彼女はこれからメートポリスでお世話になる事を伝えると大歓迎するラオウハルト。ダルエストとはまったく対応が違い、優しいラオウハルトにときめきを見せるリーシャ。
しかし、メートポリスの現実を知り得たリーシャ。
早速、国に貢献すべく聖者の力をメートポリス全域へ注ぐ事へ。力を一気に解放した事で目眩になって倒れるリーシャ。そんな彼女を介抱するラオウハルト。
リーシャが目覚めると身体には治療が施されており、ベッドの横にあった椅子には看病してくれたであろうラオウハルトがうたた寝をしていた。
3話ネタバレ
自分の為にずっと横で見守ってくれていたであろうラオウハルトにさらに心がときめくリーシャ。ラオウハルトの温かさに触れるリーシャだったが…懸念材料があった。
それは聖女の力を利用しても数日、数週間は目に見えた変化が起こる事は難しい。そのせいで自分が本当に聖女なのか疑われてしまわないか心配になるリーシャ。
しかし、リーシャの聖なる力は直ぐに王国に変化をもたらしていた。それは湧き水が湧き出た事である。リーシャにとって嬉しい誤算だったが…活気のない国に一筋の希望が見えていく。
その後、リーシャの歓迎会が行われ、国民達に紹介されるリーシャ。歓迎パーティーでは湧き水の美味しさに舌鼓を打つ中…最後に山の一部が枯れるような不穏な描写が描かれていく。リーシャの力はどこかを犠牲にして成り立っているのか!?
4話ネタバレ
バーズーデン王国とは違って穏やかな朝を迎えられる事に幸せを感じるリーシャ。メイドであるメイピスの案内で朝食はラオウハルトと共に。そこで再びメートポリスの悲惨な現状を知る事になる。
聖女の力の効果が出るには時間がかかる事を説明。その上でピンポイントで環境を向上させる事も出来ると伝えるリーシャ。自ら農園や畑を案内して欲しいと伝える。
リーシャが力を酷使する事が心配だったラオウハルト。それでも彼女の意志を尊重して農園へ案内する。死んだ畑を見たリーシャは自分の持てる力の全てを利用して環境を良くする決意を固めていく。
5話ネタバレ
死んだ農園に聖女の力を注ぎ込むリーシャ。環境が良くなるまで10日前後だと思っていたが…翌日には農園で作物が取れるまでに環境が急成長をしていた。
これにはリーシャ自身も驚く。
さらに自分の力がパワーアップしている実感を得たリーシャ。この日もまた聖女の力を利用して王国の為に貢献しようとする。
そんな彼女に対してラオウハルトがプロポーズとも取れる言葉を彼女へ伝える。心臓バックバク状態のリーシャ。この状態で上手に力が使えるか不安だったので一呼吸置いて、気持ちを落ち着かせ、力を解放しようと考える。
同時に自分がラオウハルトに寄せる感情に答えが出せなかったリーシャ。恋を知らないリーシャにとって心のときめきが一体何なのか…この時はまだ知る由もなかった。
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6話ネタバレ
聖女の力を大量に使っても疲労が少ないリーシャ。この要因は心のときめきにあるのではないかと疑う。
力を持て余すリーシャはラオウハルトへ次の加護を与える場所を案内してもらおうとするが…ラオウハルトは決してリーシャに無理をさせなかった。
時間も空いたので王宮の書庫を利用させてもらうリーシャ。そこでは書庫の管理人であるローエルと対面。ローエルに対して不思議な感覚を感じる。この時は特に気にせず書庫の本を読み漁るリーシャ。
本でバーズーデン国の成り立ちを知る中、ローエルが話しかけてきて談笑。その中でローエルが210歳である事を知る。見た目は子供である(笑)リーシャはローエルが不老不死の魔法を使える人物だと思っていたが…。
若さの秘訣に対する裏事情を明かすローエル。
ローエルは不老と引き換えにある力を強制的に永久放出させられる呪いをかけられていた。そしてローエルに対して引っ掛かっていた気持ちの答えが伝えられる。実はローエルもまた聖女の端くれの一人であった。
聖女なのに国を追い出されたので、崩壊寸前の隣国へ来ました【感想】
まだ途中半ばまでしか読んでいませんが、個人的には読み進めるほど、味が出てくる作品と言う印象です。
縦読みなので1話毎は単調に見えがちですが…恋愛要素であったり、少しサスペンスチックなネタも放り込まれて緩急が出てくると、どんどん面白さがわかってくる作品。
聖女であるリーシャとラオウハルトは結ばれるのか…。最初にリーシャが居たバーズーデンは加護を受けなくなるとどのように陥没していくのか…聖なる力の偉大さも去ることながら複雑に絡み合っていく人間模様も面白いです!
ストーリーや絵柄など好みが分かれる部分もあるのでサンプルや無料分を読んで自分に合った漫画なのか是非、判断してみて下さいね♪
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