漫画「生贄投票」7巻ネタバレ!新たな生贄投票の犯人が判明…そして完全完結へ!

生贄投票(7)

原案:葛西竜哉先生、作画:江戸川エドガワ先生のタッグで描かれる漫画「生贄投票」待望の7巻が配信スタート。そして第7巻で完結となっていきます。5巻から始まったヒロイン、美奈都の教師編も遂に終止符!

7巻ではネオ生贄投票を運営していた犯人が判明。そして教師を断罪する生贄投票を始めた動機も明かされていきます。

教員と生徒達のすれ違う思惑の間で揺れる美奈都。そして突如、巻き起こる生徒達の独立宣言。教員vs生徒達。ネオ生贄投票の本当の目的…。怒涛の展開が巻き起こる内容となっています!

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生贄投票(1)

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生贄投票(6)

漫画「生贄投票」7巻ネタバレ

開始される2回目の生贄投票…

教師編となり2回目の生贄投票が開始。2回目は生徒が先生に投票する「先生人気投票」最下位になった者は社会的死を意味する写真や動画が拡散される仕様。

ここでちょっとした問題が…。
生贄投票を開始する時刻になってもネオ生贄アプリが起動せず…。しかし、教員達の安心も束の間、遅れて生贄アプリが起動。予定通りに先生人気投票がスタートしていきます。

社会的死を晒されたくない一部の先生たちは錯乱するも投票は終了。結果発表へ。

最下位はどこか影のあった神庭先生に決定。しかし、神庭先生は最下位になり社会的死を意味する写真や動画が拡散される事にまったく動じる姿勢を見せませんでした。

神庭先生の態度にうろたえる姿を見せるネオ生贄くん。同時に突如、アプリが切断。社会的死は拡散される事なく終了。そして美奈都のスマホだけにメッセージが配信されます。内容はネオ生贄くんを制止したといったモノ。

止めてくれたのは過去(生徒編)の生贄投票の犯人であった毛利だと直感で感じる美奈都。

ネオ生贄投票が生まれた理由が判明!

犯人探しをしていたクラスのはみだし者である飯島と金山。二人に伊賀と中山が合流。そして生贄投票が生まれた理由を知っている伊賀がネオ生贄投票が生まれるキッカケとなった事件を語っていきます。

これは現2C生徒達が1年生だった時の出来事。

美術部先生と恋仲になった蒼井ふみこ…といった生徒がいました。彼女と教員の関係は学校の裏サイトでホテル街へ消えていく動画が投稿。

この動画によって匿名掲示板で誹謗中傷を受ける事になる蒼井ふみこ。

この問題を認知していた学校側は問題を公にせず、生徒と教師の恋愛関係をもみ消し。そして蒼井を退学処分にする出来事が起きていました。これによって蒼井は精神的ダメージを食らい、自殺未遂へ。

当時の第一発見者はクラスメイトの富。担任を受け持っていたのは神庭先生。

事実を知った飯島は友人である富と接触。生贄投票を運営している是非を問いますが富は沈黙。去り際に革命を起こすとだけ伝えて飯島を後にします。

生徒達による革命がスタート!

翌日、私立夢ノ台高校は2C生徒主導による独立宣言が行われて生徒達が乗っ取る形へ。

体育館では現在の教員達に不満を持つ生徒が集まり、教師の追放を問う多数決が実施。結果は多くの生徒が賛同。賛成多数によって生徒間で職員の追放は可決されていきます。

そんな厳戒態勢の中、校内へ乗り込んでいく美奈都。校舎には唯一神庭先生だけがおり、生徒の行末を見守ると語ります。美奈都は生徒たちの言動、行動から犯人に気づく場面も…。

他教員達も体育館の乗り込んで抵抗しますが生徒たちに有利な状況へ。そして生徒達の主張は現在の学校運営に関わる教員、大人達が体たらく過ぎるので一度リセット。

真っ当な学校運営に態勢を整えるのが目的でした。

ぶつかり合う教員と生徒。晒されていく教員達の社会的死。そんな状況下で通報を受けた警察が到着。生徒による先生への粛清は突如ストップをかけられてしまいます。ちなみに警察に手を回したのは飯島。全てを悟ったのでしょうかね。

ネオ生贄投票の犯人…そして結末…

教室に戻った生徒達。
ここで全てを悟った美奈都が口を開いてネオ生贄投票を運営していた犯人達の名前を言葉にしていきます。

明かされていく犯人…
それは2C生徒の半数。彼らは過去の生贄投票のシステムをヒントに聖職者としてふさわしくない教員を排除するのも目的。そして多くの人間で役割を分担してネオ生贄投票を運営していたのです。

一方、教員側は生徒と向き合い、耳を傾けるべきといった意見が飛ぶように。多くの先生が賛同して頑固な教頭の心も折れることに。学校の流れに変化が現れることを示唆。

全てを知った美奈都は犯人を公にせず、他教員に口を割らないことを決意。同時にその責任を背負う覚悟で辞職します。

最後は美奈都が教員を辞めて1年半後。美奈都の元に現れる神庭。2C生徒全員が無事に卒業した事を伝えます。そして美奈都に再び夢ノ台高校へ戻ってきて欲しいと懇願。

葛藤にもがきながら美奈都は再び高校教師へ復帰してめでたし、めでたし。

漫画「生贄投票」7巻の感想

生贄投票(7)

遂に完結を迎えましたね。
教師編は生徒達による教員への粛清だったわけですね。ただ今回、犯人は1人だけでなく学校運営や教員に不満のある多くの生徒が関わっていました。

何はともあれ教員の意識は改革され、生徒達はお咎めなしでハッピーエンドを向かえる結末へ。

個人的には教師編より美奈都:生徒編の方が鬼気迫る感じ、緊迫した空気感が漂っており、サスペンス色が濃くて好みですね。教師と生徒の色濃い人間模様が好きなら教師編も充分に楽しめる内容になっています。

試し読みも可能なので気になった人は是非、チェックしてみてください。ちなみに途中から読むより1巻から読んだ方が断然楽しめる作品です!


生贄投票(1)

生贄投票

原作・著者江戸川エドガワ / 葛西竜哉
価格550円(税込)

ある日、高校生・今治美奈都のスマホに突然表示された「生贄投票」というアプリ。候補者としてクラス全員の名前が並べられ、生贄に選ばれた者には、“社会的”死が与えられるという。何の気なしに友人の名を押してしまった美奈都だったが、この投票がクラスに大きな波紋と崩壊をもたらしていく──。『デスペナ』の江戸川エドガワが描く、反道徳×学園サバイバル!

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