漫画「葬偽人」分冊版の第6巻の見所や感想をご紹介!
今回は依頼者である日和の偽りの葬儀が開始されていく。
終盤では日和をストーカーする犯人の正体も判明していく事へ。濃密な人間ドラマと共に複雑な感情や背景が明かされていく復讐系ヒューマンドラマ。
SNS依存症である依頼者。
犯人の正体を突き止めると共にSNSの希薄さにも気付いていくのか…注目の内容です!
葬偽人【6巻】ネタバレ
依頼人である日和の葬偽の準備をする一同。
そんな中…エリーは今回、日和を付け狙うストーカーに対して人一倍の正義感を抱いていた。
彼女はアメリカのマジックショーにて沢山の犯罪を目にしてきており…男の卑劣さに怒りを覚えていた。
『ストーカーはその予備軍…今のうちに芽を摘み取らなきゃいけないのに…』
しかし、今回は日和の希望で犯人に対する制裁は無しである意向が固められていく。
ここまでストーカーを憎むエリーの過去に一体何があったのか…さらにどうしても今の葬偽の仕事をする事になったのか…エリーの背景が気になっていく雀であった。
一方、ツカサは例の女性について調査をしていた。
『とりあえず日和さんのSNSからヒントを探してたんだけど…』
中々、女性に繋がる手掛かりは掴めず…そしてお茶を入れようとした雀に対してツカサは「つけぼくろ」を装着させていく。
訳は人を騙す時にあまり表情を見られない為の工夫であった。顔に特徴があると人は無意識に見てはいけないと感じてしまうのだと。
そんなこんなで一週間が経過。
順調に葬偽の準備は進んでいく。そして葬偽の3日前。葬儀場に日和が訪れる。準備の為、3日前から葬儀場での寝泊まりをしてもらう事になっていた。
『久しぶりに外に出たんですが…大丈夫でしょうか…つけられてないでしょうか』
訪れた日和に話があると呼び出すツカサ。
まずはスマートフォンを没収。さらにSNSから得たヒントを日和に伝えていく。それは句読点の使い方であった。
複数のアカウントから句読点に「カンマ」を利用している形跡が見られた。送信相手は恐らく同一人物であると推理していくツカサ達。
『ユカさんの前に他の同級生から友達申請はありましたか?』
実はユカの前にも同級生の名前で申請が来ていた事を明かす。
ツカサは詐欺の手口と一緒だと。
数打った中で条件の合う人がカモになっただけだと明かす。そしてSNSの利用頻度などからエイコウが犯人像を推測していく。
『一日16時間以上もネットに出没しているから若くて時間に余裕のある仕事か無職が相当するでしょう』
一方、日和はソワソワしていく。
没収前に一度SNSを見せて欲しいと…フォロワーが心配してくれている事を知って安堵する日和であった。
場面はツカサが日和へ演技指導。
それを見ていた雀。何故か胸がチクチクする感覚を覚えていく。恋愛フラグだろうが…この時の雀はまだ気持ちに気付いておらず…体調不良だと思っていく。
そして偽りの葬儀が開始されていく。
日和の両親が彼女のSNSアカウントを使って訃報のお知らせ。
場面は例の女性の家。表札に平井と書かれていた。
『うそだ!うそだ!日和ちゃんが死んだなんて…うそだぁ』
荒れる男の部屋に顔を出す女性。スマホを見て訃報を知る。すぐに窓から男のスマートフォンを投げ捨てていくと女性は自分が葬式へ行って本当に死んだか確かめると男へ伝えていく。
偽りの葬儀にて受付を務める雀。
彼女は葬儀に違和感を覚えていく。何故なら誰一人来ないからであった。ほどなくして一人の女性が現る。あの例の女性である事に気づく雀。
女性の行動を見ていると髪を直す振りをして携帯で撮影。さらにお手洗いへ移動。尾行していくと電話をかけていく。
『ミツグ…写真送ったの見たでしょう…日和さんは本当に死んでしまったのよ』
女性の会話を聞いていて犯人の正体が浮かび上がっていく。
ストーカーの正体は女性の息子であるミツグといった男。さらに彼は中学生である事が会話の内容から判明していく。ここで第6巻は終了。
葬偽人【6巻】感想
遂に日和をストーカーする犯人像が浮かび上がっていく。それは例の女性である平井の息子であるミツグといった中学生の男の子であった。
日和の希望で制裁は無しのようだが…犯人を知った雀達はどんなアクションを取っていくのか…。そしてSNS依存症でもある日和。自分の葬儀に参列者がいない事を知ってSNSなど薄い繋がりである事を自覚していくのか…。
犯人の中学生が日和をストーカーする背景も次巻辺りで解明されていくはず…一体どんな事情があるのか…楽しみである!
偽りの葬儀を利用して依頼者を狙う犯人や事件を解決や復讐制裁していく作品。人間ドラマも魅力。切り口が斬新で爽快スッキリできる漫画です。興味が出た人は是非、チェックしてみてくださいね!
葬偽人
「君には死んだ“フリ”をしてもらう。そうしたらボクらが奴らに“お仕置き”をしてあげるよ」すべての『計画』はこの言葉から始まった! ――今まさにビルの屋上から飛び降りようとしている田乃中雀(たのなか すずめ)は『自分が死んだら“彼女たち”は反省してくれるかな?』そんなことを考えて震えていた。入社して数カ月の会社で味わった陰湿で凄惨な“イジメ”。そのすべてを仕組んだのは親友と思っていた亜衣里(あいり)だった! 絶望の淵で死を選ぼうとする雀を救った“彼ら”は『偽のお葬式』で世のクズたちを裁く超ハイスペックなプロ集団! 華麗な“ダマし”の技の数々がモヤモヤを吹き飛ばす新感覚仕返しストーリー!
※電子書籍ストア内の検索窓にて「葬偽人」と入力すれば素早く絞り込んで作品を表示してくれます。
↓↓以下で葬偽人のネタバレをまとめています↓↓
✅ 葬偽人【ネタバレまとめ】最新巻から結末・最終回まで公開中!
この漫画は電子書籍ストア「まんが王国」で先行配信中の作品です!
今すぐ試し読みする
※電子書籍ストア内の検索窓にて「葬偽人」と入力すれば素早く絞り込んで作品を表示してくれます。