葬偽人【3巻ネタバレ】苦しめられた3人への制裁が完了…主人公へ新たな道が切り開かれる!?

葬偽人

漫画「葬偽人」第3巻の見所や感想をお届けしていきます!

今回で雀の亜衣里達に対する復讐は終止符へ。
偽りの葬儀で依頼者の声を聞かせて復讐を成し遂げるプロ集団のメンバーも明かされていきます。

雀の辛かった時期の言葉は亜衣里達に届くのか…そして彼らに与えられる制裁は一体…。

偽りの葬儀で依頼者の声を届けて復讐を成し遂げる新しい切り口の作品。特に復讐系漫画が好きな人へおすすめの漫画です!

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葬偽人【3巻】ネタバレ

葬偽人

ネタ晴らしをして真の標的は亜衣里である事を告げていく雀。

『今更だけど足が震えちゃう…』

場面は2週間前の回想へ。
ツカサに依頼をした雀は伝えられた住所に足を向けてツカサと対面をしていく。

足を運んだ先は淀んだ雰囲気のある建物。中にはツカサの仲間であるエリー。そして建物のオーナーであるエイコウが待っていた。

おちゃらけて登場したツカサ。
彼の声を聞くと公衆電話から連絡した声で安心する雀。

色々と話を聞くと人物背景が分かっていく。

エリーは元マジシャン。ツカサは元詐欺師であるとエイコウから説明を受ける雀。

『無職の3人で何か特技を生かした商売を始める事にしたんです』

それがきっかけでサイトを開設。
さらに初めてのお客が雀である事が明かされていく。

同時に雀は周囲を死んだと騙して復讐をするのは犯罪に当たらないのかツカサに尋ねていく。

『お金や何らかの利益を得ない限り犯罪にはならない』

自分たちが仕掛けるのは大掛かりなドッキリであり、騙す相手から一銭も利益を取るような事はしないと説明。

ツカサの話を聞いて何故か少しワクワクしてしまう雀。

そして依頼の決め手になったのがツカサの優しい言葉と既に制裁に向けてツカサ、エリー、エイコウ達は動いていた事であった。

『亜衣里って女…昔から相当ワルだったみたいよぉ』

依頼してから決行日は2週間後。
その間に様々な準備をしていく中で雀はダイエットを進められる。それが功を奏して美貌を手に入れた雀であった。

場面は現在へ。
亜衣里達を騙す事に成功した雀。

『2週間前…私は本当に自殺しようとしました』

原因はいじめとパワハラ。
同僚達はその人物に心当たりがあった。亜衣里、京子、河辺の3人である。

分が悪くなっていくと亜衣里は京子と河辺に責任をなすりつけようとしていく。

亜衣里と河辺で口論になって大衆の前でみっともない姿を晒していく事へ。そんな中で亜衣里が心の声を伝えていく。

『本音が聞きたかったの…私の死があなた傷つけて反省して…心を入れ替えてくれる事を望んでた』

雀の同僚達はわかっていながら助けられなかった事を懺悔。

周囲が分かってくれた事を受けて雀の復讐の気は済んでいく。しかし、亜衣里達にしっかりと罰を与えないツカサ達。

最後の念押しとして亜衣里や河辺に忠告をしていく。

真実を知った河辺の妻。浮気にパワハラまでしていた河辺に心底呆れて離婚を決意。さらに彼の働く会社は妻の父親が社長をしている。父親に告げて河辺はクビにしてもらう事も決意していく。

『そうそう日野さんだったかしら…前々から密告電話をくれてたのはあなたね?』

実は河辺の奥さんに密告を入れていたのは亜衣里自身であった。彼が別れた所を奪い取る作戦。しかし、全てが失敗に終わる亜衣里。河辺妻からは弁護士を通して慰謝料の請求を行うと通達されていく。

さらにツカサ達の制裁はまだ終わっていなかった。

葬儀場の遺影は亜衣里の卒業写真に切り替わっていた。学生時代の彼女と今の彼女はまるで別人のような外見であった。

『整形だったんだ』

亜衣里の過去が露わになっていく。さらに恨みも多く買っていた亜衣里。人間の評価は地に落ちていく。

『この女なんて恥ずかしいったらないわ…会社でクソもらしやがってんだから』

エリーがさらっと伝える。
京子や亜衣里が飲んだお茶にはちょっとした細工がしてあると。同時に亜衣里のお腹が突然、緩くなっていく。

トイレに駆け込むが使用中で利用不可。

最寄りのコンビニに駆け込んで用を足そうとするが改装中でこちらも利用不可。我慢の限界を迎える亜衣里はコンビニ内で脱糞して人生最高潮の黒歴史を作っていく事へ。

依頼も完遂してツカサ達に送り届けてもらう車内。雀はツカサからスカウトを受ける事へ。

『ツカサくんは雀さんに仲間になってほしいんですよ』

しかし、人を騙す事に少し抵抗のあった雀。

『死を偽って声を聞かせる』

エイコウはそれが自分たちの仕事である「葬偽人」だと締めて雀の背中を押していく事へ。ここで第3巻は終了。

葬偽人【3巻】感想

葬偽人

今回で雀の復讐は終了。
そして予想通り、ツカサ達の仲間として引き抜かれる事へ。

今後は依頼者が代わる代わるで様々な葬偽人エピソードが描かれていくのだと思います。

同時に葬偽人であるツカサ、エイコウ、エリーのバックボーンも明かされていくのかな…。どうやら3人も過去、人に裏切られた経験を持っている事が明かされています。

今までとは違った切り口で依頼者の復讐を成し遂げていく作品。復讐系の漫画が好きな人は是非、チェックしておいて損のない作品です。

内容的にも非常にグロい、エグいといった描写はなくどちらかと言うとマイルドなので読みやすい復讐系漫画の部類に入ります!


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原作・著者朝野いずみ / 八橋舞雪
価格150円(税込)

「君には死んだ“フリ”をしてもらう。そうしたらボクらが奴らに“お仕置き”をしてあげるよ」すべての『計画』はこの言葉から始まった! ――今まさにビルの屋上から飛び降りようとしている田乃中雀(たのなか すずめ)は『自分が死んだら“彼女たち”は反省してくれるかな?』そんなことを考えて震えていた。入社して数カ月の会社で味わった陰湿で凄惨な“イジメ”。そのすべてを仕組んだのは親友と思っていた亜衣里(あいり)だった! 絶望の淵で死を選ぼうとする雀を救った“彼ら”は『偽のお葬式』で世のクズたちを裁く超ハイスペックなプロ集団! 華麗な“ダマし”の技の数々がモヤモヤを吹き飛ばす新感覚仕返しストーリー!

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