鬼の花嫁【4巻ネタバレ】妹の酷い仕打ち…愛情のない両親…家族との決別を決心する!?

鬼の花嫁

漫画「鬼の花嫁」第4巻の見所や感想をご紹介!

今回は花梨と対峙を果たす柚子。
花梨の姉を徹底的に見下す一幕が描かれていきます。同時に柚子を実家から出したい玲夜。

玲夜の提案に乗る柚子は遂に実家へ顔を出して両親との決別を視野に入れる事へ。

そんな中…実家に戻ると祖父母と両親の口喧嘩。そして遥太の怒りが柚子へ向っていく事態へ。窮地を迎える柚子の前に姿を現す玲夜。

熱い展開が第4巻では存分に描かれていきますよ!

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鬼の花嫁【4巻】ネタバレ

鬼の花嫁

柚子を腐った実家から出してやろうと告げる玲夜。
既に柚子の素性を調べていた彼は花梨や遥太の存在、両親から虐げられてきた柚子の過去を把握していた。

『祖父母と養子縁組するのはどうだ?』

どんどん話を進めていく玲夜。
既に養子縁組の了承は祖父母からも取っていた。

柚子の懸念は一緒に暮らして二人の負担にかける事であった。玲夜は告げる。形だけであり…柚子が実際に暮らすのはこの屋敷であると。さらに祖父母に金銭的な不自由をさせるつもりもないと。

『他人の玲夜にそこまでしてもらうわけにはいかないわ』

また柚子が完全に心を開いていない事を察する玲夜。話が勝手に進みすぎてまったく頭が追いつかない柚子であった。

さらにあやかしの頂点でもある玲夜の花嫁である事…そして愛してもらう自信がまだなかった柚子。この時は玲夜を拒絶してしまう。

『分かった…ゆっくりと考えてくれ…柚子』

部屋に篭もる柚子。
スマホを珍しがる子鬼達に癒やされる。そして花梨へ連絡。荷物を取りに帰りたいが家は気まずいので途中まで持ってきて欲しいと頼む。

『いいけど…』

まさの返信とOKサイン。
すぐに約束をして子鬼達をタブレットで釣って一人で出掛けていく。

もしかしたら花梨と仲直り出来るかもしれない…淡い期待を持つ柚子。遥太と共に訪れた花梨。

『一生許さないわよ…私に手を上げたこと』

花梨の怒りはまだ収まっていなかった。腕の怪我が治っている事に気付くが…あまり気にしない花梨。

どんどん口から柚子を蔑む言葉を浴びせていく。最後に頼まれていた荷物を面倒そうに渡そうとする花梨。

『あら…手が滑っちゃった…』

渡す寸前で橋の上から荷物を川へ投げる愚行。笑い飛ばして遥太と共に去っていく花梨であった。

一方、遥太…。
少しだけ柚子の気配が変わった事を察するが…あまり気にしないようにする。

川に落ちた荷物を拾い…悲しい気持ちになっていく柚子。鬼龍院の屋敷に戻るとお手伝いや玲夜が迎えてくれる。黙って出掛けた事を詫びる柚子。

『どうしたんだ柚子…こんなに冷えて』

抱きしめられ…彼の腕の中の温かさに涙が出ていく柚子であった。その翌日…柚子は祖父母と養子縁組する決意を固めて実家へ足を運ぶ。

今回は一人ではなく玲夜や弁護士資格も持つ玲夜の部下である高道も一緒。

玄関を開くと伯父と父親が口喧嘩をしていた。

『あの子は花梨に手を上げたんですよ』

遥太も一緒にいて…柚子を擁護する祖父母に苛立ちを覚える遥太。そして顔を出す柚子。

抱きしめて笑顔で出迎えてくれたのは祖父母であった。現れた柚子を煙たがる花梨。彼女を悲しませる柚子へ遥太の怒りが向けられようとしていく。

『お前こそ…俺の花嫁に対して何様のつもりだ…』

両親、花梨や遥太の前へ遂に姿を現す玲夜。歯車が回りだす柚子の人生。ここで第4巻は終了。

鬼の花嫁【4巻】感想

鬼の花嫁

相当に柚子と花梨の間には確執がありますね。
不出来な姉をどこまでいっても蔑む花梨。血の繋がった妹ですがあまりにも酷い仕打ちですね。

そして両親や花梨、遥太の前に姿を現す玲夜。
どんなリアクションをするのか次巻が楽しみで仕方ないですね。恐らく遥太よりも玲夜の方があやかしでも上位種。

自分より遥か上のあやかしの花嫁になった柚子を見て何を思うのか…。巻末に次巻予告もありますが…柚子が遂に決断と選択をしていく模様。

ジャンルは少女漫画ですが骨太なストーリーと少しドロっとした人間ドラマが堪らなく面白い作品!興味が出た人は是非、チェックしてみてくださいね!


鬼の花嫁

鬼の花嫁

原作・著者富樫じゅん / クレハ
価格143円(税込)

あやかしと人間が共生する日本。優れた能力と美しい容貌を持つあやかしたちは、時に人間の女性たちの中から“花嫁”と呼ばれる運命の存在を見出す。そして花嫁は、あやかしに繁栄をもたらす代わりに、あやかしからの絶対の愛を得るという――。妖狐の“花嫁”である妹を持つ柚子は、妹と比べられ、家族から愛されない日々を送っていた。我慢の糸が切れたある日、夜の街をさまよう柚子を、ある男が見出す。見たこともないほど美しいその人は、柚子を「俺の花嫁」と言い…!?

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