鬼の花嫁【3巻ネタバレ】心が震えて歓喜!あやかしが花嫁を見つけた瞬間の一幕が描かれる!

鬼の花嫁

漫画版「鬼の花嫁」第3巻の見所や感想をお届け!

今回は玲夜がどうやって柚子を花嫁と判断したのか…その背景が明かされていきます。

さらに桜河といった新キャラや玲夜の婚約者候補であった女性も名前が挙がっていきます。今後、波乱は必至だと思いますが…玲夜がどのように柚子を溺愛して守り抜いていくのか…。

この冷淡でクールな男が柚子を溺愛する姿が早く見たい(笑)

絵も綺麗ですし…何よりストーリーが非常に面白い作品。少しドロっとしたラブストーリーが老若男女問わずに楽しめる作品になっていると思います!

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鬼の花嫁【3巻】ネタバレ

鬼の花嫁

玲夜の背景が明かされる。
人もあやかしも魅了するカリスマ性があった玲夜。パーティーに出れば人間やあやかしの女性から関係を求められていく。

しかし、それが媚売りや伴侶の座を狙っている事を見抜いていた玲夜。見え透いた誘惑などは全て拒絶していた。

あるパーティーでの一夜。
誘惑してくる人間の女性を拒絶する玲夜。

『はーいそこまで…玲夜様はお忙しいんだ…後で俺とデートしよう』

冷淡な玲夜が濁した空気を調和していく人物が桜河(おうが)といった人物。花嫁について桜河と談笑する玲夜。

玲夜は花嫁の存在をあまり信じていなかった。自分の花嫁と出会えるのは運次第であったからである。

多くの場合、霊力の釣り合ったあやかしの女性を伴侶に選ぶ傾向が多かった。

『玲夜様の婚約者は鬼の一族の中で最も霊力の高い女性…鬼山桜子です』

花嫁と出会えていなかった玲夜の相手は桜河の妹である桜子が伴侶の第一候補であった。

そして柚子と出会う夜。
屋敷へ向かう途中の車内。仕事をしながら花嫁について考えていた玲夜。

そもそも自分の花嫁はどうやって見分けるのかも分かっていなかった。しかし、花嫁と出会ったあやかし達の言葉を思い出すと一目で自分の花嫁である事を身体が感じ取るんだと聞いていた。

『う…なんだこれは…』

突然…車両内で胸が締め付けられる感覚を味わう玲夜。

歩道橋を見上げると泣いている柚子の姿を捉える。彼女を見た瞬間に身体が勝手に柚子のもとへ向かう玲夜。

ここで初めて花嫁を持ったあやかし達の言葉を理解していく。

『その通りだ…なんだろう…歓喜で心が震える』

場面は現在へ。
花嫁である柚子を手に入れた玲夜。まずは柚子を腐った実家から救い出す為に動き出していく。同時に花嫁が見つかった事を桜子にも伝えるよう部下の高道に指示。

『高道…柚子の祖父母とすぐに連絡を取れ』

柚子を守る為に素早く動く玲夜であった。

翌朝になると柚子を起こす玲夜。和服姿の玲夜を見て胸キュンする柚子であった。同時にまだあやかしの花嫁になる実感が湧かない柚子。

朝食は個室で玲夜と二人きり。
緊張する中…小人のような二人の子鬼が柚子の前に姿を現していく。これは玲夜が作り出した使役獣だった。

護衛も兼ねてだろうか…子鬼を柚子に手渡して傍にいるよう指示を出す玲夜。

さらに花梨に破かれたワンピースを修復されて柚子に手渡していく。

『ありがと…』

嬉し過ぎて言葉に詰まる柚子。彼女を抱き寄せて今後は「玲夜」と呼んで欲しいと懇願。

さらに花嫁を見つけた事で自分の中に優しい感情があった事を知る玲夜であった。しかし、同時に黒い自分がいる事も自覚する玲夜。

彼の中で柚子を溺愛して自分無しではいられなくなる女性に仕向けようとしていた。

『お前は俺の花嫁…お前を苦しめるやつを俺は許さない』

玲夜は柚子を実家から救い出す事を告げていく。ここで第3巻は終了。

鬼の花嫁【3巻】感想

鬼の花嫁

私も花嫁ってどうやって見分けるんだろうと思っていたのですが…3巻でその疑問が回収されていきましたね。

簡単に言ってしまえば花嫁が近くにいれば身体がざわついて反応を起こすみたいですね。そして玲夜の中にある黒い感情。それが彼女を溺愛する事で少し笑いました。

ただ、強すぎる愛情はもしかしたら柚子を困らせる事になるのかもしれませんね。さすがに柚子は両親や花梨を抹殺して欲しいとは思っていないはず。

玲夜の制裁がどの程度のものなのか…。そしてあやかしの花嫁になる事を知った両親や花梨がどんな反応を見せるのか楽しみですね!


鬼の花嫁

鬼の花嫁

原作・著者富樫じゅん / クレハ
価格143円(税込)

あやかしと人間が共生する日本。優れた能力と美しい容貌を持つあやかしたちは、時に人間の女性たちの中から“花嫁”と呼ばれる運命の存在を見出す。そして花嫁は、あやかしに繁栄をもたらす代わりに、あやかしからの絶対の愛を得るという――。妖狐の“花嫁”である妹を持つ柚子は、妹と比べられ、家族から愛されない日々を送っていた。我慢の糸が切れたある日、夜の街をさまよう柚子を、ある男が見出す。見たこともないほど美しいその人は、柚子を「俺の花嫁」と言い…!?

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