河部真道先生が描く漫画「鬼ゴロシ」最新話となる第22話の内容をご紹介。
今回の見所としては竹本が坂田に対して娘であるりょうの居場所を伝えていく事へ。しかし、彼を監禁している廃工場にはガス缶が投げ込まれる事態…。
一方、りょうの父親として彼女を世話してきた稲荷のお面を被る男・伏勘太。彼も決心してりょうを殺す為、心を鬼にしていく事へ。彼女に残された時間はもうわずか…!?
鬼ゴロシ【22話】ネタバレ
坂田は自分の中にいる鬼と対話をしていく。
彼の中にいる鬼は相手の稼業など微塵も興味はなかった。その訳は最終的に全員を皆殺しにする予定であったからだ。
『そうだろ?周平』
鬼は坂田に自分に身を任せろと伝えていく。自分が表側に出れば一瞬でカタをつけてやると。
滝川からの差し入れである菓子類を摂取して糖分を蓄えた事で脳内の巡りが良くなった坂田と鬼。
しかし、滝川はどこまでいっても警察。そんな人間にいつまで喋らせているのか少し気に食わない様子の鬼であった。
『そんな娘が心配か…おまわりが稼業をバラすと脅せば奴らが手心を加えるとでも?』
坂田の中にいる鬼は春原達を人間だと思うなと伝えていく。ただひたすらに奴らを殺せと坂田に伝えていく。
さらに鬼。
現在の衰えた坂田の肉体でもそんな事は容易いと。
『ハンドルをよこせ周平…』
『まだだ』
目を見開き、自身の中にいると鬼にまだその時ではないと伝えてかき消す坂田。そして滝川に時間切れである事を伝える。もう竹本がこれ以上、口を割る事はないと判断していく。
『悪いな竹本…付き合わせて』
次の瞬間。
手斧を振り回して竹本を腕を切断する坂田。予想外の行動に焦る滝川。銃口を坂田へ向けていく。
『この町が燃えるのが見たいだと?おまわりの本性あらわしやがったな』
一方、竹本は切断された腕をすぐに止血。
彼は稼業隠し、死体隠し、正体隠しなど25年間、組織の為に裏で動いていた。しかし、今の状況で自分が生まれ変わったようだと言うと、りょうがいる住所を坂田に伝えていく。
『急いだ方がいいでしょうね…彼女の時間は残り少ない』
同時に廃工場内のガラスが割れてガス缶が投げ入れられてくる。そして場面転換。
稲荷である伏 勘太。
取引先から連絡が入って感謝されていく。稲荷のお面の主である伏はペロス信用金庫の理事長であった。
潰れそうな工務店に融資をしていた伏。工務店の社長は泣いて喜び、これから伏やペロスグループに恩返ししていくと伝えていく。
同時に伏はりょうが自分の家に来た時のことを思い出していく。
当時のりょうは何も話さず、毎晩うなされていた。彼女はお面のお化けが怖いと気持ちをふさぎ込んでいた。そこで伏はお面をりょうに被せていく。
『お面のお化けにりょうがなればいい』
これを機にりょうは喋るようになる。そして伏のことを「おとーさん」と呼ぶようになっていた。
お前にりょうが殺せるか…。
脳内で問われる伏。
『犯って殺るぜ』
稲荷のお面を被って股間を膨らませて、伏はりょうのもとへ向かっていく。
鬼ゴロシ【22話】感想
取り敢えず坂田さんがハードボイルドです!今回も。問答無用で竹本の腕を切断。もうイカれていますね(笑)最高です!
そして、遂にりょうの居場所を教えてもらう事になる坂田。生きて対面できるのか…。そして本当の父親を見た時、りょうはどんなリアクションを取っていくのか。そもそも本当にりょうが伏を父親だと思っているのか。
彼女も復讐の為に演技している可能性も微レ存ですからね。
早く続きが読みたいですね。
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鬼ゴロシ
15年前の一家殺人事件──。妻子を殺し自殺を図った犯人の坂田周平は15年ぶりに出所した。だがそれは“鬼”達による罠だった…! 坂田は植物状態から奇跡的に覚醒し、鬼憑伝説の残る因業の町でただ一人のリベンジを誓う!! 鬼才・河部真道が全開で挑む壮絶鬼憑復讐劇、ここに開幕!!
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