漫画「私が15歳ではなくなっても。」は、あむ先生が描くラブヒューマンドラマ系漫画。娘に疎まれ、妻に責め立てられる肩身の狭い中年サラリーマンの物語。
主人公は岩下といった中年サラリーマン。彼は昔の妻に似ている一人の少女と出会う事で歯車が動き出していく。
人違いで少女からパパ活に誘われる岩下。彼は成りすましで娘と年齢の近い少女と禁断の関係になろうとしていく！？
私が15歳ではなくなっても【1巻】ネタバレ
岩下は自分の娘である心彩（ここあ）がまだ小さかった頃を思い出す。心彩はパパ大好きな娘であった。そんな彼女も高校生。
『おいハゲ！汚いから一緒に洗濯すんなつったろ！』
娘から昔の面影は消えており、今までの人生が否定されたかのような冷たい視線で見られていく岩下であった。
そんな中、妻の朋子から心彩の進路について聞かされていく。
『卒業したらアメリカの大学に留学したいんだって』
アメリカ留学…大学…一体いくら必要になるのか…。岩下の肩に重荷が背負わされていく。否定的であったが妻は言う。たった一人の娘…お金は節約して用意すれば良いと岩下は責め立てられていく。
そんな話を聞かされながら出勤していく岩下。
駅ホームで待っており、電車に乗ろうとすると車両内に昔の妻に似ている美少女の学生を発見する岩下。通勤ラッシュの時間帯なので車両内は満員。
岩下は昔の妻に似ている少女と密着していく。彼女から香る良い匂いに掻き立てられてしまう…。しかし、ふと彼女を見ると娘と似たような視線で自分を睨んでいた。
自分の仕事が終わっても追加で仕事を回されて断れない岩下。こんな日々は数十年続くのかと思うと嫌気が指していく。
帰宅前にコンビニへ寄って妻から言われた牛乳を買う。ついでに発泡酒を買って最寄りの公園で黄昏れつつ飲む。どこか遠くへ行きたい…そんな事を思っていると…。
『あのーとげちーさんですか？』
声をかけてきたのは今朝の満員電車で発見した昔の妻に似ている美少女であった。
『先にお食事代金…2万円頂けますか？』
反応が薄かったので人違いだと気づく少女。立ち去ろうとしていく。2万円と聞いて察する岩下。彼の中で様々な葛藤や憶測が流れていく中…自然に岩下は動いてしまっていた。
『あの…僕…とげちーです』
2万円を差し出す岩下だった。1巻はここで終了。
私が15歳ではなくなっても【1巻】感想
まだこれからどんな展開が待っているのか不明だが、あらすじを読む限り…少女と岩下が逃避行していく物語が始まっていく模様。
肩身の狭い父親である岩下。そんな彼に人違いからパパ活を迫っていく謎の少女。
運命の歯車が動き出していく。このアンバランスな二人でどんなストーリーが描かれていくのか…。今から楽しみである。ちなみに少女の名前はあらすじに記載あったが「シイナ」と名乗るらしい。
第1巻ではまだ名前は明かされていない状態。続きが気になる漫画である！
私が15歳ではなくなっても
「本当はずっと前から、こんな瞬間を待ち望んでいたのかもしれない」――娘に疎まれ、妻には責め立てられながらも中年サラリーマン・岩下は抑圧された日々を慎ましく生きていた。少なくとも、彼の目の前にある日突然現れた一人の少女・シイナと出会うまでは――。彼女が岩下に持ちかけたのは、「2万円でお食事」――パパ活の誘いであった。自分の価値を探し求める15歳の少女と、理性と欲望の狭間でもがく40歳中年男の痛々しくも眩い、小さな逃避行の物語が始まる――。
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✅ 私が15歳ではなくなっても【2巻ネタバレ】娘と同い年の少女に脅され翻弄される中年サラリーマン！？
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