漫画「くにはちぶ」4巻ネタバレ!家族・友人間である巻き起こる人間ドラマに必見!

くにはちぶ(4)

中学生ヒロイン、道端たんぽぽが日本の全国民から1年間、無視されるといった各務浩章先生が描く問題作「くにはちぶ」待望の第4巻が配信スタート!

4巻では3巻から引き続き、都よめな先輩の母親が場をかき乱してくれます。さらに法律と戦う意志を見せてドンドンと強くなっていく道端たんぽぽ。今回も家族や友情など熱い人間ドラマを見せていきながら、無作為選出対象者無視法による負の連鎖がたんぽぽを襲っていきます。

覚悟を新たにしたたんぽぽに迫りくるクラスメイトの無慈悲な決断とは…!?

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くにはちぶ(3)

漫画「くにはちぶ」4巻ネタバレ

暴れまわる娘が逮捕された母…

3巻からの続き。
たんぽぽに誠実な謝罪を要求する都先輩の母。たんぽぽは謝罪しないといった意思表示を見せますが、都の母親は納得いかない様子。もう怒りが爆発して今にも手に持った包丁を振り回しそうな勢い。

そんな時に都の父親が登場。
妻が来ている事を知らず、土下座謝罪している道端たんぽぽの母親を見て驚愕。とりあえず、この日は何事もなく帰っていくことに。

その後、都の母親はくにはちに被害を受けていたり、くにはち対象者を鬱陶しく思い自分の意志に賛同する人間を集めて被害者の会を結成していきます。団体の目的は法律が満了するまで対象者を監禁する事。

たんぽぽの通う中学校まで出向き、進言をしていきます。都の気持ちを理解していない母親。たんぽぽは学校まで趣き、再び都の母親と対面。自分の意思を伝えていきます。

家族間の濃厚な人間ドラマが勃発!

ここから都の家族、たんぽぽの家族ドラマがスタート。
まず都の母親は行き過ぎた制裁が批判を呼んで被害者の会の人間からも冷たい目で見られる形へ。自分の行動を否定された都の母親は娘と面会。

包丁片手に心中を図ろうとしていきます。

たんぽぽの母親は都の母から娘を守ろうと包丁を素手で握り返したり…、怪我をして倒れてしまったたんぽぽに対して遂に無視をやめていきます。

最終的に都の母親は平常心を取り戻し、たんぽぽの母親は法を犯した人間として逮捕される形へ。

怪我を治す時も一人…

途中、暴れまわった都の母親から怪我を負わされてしまったたんぽぽ。包丁で切られた右足の太ももから大量の出血が出て、倒れてしまいます。これを病院まで運ぶのがたんぽぽの母親。

ただ、母親がたんぽぽにしてやれるのはここまででした。この後は留置所へ。

太ももに傷を負ったたんぽぽ…彼女の傷は深く、縫合手術が必要でした。しかし、医者も彼女に関われば逮捕…。彼女の怪我を治そうとする医者はおらず、たんぽぽは自身で傷口を縫合する事になっていきます。

これが麻酔なしで縫合していくので激痛から悲鳴と痛々しい描写…。

新学年…新たな問題が発生…

縫合も無事に終わり、体調も良くなっていくたんぽぽ。そして場面は新学年へ。中学2年生から3年生へ進級したたんぽぽ。学校ではクラス割り振りがなされていました。

無視法対象者なのでたんぽぽの名前はなく、彼女は友人である菊池あざみと同じ3年1組に出席する形を取ります。

勇気を振り絞り、教室の扉を開けると、新しいクラスメイトの華厳(けごん)かざりといった女子生徒が一名。彼女が教室に誰もいない状況を説明していきます。

「卒業までもう誰も学校に来ない」

どうやらクラスメイトで話し合い、中学校卒業までくにはち対象者と距離を置くため、登校拒否といった選択を。たんぽぽはクラスメイトの予想外な行動に絶望の表情を見せていきます。

漫画「くにはちぶ」4巻の感想

くにはちぶ(4)

第4巻は家族間の人間ドラマの分量が多め。
とにかく都よめなの母親が発狂し過ぎて怖いです(笑)

そして最後はクラスメイト全員が登校拒否といった選択へ。ヒロインであるたんぽぽは関わる人間がいなくなっていく事にどういった行動を見せていくのか…!? 精神的に強くなったヒロインですが再び波乱の展開が示唆されていきます。

女子中学生が全国民に無視される漫画「くにはちぶ」は家族、友人間で巻き起こる濃厚な人間ドラマを楽しみたい人にお勧めできる作品です。


くにはちぶ(4)

くにはちぶ(4)

原作・著者各務浩章
価格660円(税込)

【くにはちぶ】対象者として日本全国民から“無視”をされている道端たんぽぽ。そんな彼女に怨嗟をぶつける自分が現れる。娘を失った怒りから、たんぽぽへと凶刃を向ける母親。たんぽぽは“くにはちぶ”から生まれた負の連鎖を止めることはできるのか?各所で話題騒然の問題作第4弾!!

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