注目している漫画「コタローは一人暮らし」2巻を読んだのでレビュー。可愛い…けど切ない過去を持っているコタローが今回も大暴れしてくれます。今回の注目はコタローの過去を握る人物である父親が探偵を雇い、コタロー探しをしていること。居場所がバレてしまい、波乱を巻き起こしそうな所で終了。今から次巻の内容が気になる展開になっています。
第2巻も安定の可愛さ、面白さ、切なさを醸し出してくれています。
目次
漫画「コタローは一人暮らし」2巻のネタバレ
2巻では「コタローきゅーん」と言って頬を擦ろうとする田丸とのお買い物、認知症のお婆さんとの心温まる触れ合い、ドッチボールのキャッチの練習、コタローの父親に頼まれて居場所調査をしている探偵など盛りだくさんの内容が詰まっています。
ティッシュの話とか意味がわかると切なすぎて涙が出そうになります…。
どのエピソードも笑いあり、心温まったり、切なかったりとあるんですが、コタローの過去を握る人物である父親関連のエピソードを紹介していきます。
突如、引っ越してくる下の階の青田さん
コタローの住むアパートに新たな入居者がやってくる。律儀に各部屋を周り、挨拶をしている模様。もちろんコタローの部屋にも挨拶に来る。名前は青田といった男性。どうやら1ヶ月だけ、アパートを借りる予定らしい。
青田はコタローと仲良くなろうと出張の1ヶ月間だけ自分と仲良くして欲しいと頼み込む。
青田とコタローはすぐに仲良くなり、一緒に温泉にいったり、遊んだり。しかし、青田はやたらとコタローのことを知りたがろうとする。色々と探るような真似をする青田にアパートの住人は不穏な空気を感じる。
狩野は田丸に相談。
すると田丸は青田をうさんくさい奴と決めつける。どうやら裏稼業者同士、ニオイで怪しさを感じ取れるらしい。その夜、狩野と田丸は青田の部屋を訪ねて真相を聞こうとする。
青田はコタロー父の依頼を受けた探偵
青田はコタローの父親から息子を探して欲しいと依頼を受けた探偵であった。ここでコタローと父親の関係が少しわかってくる。どうやらコタロー父はコタローに対して接触禁止命令が出ている模様。
田丸がコタローの居場所を父親に教えるのかと青田を問い詰める。
青田の返答はイエスであった。仕事だから依頼を受けた以上は仕事をこなす。その返答を聞いた田丸は青田の襟を掴んで今にも一触即発のムード。
その時、コタローが来て青田を庇う。コタローに言われると弱い田丸は手を離し座り込んでしまう。コタローと青田は再び一緒に温泉へ行く。帰ってきて見送ってもらう時にコタローが青田へ問い詰める。
「父上に自分の居場所を教えるか?」
実は青田が父親に雇われた探偵だと気づいていたコタロー。言い返す言葉が見つからない青田。翌日、青田は急な仕事が入ったとコタローに言い残してアパートを出ていってしまう。
コタローを守ろうとするアパートの住人
コタローの父親がコタローの居場所を嗅ぎ回っていることを知ったアパート住人である狩野、田丸、美月。3人はコタローを父親から守るためアパート入口を封鎖したり、コタローを守ろうとする。しかし、コタローの本心は守られるのは嫌。強くなるために一人暮らしを始めたコタローは3人と少し距離を置く形に。
狩野、田丸、美月はアパート入口で監視役をしていると青田が戻ってくる。2巻はここで幕引き。
漫画「コタローは一人暮らし」2巻の感想

いよいよ、コタローの過去が明らかになってくるのであろうか。切ないエピソードであることは容易にわかる。そして2巻ではコタローが一人暮らしの道を選んだ本心もはぐらかされた状態で終わる。この辺りの核心も次巻に期待したい。
前半、中盤は笑いありのホッコリ話から一転、後半は意外と重たい話になってきた。
4歳児が一人暮らしなど非現実的であるが、コタローは健気で漫画を読んでいると元気をもらえたり、応援や見守り続けたくなる不思議な魅力を持っている。
面白い…可愛い…けど切ない過去を持っているコタロー。間違いなく面白い漫画なので興味が出た方は是非、読んでみて下さい☆彡

コタローは一人暮らし
「アパートの清水」に突如、コタローという4歳の少年が引っ越してきた。なんと彼は一人暮らし・・・!しかしながら妙に生活力があり、むしろアパートのちょっと駄目な隣人の大人たちよりも余程しっかりしていて!?そんなコタローのちょっとずつ明らかになる過去に、皆が心を震わせていく・・・笑って泣けるアパートメントコメディーの開劇!!
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