チェンソーマン【11巻ネタバレ】第一部の最終回…チェンソーマンとマキマの対決に決着!?

チェンソーマン(11)

チェンソーマン「第一部完」となる第11巻である。

チェンソーマン【11巻】あらすじ

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細かいことはあとで語るとして、一番重要な部分。チェンソーマンと「支配の悪魔」マキマとの間の戦いに決着がつく。チェンソーマンの勝利である。

だが問題は、マキマは不死身だということだ。殺せないわけではないが、殺しても蘇ってしまう。そんなマキマを完全に無力化するためにはどうすればいいのか?デンジは無い知恵絞って考える。

結論を言えば、デンジはマキマを倒した後、「料理して食べた」。

これが成功するかどうかは未知数だったらしいが、結局図に当たり、マキマはとうとう蘇ることはなかったのであった。

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チェンソーマン【11巻】ネタバレ

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さて最初からネタバレをしていこう。マキマの繰り出すよくわからない干渉手段によって弱らせられたチェンソーマン、マキマの全力の攻撃を受けることになる。その攻撃は、チェンソーマン自身ではなく一緒にいたコベニを狙ったものだった。逃げれば逃げられるが、チェンソーマンは(デンジと違って)ヒーロー的な性格の持ち主であるので、コベニを庇って大ダメージを負ってしまった。

ところが、マキマがチェンソーマンにとどめを刺そうと近づいたそのとき、意想外のことが起こる。パワーが復活し、チェンソーマンの身体から抜け出してその場に現れたのである。

そのパワーは、実はデンジが以前に(9巻参照)飲んだ血から蘇ったものであった。パワーは血の悪魔だから、そういうこともできるらしい。ただ、姿は変わっている。異形である。おそらく、魔人パワーではなく「血の悪魔」そのものの姿なのだろう。

以前のパワーに比べればパワーアップしているのだが、マキマとその部下たちにかなうわけはない。パワーはデンジを連れて逃げ出す。そして、デンジは夢うつつの中でパワーの声を聞く。

「悪魔は死ぬと地獄で生まれ変わる。新しく生まれた血の悪魔を探し出して、パワーである自分をもとに戻してくれ」というようなことをだ。

さて、デンジが気が付くと街角のゴミ箱の中にいて、近くに岸辺隊長もいた。以後、デンジは岸辺隊長と、ついでにコベニと行動をともにすることになる。デンジはいろいろと悩んだり迷ったりした末、マキマと決着をつける道を選ぶ。

そしてマキマの前にチェンソーマンが現れる。そして、戦って敗れ、心臓を奪われる。だが、すべてはフェイクであった。そのチェンソーマンは分身のようなものであり、本物のデンジは別のところにいたのである。油断していたマキマはデンジにチェンソーでぶった切られる。そのチェンソーはパワーの血で作ったもので、マキマでも簡単に傷を癒すことができない。そして、その場に岸辺がやってきて、場面転換。

そしてデンジは食べ始める。味噌汁。生姜焼き。ハンバーグ。カツ。ナゲット。モツ味噌煮込み。肉だけカレー。肉団子。寿司。ステーキ。刺身。鍋。肉マン。マジ闇鍋。ヤバジュース。

一度に食うわけではない。生理現象であるので、時間はかかる。だが、デンジは「すべて」を食べ切った。マキマが胃の中で蘇って腹を破って飛び出してくるなんてことは起こらず、「支配の悪魔」は死んだ。それは証明された。何故なら、新しい「支配の悪魔」が地獄で生まれ、岸辺隊長によって確保されたからである。

なんでも、多分「攻撃」ではなく「一つになろうとした」だけだから作戦が成功したのではないかとデンジは語るのだが、この手が通じた本当の理由は分からない。特に説明もされない。

さて、支配の悪魔の転生体である。髪の色が違うし子供になっているし名前も「ナユタ」と変わっているが、害意はないので、デンジは岸辺から預けられてナユタと暮らすことになる。

これでチェンソーマン第1部「公安編」は終わりである。そして、第二部へと続く。デンジは高校に通い始めるらしい。

チェンソーマン【11巻】感想

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第一部完の感想とかをつらつら書きたい気持ちもあるのだが、そんなことより食人(いや、人ではないけどさ……)のインパクトがすべてを吹き飛ばす第11巻である。

いろんな意味で、阿鼻叫喚という感じだ。本誌で連載で読んだとき、しばらくハンバーグが食えなくなりましたよ私は。いや、ちょっと盛ってるけどさ。それにしても刺身はあんまりじゃない?

まあ一応いったん作品全体の総括をすると……「これ本当にアニメでやるの?」という思いがいまだにぬぐえない。ヤバいシーンが多すぎるだけでなく、11巻でトドメという感じだ。

しかしまあ、今の筆者は第二部の連載開始が待ち遠しくて仕方ないというのもまた事実。それを吐露したところで、いったんは筆を置かせていただこう。


チェンソーマン(1巻)

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