アオの死、僕の後悔【2巻ネタバレ】 彼女の悪い噂の全貌が明らかになっていく!?

アオの死、僕の後悔(2巻)

葛城かなで先生の描く漫画「アオの死、僕の後悔第2巻の内容をご紹介。

主人公である北島の彼女であった玉城碧の死の真相を追求していく作品。2巻は学校で広がっていた碧の噂に対する真相の全貌が明らかになっていきます。

そして北島と大木の二人は碧の実家を尋ねる事へ。
衝撃の母親も登場して死の真相はさらに深淵へと誘われていきます。早速、内容を見ていきましょう!

この漫画の試し読み
アオの死、僕の後悔

この漫画は電子書籍ストア「BookLive!」で先行配信中! 試し読みも可能となっています!

今すぐ試し読みする

※電子書籍ストア内の検索窓にて「アオの死、僕の後悔」と入力すれば素早く絞り込んで作品を表示してくれます。

アオの死、僕の後悔

アオの死、僕の後悔【2巻ネタバレ】

8話ネタバレ

北島は碧の浮気相手だと噂のあるタケシといった生徒の情報を得ようと聞き込みをしていく。

『あっアイツって杉崎(ミカ)の彼氏だよね』

タケシのクラスメイトに尋ねていく北島。するとミカは既に3日間も休んでいる事を知る。女性生徒の一人は仲良しグループの一人が自殺したんだからショックで学校に来れないのもわかると口に出していく。

結局、タケシやミカ、碧に繋がる新情報を得ることなく帰路につく北島。下校中の橋の上でミカが深刻そうな表情を浮かべており、フェンスによじ登って飛び降りようとしていた。

すぐにミカを制止に入る北島。碧の後追いをする必要はないだろと彼女に強く言い放っていく。

『何?止めてもダメだよ…だってミカのせいなんだよ』

ミカは彼氏のタケシが最近は素っ気ない態度だったので尾行すると二人がキスしている現場を目撃したと明かす。

9話ネタバレ

碧の陰口を叩いて、彼女の事が許せないと口に出していくミカ。すると背後から大木が訪れる。

『だから…写真と噂をばら撒いたのね?』

ミカが自分の気持ちを吐露していく。
碧は自分の広めた写真や噂が原因で自殺してしまったと責任を感じていたのだ。

『どうしたらいいの?ミカだって死んじゃいたいよ!でも…』

大木は北島を呼んで記憶を辿る能力を使っていく。

そしてミカの彼氏であるタケシと碧の背景が明かされていく。碧に交際を求めていたタケシ。ミカと別れる決意も持っていた。しかし、碧はしっかりと好きな人がいると言ってタケシの告白を断っていたのだ。

『…わかった、諦める…諦めるからさ』

碧とタケシのキス事件…。実は合意のもとではなく、諦めのキスと称して、一方的にタケシが碧の唇を奪っていたのだ。真実を知った一同。本当に悪いのはタケシといった結論が出て行く。

話をすり替えて大木に八つ当たりしていくミカ。

『大木だって美術部のこと…見て見ぬ振りしてたじゃない!』

美術のことに関しては初耳だった北島。気にしつつも目の前の問題を片付けていく事へ。へこむミカに対して言葉を投げかけていく大木。

『きっとあの子はミカを恨んでいる…』

『あなたの知っている玉城は友達を恨んで死ぬような女だったの?』

大木の言葉で碧との思い出が蘇っていくミカ。

『ごめん…ごめんね…碧…』

10話ネタバレ

ミカの一件が落着して碧の知らない面が多くあった事を痛感していく北島。そんな彼を見て大木はミカにかけた言葉と同じ言葉を北島に問う。

『北島くんの知ってる玉城はそんな女だった?』

碧との思い出が蘇っていく北島。
交際当時、碧は北島に自分を信じていて欲しいと告げていた。一度でも碧を疑った自分がバカだと後悔に駆られる北島。

大木は自己嫌悪に陥っても何も変わらないと告げる。北島もそれに呼応。再び気を引き締めて碧の事をちゃんと知ると決意を語っていきます。

そしてミカが言っていた「美術部でのこと」について大木に尋ねていく北島。

『さぁ…部内のいざこざなんて知らないわ』

大木は自分の力で見れる記録だけが公平で他は偏った見方になりやすいと伝えていく。その上で北島に自分が知っている事を告げていく大木。

『あそこには私の他に玉城のことを憎んでいた人がいた』

『そしてまた、あなたの知らない玉城がいた』

大木は北島に発する。
贖罪になるなら真実を知りなさいと…。

11話ネタバレ

美術部に所属する皆月といった女子生徒の手伝いをする北島。その過程で美術部にいた時の碧について探りを入れていく。

碧の事をチラつかせると碧に対する思いの丈を語っていく皆月。彼女は碧が辛い状態であった事を知りながら、目を逸らしていたと北島に告げていく。

手伝いも終えて皆月と解散。
するとミカと対面する北島。彼女はタケシと仲直りして、再び交際をしていた。皆月と話しても美術部であった「いざこざ」の背景がわからなかった北島。

ストレートにミカへ聞いていく。
詳しくは知らない事を前提に碧が美術でどんな対応を受けていたのか噂で聞いた事を北島に告げていく。

『先輩たちに疎まれて無視されたり、物を隠されたりしたみたい…』

パーフェクトガールである碧が何故、先輩に疎まれていたのか理解できなかった北島。完璧過ぎる子は先輩達にとって目障りで生意気でもあったのだ。

ミカから聞いた事を大木に伝えていく北島。よくある話だとバッサリ。そして黒川先輩について大木に尋ねていく。

『黒川?玉城以上に嫌いな女よ』

黒川先輩の事をプライドだけでしか物事を考えられないバカだと敵意剥き出しで語る大木。同時に美術室の手伝いをさせられる北島。

指示された棚の引き出しを開けると黒く塗りつぶされた画用紙を見つけていく。同時に黒川が美術室に訪れてくる。

12話ネタバレ

外で二人の会話を聞いていた黒川。
碧をイジメていたのは自分ではないと語っていく。黒塗りの画用紙について尋ねると…。

『知らないわよ』

強い口調できっぱりと答えていく黒川。何故、美術室を尋ねてきたのか問う北島。黒川は借り物を返しに来ただけだと語る。そして丁度、大木もいたので頼み事をする黒川。

絵の具だろうか…。それを玉城の家に返して置いて欲しいと頼まれる大木。黒川が気に食わない北島。食いついていく。

『借りてた?盗んだの間違いじゃないんですか?』

北島の言葉にムッとする黒川。否定する黒川は酷い言葉を発していく。

『そんなの持ってたら呪われそうじゃん』

黒川へさらに食いつこうとする北島。すると背後から服を引っ張られて、これ以上は止めろと大木からアイコンタクト。大木は穏便に済ませる為、黒川の頼みを承諾。

怒る北島に対して黒塗りの画用紙の記録を見れば真相がわかると伝えていきます。

画用紙の記録で碧と黒川の背景が明かされていきます。黒川のイジメは碧の事を無視する程度であった。面と向かって黒川は碧に『あんたもあんたの絵も嫌い』だと伝えていく。

そして黒川の感じた碧の絵の評価をする。

すると碧は自分の絵を自ら黒く塗りつぶしていくのだ。それを見て必死で止めていた黒川。

『何やってんのよ!あんた…そんなどうして…』

『私、自分の絵が嫌いなんです…』

碧の反応が自分に遠慮している、見下していると感じてしまった黒川。泣きながら碧に捨て台詞を吐いていく。美術室で一人残る碧。意味深な言葉を呟く。

『帰る家がなかったらさ…私、どこに帰ればいいのかなぁ?』

記録は終了。
黒塗りの画用紙は碧自身がやった事であった。そして碧の言葉を思い出す北島。碧は自分の家で何かあったのではないかと考えていく。この日は時間も遅くなっていたので解散。

13話ネタバレ

碧とのデートを思い出していく北島。母親から鬼のようにメッセージが届いていた事を思い出す。

そして、この日は16時に大木と合流する約束だった北島。遅刻した事で大木に怒られる北島。地図も見ないで道がわかる大木に違和感を感じていく。

そして二人の目的は碧宅に黒川から預かった物を返却する事であった。そして到着。北島は驚愕する。

大木の自宅と玉城の自宅は隣同士だったのだ。そして碧の自宅のインターホンを鳴らす大木。北島にある忠告をしていく。

『貴方は必要以上に喋らないで…それと覚悟しといて』

碧の母親が出てくる。
挨拶する大木であったが碧ママはどこか大木に敵意剥き出しの言葉を放っていく。さらに意味深な発言。

『あなたのせいであんなことになったっていうのに…今更どの面下げて…』

碧から借りた物を返しに来たと伝える大木。北島が黒川から預かった絵の具を母親に渡していく。するとヒステリックになる母親。絵の具を投げ飛ばして騒ぎ立てていく。

『そんな物より碧を返してよ!あなたたちのせいであの子は失敗したのよ!』

ヒステリックが加速する碧ママ。
地面に投げつけた絵の具を拾って北島と大木に投げつけようとしていく。すると奥から男性が一人出てきて母親を制止していく。

『…久しぶり…マサ兄…』

難しい表情を見せるマサ兄。
ここで第2巻は終了。

アオの死、僕の後悔【2巻の感想】

アオの死、僕の後悔(2巻)

主人公である北島の彼女であった碧の死の真相、背景を探っていく物語。今回で碧は何やら家庭環境に問題がありそうな事がわかってきた。そして何かしらで大木瑠以も関わっている事が見て取れる内容。

そして碧の兄であるマサ兄なる新キャラも終盤で登場。

一体、碧は自宅で、どんな環境で育てられてきたのか。そして碧は何故、死んだのか。待っているのは幸か不幸か…。一人の少女の死の真相が気になるストーリーになっています。

興味が出た人は是非、チェックしてみてくださいね。


アオの死、僕の後悔

アオの死、僕の後悔

原作・著者葛城かなで
価格660円(税込)

ある日、学校で急遽集会が開かれた。そこで告げられたのは2年B組の玉城碧が亡くなったという知らせだった。先週まで碧と付き合っていた北島はその知らせに耳を疑った。美人で明るかった碧は学校では一目置かれる存在だったのに、そんな彼女がなぜ急にー。先週、別れを告げた自分のせいなのか、と悩みながらも、なかなか碧が亡くなった事実を信じられないでいた北島。そんな北島の前に、碧とクラスも部活も同じだった瑠衣が現れる。

今すぐ試し読みする


※この漫画は電子書籍ストア『BookLive!』で配信中。ストア内の検索窓に『アオの死、僕の後悔』と入力して絞り込み検索をすると素早く作品を表示してくれます。

記事は参考になりましたか?
はいいいえ