漫画「となりのフィギュア原型師」2巻。ちなみに2巻表紙を飾っているのが右から、こるり、ひたぎ、隆太郎である。
となりのフィギュア原型師【2巻】あらすじ
基本的にみんな真面目に仕事をしており、そして繰り返される日常ものの漫画なので、大エピソードの展開みたいなものはほとんどない。
あえて言えば、隆太郎とこるりの間の淡い恋愛関係の描写くらいなものだが、ぜんぜん進展らしい進展はないのでそれも置いておく。ネタバレの方に進もう。全エピソードは拾いきれないので抜粋でいく。
※ストア内の検索窓に漫画タイトル「となりのフィギュア原型師」と入力して検索すれば素早く作品を表示してくれます。
となりのフィギュア原型師【2巻】ネタバレ
2巻の冒頭は年末である。大掃除をすることになる。
こるりはぜんぜんやる気がない。
外にある物置で面白いものが見つかったとかで、そっちに行ってしまった。そこで隆太郎は一人で片づけを続けるのだが、とんでもないものを見つけてしまった。
フィギュアを作るのに使うための資料写真なのだが、こるりがかなり大胆な恰好で撮った、自撮りのヌード写真であった。そしてそこにこるりが戻ってきて、見てしまった、ということに気付かれた。
こるりは「もうお嫁にいけない」などと言い出す。大掃除はさっぱり進まないのであった。
少し飛ばして次に紹介するエピソードは二月である。つまりバレンタインデー。
こるりが隆太郎に「これやる」と言ってなんか自作のフィギュアみたいなものを渡した。色は茶色かった。チョコレートであった。
なんでチョコレート？などと鈍いことを言い出す工房の一同の前で、真っ先にその意味に気付いた実方が言った。「どう見てもバレンタインチョコでは？」と。
こるりのチョコレートは型から自作してラッピングまで施した、割と本格的なものであった。住んでるアパートが同じなので、隆太郎は実方を送っていくのだが、実方は「代表さん（こるりのこと）、絶対半藤くんのこと好きだよね？」とか言い出す。だが、その話の流れの上で自分もチョコレートを渡す。
実方も隆太郎に対してまんざらでないのであった。
またある日。こるりは散歩中の犬（飼い主は知らない人）と戯れていた。いい笑顔で振り向こうとしたところで、隆太郎と斎藤が両手をバッテンにした。「工房で犬を飼おう」と言い出そうとしたところで機先を制されたのである。
結局、犬のフィギュアを作って気をまぎらわせるこるりなのだが、工房に迷い犬が現れた。たまたま、こるりが作っていたフィギュアとそっくりであった。それはただの偶然で、迷い犬の飼い主はすぐ迎えにやってきたのだが、後日、その少女から工房に、「うちの犬のフィギュアを作ってほしい」という依頼が舞い込むのであった。
またある日。こるりは倉田つぐみと居酒屋で飲んでいた。実は二人はもと同僚で、こるりは倉田のいる会社にむかし在籍していたのである。話題は隆太郎のことに及ぶ。隆太郎は滝館おこめ（こるりの原型師としての商業名義）を尊敬しているわけなので、「あいつ本当におこめのこと好きだよな」みたいなことを倉田が言うのだが、それを受けてこるりは言う。「ほんとにな。ちょっと勘違いしそうになる」。
と言ったあたりで2巻の紹介は終える。掲載誌の方で連載は続いているので、いずれ3巻をご紹介する機会も来るかとは思う。
となりのフィギュア原型師【2巻】感想
4コマ漫画によくある、いわゆる「萌え」系の作品ではないのだが、それでも筆者はこのこるりというキャラクターが大いに可愛くて、そしてこの作品が大好きである。
2巻に至って、ラブコメ度合いはかなり増してきている感がある。比率としては6：4くらいになったかもしれない。
この先の話もいちおう少し掲載誌を読んで知っているが、ラブコメ感はさらに増していく感じなので、そういう方面に興味のある方はご期待いただきたい。
となりのフィギュア原型師
半藤隆太郎は個人で活動するフィギュア原型師。原型師とはフィギュアなどの大量生産の元になるものを作る人で、腕は確かだが、少々人付き合いが苦手な彼が入った工房のメンバーは見た目子供の工房代表、美少女好き、クリーチャー好きと超個性的で、彼らは、手先は器用、でも生き方は不器用。フィギュア好きも、フィギュアに関心がなくても楽しめるワイド４コマ。
※移動先の電子書籍ストア「BookLive」にて検索窓に「となりのフィギュア原型師」と入力して絞り込み検索をすれば素早く作品を表示してくれます。
＼＼ NEXT ／／
✅ となりのフィギュア原型師【3巻ネタバレ】ラブコメ全開！ライバル登場で恋の行方が気になり過ぎる！？
この漫画は電子書籍ストア「BookLive!」で取扱い＆無料試し読み可能！
今すぐ試し読みする