緊張感が味わえる!大沢俊太郎の漫画「DIVER(ダイバー)―組対潜入班―」あらすじ・ネタバレ感想

DIVER―組対潜入班―

ゴタ消し 示談交渉人 白井虎次郎」「闇狐」などを描く大沢俊太郎先生の新刊が「DIVER―組対潜入班―」だ。全2巻で完結する。DIVERと聞くと海に潜る方を想像する方が多いかもしれない。しかし、この漫画の指し示す「DIVER」は「潜入捜査官」だ。

この漫画は組織犯罪対策課の捜査官が潜入捜査をして数々の難事件を解決していく物語。

ちょいグロい部分もあるがニュースを賑わす組織犯罪の中身にも切り込んだ漫画だ。潜入先に正体がバレれば命の保証はない捜査官。漫画を読んでいてハラハラ・ドキドキしてしまう。また、この物語の主役もいい感じに歪んでおり2巻で終わるのがもったいない漫画だと思えた。

大沢俊太郎の漫画「DIVER(ダイバー)―組対潜入班―」あらすじ

この漫画の主人公は黒沢兵悟(くろさわひょうご)といった歪んだ正義感も持っている男。組織犯罪を潰すためであれば手段を問わない。そんな彼の物語は闇金業者の潜入から始まる。

意外性のあるスタートをするので最初は黒沢兵悟が主人公だとは気づかなかった。しかし、この男は潜入する先々で上層部の人間に信じてもらう、気に入ってもらえるように自身の体を犠牲にしてでも組織の奥深くまで潜入しようとする。


黒沢兵悟といった男、潜入時のON/OFFの差が凄まじい。とにかく頭の狂った潜入捜査官なのだ。だが優しさも兼ね備えており、振込詐欺師集団から少しばかり、くすねた金を被害者に送り届けるなど人間味らしい部分もある。

警察官だがダークヒーロ的な感じで魅力的な主人公に仕上がっている。

大沢俊太郎の漫画「DIVER(ダイバー)―組対潜入班―」ネタバレ感想

1巻、2巻では潜入先も変わってくる。以下は黒沢兵悟が潜入する組織犯罪グループとなる。

DIVER―組対潜入班― 第1巻

  • 闇金グループ
  • 振込詐欺師グループ
  • 新興宗教団体

闇金グループと振込詐欺師グループの話は繋がっている。
最大の詐欺グループAチームを潰すために黒沢はまず繋がりのある闇金グループへ。そこで信頼を得て、詐欺グループに紹介されるといった流れだ。とにかく相手の信用を得るために命を張る黒沢。

かなりグロい描写もあるが思わず読み進めてしまう。

また、この漫画は所々に組織犯罪の内情を説明する部分がある。「へぇ〜そうなんだ」と思える部分もあり組織犯罪に対する勉強も少しだができる。

DIVER―組対潜入班― 第2巻

  • 新興宗教団体

2巻は全編を通して新興宗教団体の潜入捜査がメインとなる。この新興宗教団体は黒沢兵悟でも少しヤバイと感じる団体。幾度も黒沢にピンチが降りかかる。読んでいて良い緊張感を与えられる。

最終的に宗教団体の教祖を捕まえることに成功するのだが最後は爽快感があり良かった。

2巻の印象深い場面と言えば…

「破邪ぁぁぁ」
「邪生より清死」

漫画ながら、あ〜こいつらヤバイわ、本物だわ。と宗教団体の怖さも垣間見ることができる。そして潜入捜査なのでしょうがないが黒沢の迷いのない「邪生より清死」の復唱時の顔は笑ってしまう。

2巻で完結だが濃厚な内容で満足度の高い漫画

もっと伸ばしても良かったのではと思えるくらいにテンポも良く、中身も濃厚な作品だ。他の犯罪組織に潜入する話も読んでみたいと思えるほど。かなり満足感の高い漫画で面白かった。

強いていうなら黒沢兵悟の過去をもっと広げて欲しかった。黒沢が最強最悪の捜査官になるまでの過程はこの漫画を読んだ人なら誰でも知りたくなるはずだ。

それでもダークヒーロー的な主人公が巨悪を叩き潰していく様は読んでいて爽快!そういったジャンルの漫画が好きな方なら期待を裏切らない漫画になっている。

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