予知視【1巻ネタバレ感想】予知能力のまつわる複雑怪奇な人間模様スタート!?

予知視

えー、WEBコミックとしてスタートした企画で、どうも人気が出たらしく、紙版の出版の予定も立ったりしている作品である。

予知視【1巻あらすじ】

大雑把にいうと、超能力もののSF。未来を予知することのできる、まあそんなに大規模な予言とかができるわけではないが、ちょっとだけ先のことが分かるのでそれを利用して女遊びをしたり小遣い稼ぎをしたりしている照彦という大学生の青年が主人公。

ただ、この能力というのがただ「未来を見るという超能力」というだけでは終わらないらしく、主人公は様々な事件、そして人間模様に巻き込まれていくことになる。

予知視【1巻ネタバレ】

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最初はまずは合コンのシーンから始まる。なんか美女がいたので、なんとか今夜一発やれる流れを作るために、予知をする。「こちらがこれこれこういう行動を取った場合に、相手はどう反応するか」を主人公は見ることができるので、それによって「女の関心を買う台詞」を続けることができるのである。

んで、結局二人で合コンの場面から離れることになるのだが、この女がなかなかに積極的で、「そんな態度だとカノジョになってあげないよ」とか言い出す。主人公はただヤリたいだけで、セフレが作れればそれでいいくらいに思っているので(割と駄目人間なのである)、面倒だなとか思っているが、それでもやることはやりたいので部屋に連れ込んだものの、逆に三発も求められてヘトヘトになり、その上「自宅まで送れ」とか言われてうんざりしてしまう。

まあそれだけならよかったのだが、主人公ととうとう口論になってしまったこの女、主人公が思わず手を払いのけた直後に、主人公の目の前でトラックに跳ねられて死亡する。割と描写はグロい。

主人公がプチ超能力者だといってもこの世界は普通に地球なので、警察沙汰である(トラックは逃げた)。

といっても、別に主人公が殺したわけではないので、何がどうというわけでもないのだが。

さて、主人公が能力を使えるようになった昔の回想シーンなどを挟んで、茂という友人が登場する。一見、人のよさそうな青年である。

その場面で、死んだ女の友人だったという女が登場し、なんだか知らないが主人公を恐喝し始める。別に殺したわけじゃないってのに。ところが、主人公は、今度はその女が死んでいるところを予知してしまうのである。

また車が突っ込んできたので、主人公は女を庇って逃げる。予知を回避しようとしたのだ。しかし、予知を逃れることはできないらしく、女は結局、落ちてきた鉄パイプに身体を貫かれて死んでしまう。

主人公はそのショックで気を失ってしまったのだが、気が付いたら病院にいて、茂がいた。そして茂は打ち明ける。実は自分も、未来を予知する力を持っているのだと。

ここから、主人公と茂が持っている能力についての解説が始まる。これは偶発的に獲得された超能力などではなく、とある一族に代々受け継がれている能力なのだという。

で、その一族の一人で奈美という女、主人公の高校時代の元彼女なのであるが、それが照彦に能力を与えたのではないかと推論される、という話がされる。

さて、そんなこんなしている間に、なんか怪しげな警察官が尋ねてくる。刑事ではなく警察官である。主人公の身辺で二人も死人が出ているのだが、そういう用向きではないらしく、実はこの警官もその「一族」に関わりのある人間で、予知視の秘密を知っているのである。

分からないことだらけで混乱した主人公は、誘いに乗るようにしてこの警察官から教えられた「呪い」なるものについて知ろうとするのだが……。というあたりまでが一巻。

予知視【1巻の感想】

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なんとなく全体的にぎこちない感じはあるんだが、さすがにそこそこに売れている(んだと思われる)だけあって、けっこう面白い。引き込まれるストーリーである。


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原作・著者滝智次朗
価格600円(税別)

「運命とは必然であり、自らの選択である。」そう信じる男は“予知できる眼”を持っていた。絶対に失敗しない、思うがままの日々。しかし、彼はまだ知らない。すでに深く、暗い、大きな渦に呑まれていることを…。それは人が「運命」と呼ぶものなのかもしれない

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