今回ご紹介するのは「おしごともの四コマ漫画」である。
となりのフィギュア原型師【1巻】あらすじ
タイトルからお分かりの通りではあるが、主人公・半藤隆太郎の職業は「フィギュア原型師」。
フィギュア原型師というのは基本的に在宅でやる仕事であるので自宅(アパート)で一人でフリーランスとして働いていたのだが、ひょんなことから、同業のフリーランス数名でシェアしている工房に所属することになる。
基本的には、そこでの日常を描いた四コマ漫画となっている。四コマといっても一ページを四つに分けた「ワイド四コマ」というもので、あまりいわゆる四コマ漫画っぽいチマっとした感じはないのだが。
※ストア内の検索窓に漫画タイトル「となりのフィギュア原型師」と入力して検索すれば素早く作品を表示してくれます。
となりのフィギュア原型師【1巻】ネタバレ
隆太郎が仕事を受けている先の一つに、倉田つぐみという「企画担当」の女性がいた。ある仕事を納品しに行った際、隆太郎は倉田から荷物の届け物を頼まれた。あまり気乗りはしないのだがその届け先は隆太郎の家の近所で、行ってみたら子供みたいな姿の女性が出てきて、工房の代表の桐山と名乗った。
彼女が桐山こるり、またの名を原型師「滝館(たきたて)おこめ」、本作品のメインヒロインである。
こるりは急ぎの仕事を抱えているとかで、隆太郎はその場でピンチヒッターとして駆り出されることになった。ちなみに隆太郎は滝館おこめという同業者を古くから一方的に知っていて、憧れて尊敬していたので、嬉々として、とは言わないまでもまあまんざらでもないという感じで仕事を手伝うことになる。
結局、そのまま隆太郎は工房のメンバーに加わることになった。
で、急ぎの仕事が終わったあと、残りの工房メンバー二名も現れて、工房の行きつけの近所の喫茶店、「喫茶軽食 ブールデル」で歓迎会が行われることになった。
ひとりは斎藤忠良(ただよし)、見るからにオタクといった感じの、恰幅のよい男性。もう一人は羽喰(はぐい)ひたぎ、こるりとは全然タイプが違うがこちらも若い女である。気が小さいが、ファッションはかなり攻めていて、ピアスをしている。
この作品の重要キャラクターはあともう一人いる。
ブールデルの店員、実方(さねかた)せつかである。これまた若い女性。常連客だが素性のよくわからない工房メンバーたちに興味津々、といった感じ。ちなみに、まもなく分かるのだが実は隆太郎のアパートの隣人でもあるのだった。
そこからは日常が続いていくわけだが、雑に書いてしまうとこの作品はラブコメでもあるため、こるりは割と隆太郎のことが好きである。実方さんも満更ではないご様子。ひたぎは別にそうでもない。
もう少し内容の話をすると、たとえばニンジャデストロイヤーというゲームの話が出てくる。こるりが工房でゲームをしていたら、斎藤に怒られてゲームを取り上げられたのである。
ちなみに、斎藤とこるりは古くから交流のある同業者で、揃って工房の創設メンバーでもある。
斎藤はこるりがニンジャデストロイヤーにはまったことを好機とし、自分が持っていた同作の漫画などを貸し与え、そしてニンジャデストロイヤーがらみの案件が工房に来るように差配した。原型師という職業は、対象の作品に対する造詣などが深く求められるので、そういう流れになるのだという。
エピソードはまだまだあるが、とりあえず一巻の紹介はこんなところにしておく。
となりのフィギュア原型師【1巻】感想
作品の比重としてはおしごとものとラブコメの比重が5:5くらいな感じなのだが、とにかくこるりという女が可愛い。筆者としてはそんな感じである。
作中で年齢が具体的に明示される登場人物は一人もいないのだが、こるりはどう考えても隆太郎よりかなり年上で、これは私見ではあるのだがおそらくアラサーである。しかし恋愛経験はろくすっぽ無さそうな感じだ。とても「萌え」である。というわけで、二巻も出ているので、二巻の紹介に続くとする。
となりのフィギュア原型師
半藤隆太郎は個人で活動するフィギュア原型師。原型師とはフィギュアなどの大量生産の元になるものを作る人で、腕は確かだが、少々人付き合いが苦手な彼が入った工房のメンバーは見た目子供の工房代表、美少女好き、クリーチャー好きと超個性的で、彼らは、手先は器用、でも生き方は不器用。フィギュア好きも、フィギュアに関心がなくても楽しめるワイド4コマ。
※移動先の電子書籍ストア「BookLive」にて検索窓に「となりのフィギュア原型師」と入力して絞り込み検索をすれば素早く作品を表示してくれます。
\\ NEXT //
✅ となりのフィギュア原型師【2巻ネタバレ】ラブコメ感が増々!淡い恋愛模様にニンマリ!
この漫画は電子書籍ストア「BookLive!」で取扱い&無料試し読み可能!
今すぐ試し読みする