漫画「往生際の意味を知れ」単話版の第40話をご紹介！
今回は八幡と結婚に向けて動いていく市松が描かれる。
そして彼の本音の心も覗かれる。取り敢えずは日和を吹っ切って順調なのだが…。
ラストページで今後の波乱を予感させる描写が差し込まれていく。会うべきではなかった二人が偶然の再会。
再び恋と復讐の迷路に入り込んでしまうのか…注目の内容です！
往生際の意味を知れ【40話】ネタバレ
八幡の家へ招かれる市松。
迎えた八幡はいつもと違うメイクで気合が入っていた。
部屋にあがると市松の為にソファーを新調していたり、アフターヌーンティーセットを振る舞う八幡。ソファーにはノートが無造作に置かれていた。
手に取って読んでみると…今日の為に八幡が自身に課した課題が沢山書き込まれていた。
『のりちゃんて…ほんと俺に似てる』
嬉しくて顔が緩む市松。
この日の本題である「結婚に向けての話し合い」を始めていく二人。
まずは二人で住む部屋を決定しようと提案する八幡。
同棲のワードが飛び出すと日和との思い出が蘇る市松。以前、日和から同棲を打診されたが有耶無耶状態であった事を明かす。
落ち込む市松を慰める八幡。自虐ネタも使って市松の気持ちに寄り添っていく。
『私も海くんの気持ちわかるから…』
二人で一緒に幸せになる事へ邁進していく市松と八幡であった。
場面転換。
榊田も参加する飲み会に顔を出す市松。そこで結婚を前提に交際している女性がいる事を明かす。
『榊田も彼女と友達なんだよ』
すぐに相手が誰か察する榊田。
一瞬だけ目を細めると同時に質問をしていく。
『それでヤッたんですか？』
市松と八幡はまだ男女関係になっていなかった。周囲の人間はその状態で結婚しても大丈夫なのかと市松を心配。
市松の本心を暴こうとする榊田。
会話の端々に日和を連想させる言葉を盛り込んでいく。
さらに胸を抉るような事実を周囲に話す榊田。市松は日下部由紀の娘に身も心も滅茶苦茶にされて今の彼女と付き合っていると言葉にしてしまう。
ジョッキを片手に持って一気飲みする市松。
『榊田ぁ…そんなわけないだろ…俺は八幡さんを愛してるから』
日和の事は眼中にない事を示す市松。
飲み会後…酔いが回っていた市松は無意識に八幡の家へ足を向けていた。
八幡と対面して我に返る市松。
酔った勢いで無意識に来てしまったと焦る。取り敢えず彼を部屋に招く八幡。部屋の中は以前と違って汚部屋状態であった。
『別に意外でもなんでもない…』
八幡が本当はだらしない一面を持っている事を見抜いていた市松。逆にいつもの八幡らしさの方が好みだと伝える。
『日和さんに負けたくなくて…』
本音が溢れる八幡。
彼女を抱きしめて唇を奪う中で市松の心情が明かされる。
心の中の比重はまだ八幡より日和であった市松。しかし、日和が自分の前に現れる事はないと察していた。そして自分の事を想ってくれる子も八幡以外にこの先はいないと確信を持っていた。
後戻りはしたくなかった。
ベッドに移動して八幡を抱いていく市松。
『昨日は不甲斐なくてすみません』
昨夜は失敗。
男として落ち込む市松。彼を励ます八幡さん。彼女の優しさが身に沁みていく…一層八幡への想いが強くなる市松であった。
場面転換。
デパートへ買い物に来ていた市松。日和と遭遇してしまう場面が最後に描かれて第40話は終了。
往生際の意味を知れ【40話】感想
市松の中で日和の影がチラつきながら新しい一歩を踏み出して交際も順調。
しかし、最後のページにて日和との再会が示唆される描写が差し込まれる。この出会いが二人の間で何をもたらすのか…。
あれだけ尽くしてくれる八幡さんを裏切ったら…炎上モノの男になってしまう市松。もう少しで物語も大きく動きそうな雰囲気が伝わってくる。八幡さんが健気なので悲しむ姿は見たくないが…。
次話が気になり過ぎて早く配信して欲しいです！
往生際の意味を知れ！
主人公・市松海路(いちまつかいろ)の元に、突如、７年前に失踪した元カノジョ･日下部日和(くさかべひより)が現れた。 恋い焦がれ、待ち望みすぎて、元カノ教の敬虔な信徒と化していた市松に、 彼女の無理難題な要求が明かされて… 『あげくの果てのカノン』米代恭が新時代を切り開く、深呼吸必至の元カノ×元カレ＝ラブコメ！？
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