少女漫画「鬼の妻問い」をご紹介！
この漫画は作画：黒マコリ先生。原作：別府マコト先生のタッグで描かれる作品。
定価は220円で1巻で完結します。電子書籍ストア「コミックシーモア」にて先行配信されている漫画です！
主役は志筑百（しづき もも）と鬼の二人。
内容的には「鬼の花嫁」に似た感じであり…最初は胸糞展開ですが鬼が現れると同時に痛快＆爽快な展開が繰り広げられて…最後はハッピーエンドで結末を迎えていく作品です。
あやかしと人間のラブストーリーが好きな人にとっては凄く読みやすくて非常に内容もシンプルで楽しめる作品に仕上がっていますよ！
この漫画のざっくりとした内容などをお届けしていきます！
鬼の妻問い【ネタバレ】
冒頭、志筑家の長女である百の環境が明かされる。
彼女は百年に一度…鬼に捧げられる巫女の役目を担っていた。
鬼に捧げられるまでの間、和室に閉じ込められる百。そこへ義妹が現れる。流行りのお菓子を持参してきた義妹。
しかし、彼女の目的は百を侮辱する事であった。
百を生贄と称して蔑んでいく妹。百が犠牲になってくれる事で志筑家は安泰だと抱きしめてお礼。
百の実の母親は既に亡くなっており…現在の父は再婚。義母に娘がいた。志筑家の血を引き継ぐのは百であるが…義母と義妹が家に来てから虐げられる日々が続いていた。
そして百が十六歳になる誕生日。儀式の当日でもある。
儀式用の衣装を取り繕うお手伝いさん。その様子を見て毒を吐く義母と義妹。
『適当でいいわよ…どうせすぐに必要なくなるんだから』鬼の妻問い
最後の最後まで蔑まされる百。
早く殺されて楽になりたい…そんな事を脳裏で思い浮かべると…部屋に風が舞い込むと共に鬼が現れる。
ヒロインを外に連れ出す優しき鬼！？
現れた鬼は義妹が見惚れるほどの美貌を兼ね備えていた。さらに鬼は義母と義妹に対して下女と吐き捨て…もてなしを用意するように指示。
『（百は）志筑の家の血を引く唯一の女だ』鬼の妻問い
鬼にとって正当な血を引くのは百だけであった。
百が優遇されて苛立つ妹。鬼はそのまま百を外へ連れ出していく。
母との思い出も噛み締めながら鬼と屋外デート。
彼女がぶしょったい洋服だったので鬼は百に見合う新しい洋服を見繕っていく。
見違える姿になる百。同時に久しく外を自由に歩ける状況に笑みが溢れていく。
鬼へ感謝すると同時に屋敷へ戻る事へ。
志筑家の屋敷では着々と儀式の準備が進められていた。そして屋敷へ戻ってくる鬼。
鬼に接近して色香を放つ義妹。しかし、鬼はそんな彼女を冷たい視線で見ながら振り払っていく。
『この家は志筑の血を引く巫女が継ぎ…夫となる俺が守る』鬼の妻問い
花嫁姿で現れた百を引き寄せ集まった一同に告げる鬼。
主あり…妻になる！
鬼は義母、義妹、百の父親を志筑家から出て行くように命令。
百の父親は婿養子だったので正当は血を引き継いでいる訳ではなかった。
百を閉じ込め、蔑んでいた百の家族に怒りを露わにする鬼。
『今日からお前がこの家の主…そして俺の妻だ』鬼の妻問い
鬼のプロポーズを受け入れる百。
一気に妹達と形成が逆転。その夜…庭先で鬼と話す百。実は鬼は昔から祠で百の姿を見ており…彼女が十六歳になる事を心待ちにしていた事を明かす。
最後に全ての選択は百が握っている事を明かし…自分と婚約するかどうか選択を迫っていく鬼。
百は鬼に名前を尋ねる。
しかし、名のなかった鬼。百は鬼に「竜胆」といった名前をつける事へ。
それが婚約の契約完了の合図にもなって鬼は全ての災いから百を遠ざける事を約束。同時に百へ望みを尋ねていく。
彼女の望みはまた鬼と一緒にデートをしたい事であった。最後に幸せな笑顔を見せる百と鬼のデート姿が描かれてこの作品は幕を閉じていく。
鬼の妻問い【感想】
婿養子の父親、義母、義姉に虐げられた人生を送ってきたヒロインの百であったが…鬼の婚約者となる事で人生が花開き自由になる物語。
わずか1巻で十分に満足出来る内容に纏められており、読後感も凄く良い作品です！
終盤ではスカッとさせてくれるシーンも存在して義妹達への苛立ちやモヤモヤした気分もスッキリ！
絵が綺麗でストーリーも非常にわかりやすいので現代版のシンデレラストーリーが好みの人にとっては当たりとなる作品間違い無しですよ！
気になった人は是非、チェックしてみて下さいね！この漫画は電子書籍ストア「コミックシーモア」にて先行配信されています！
鬼の妻問い
生贄として育てられてきた少女。約束の日、彼女を迎えに来たのは美しきあやかしだった――… ※この作品は『あやかし旦那様の愛しの花嫁～お前は永遠に俺のもの～アンソロジーコミック』収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものとなります。
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