宇津江広祐先生が描く漫画『内藤死屍累々滅殺(ないとうししるいるいめっさつ)デスロード』2巻の配信が開始。今回はテレパシストであるティーノこと『サキ』の過去編が大部分を占めていく内容へ。
同時にタスクとクロも能力に適応を始めていき、弱い内藤なら容易く倒せるようになっていきます。
この作品は内藤が高校生の時に書いた映画の脚本が現実化された世界。ラスボスでもある内藤と内藤が設定した超能力者5人により世界を賭けた異能力バトル、パニックホラーが展開されていきます。恐らく1巻から読んでいないと設定がまったく把握できないので気になった人は是非、1巻から読んで見て下さい☆彡
目次
漫画「内藤死屍累々滅殺デスロード」2巻ネタバレ
テレパシストであるサキと対面して世界の真実を教えてもらった主人公の村越タスク(以下、タスク)。内藤の脚本は稚拙だから脚本通りに能力者5人を集めれば内藤といった化物を殺せるはずと判断するサキ。
そしてサキは名古屋に能力者5人を集める事を目標に行動すると伝えていく。タスクもサキの考えは理解したが最優先事項があった。それは名古屋にいる妹と母親を救出する事。まぁ、結局目的は違えどタスクも名古屋に行くことになるのだ。
準備をしていると久路(以下、クロ)も能力を使いすぎて疲労困憊状態から復活。タスクと共に名古屋を目指す事へ。
一方、名古屋にいるサキの実体。
実は主役キャラの妹といった属性であり、5人目の能力者になる確率が高いタスクの妹・巡を保護していた。
成長する能力者に胸騒ぎ…!?
サキは高校時代の内藤の友人、また一緒に死屍累々デスロードを作ろうとした男、田村にテレバシーで接触をしていた。内藤が書いた設定表だけでなく、それから起こした脚本があるはず。それを探して来いと田村に命令。
一方、クロと二人乗りで東京から名古屋を目指すタスク達。
途中、内藤が現れるも急速に成長をしているクロが容易く内藤を片付けてしまう。クロの成長は内藤を倒す為に願ってもない事態なのだがタスクは妙な胸騒ぎを感じていく。
その後も内藤を倒しつつ、名古屋へ向かっていくタスク達。クロと将来の夢について話をしていると何か違和感を感じるタスク。クロが語っていた話の内容はもしかしたら『死亡フラグ』になっているのでは…。
そんな事が脳裏を駆け巡るとタスク達の前に今までと違う異型の内藤が姿を現してくる。
テレパシストの過去が明らかに…
能力者の中でも異質な存在を放っているテレパシストのサキ。彼女はタスクの妹・巡を保護して名古屋の学校にいた。生き延びた生徒の中には内藤に侵食されてかけている者もあり、巡と共に学校から離れる決断をしていく。
そして教室を出ようとした時…内藤に侵食されかけている生徒と目が合う。一瞬暗転すると目の前は生徒が倒れている状況。立っているのは内藤とサキだけであった。どうやら対峙している内藤もテレパシスト系。
両者共に脳内へ入り込み、精神を貪り追い詰めていくテレキネシス対決がスタート。ここからサキの過去が明かされていく事へ。
主人公の能力が開花されていく!?
一方のタスクとクロは異型の内藤と対峙。
成長したクロの力を持ってしてもダメージを負わせる事ができず、苦戦。さらに進化して大きくなっていく内藤。タスクは内藤には核(コア)があるのでそこを狙えば倒せるとクロに説明。
クロの反撃開始かと思えばタスクはクロの行動を抑制。自身が直接、内藤と戦う意志を見せていきます。タスクも能力に適応し始めている事を示唆して2巻は幕引きとなります。
漫画「内藤死屍累々滅殺デスロード」2巻の感想
クロの伏線であったり、意外なサキの過去など様々なネタが詰め込まれていた2巻。この内藤の脚本世界が現実なのか…それとも意識の中で動いている架空世界なのか不明ですが、少しずつ前に進んでいく能力者達。
RPG×人間ドラマで叙情的なノリが個人的に非常に面白く次巻も期待してしまう漫画。タイトルはかなりぶっ飛んでいますが内容はしっかりとストーリーのある作品でお勧めできる漫画となっています。
興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡
内藤死屍累々滅殺デスロード
怪物VS超能力者。意味深パニックホラー!ごく普通の会社員・内藤は態度の悪いコンビニ店員にぶち切れ、突如巨大な怪物に変身する。そのまま一夜にして名古屋市を壊滅させ、内藤は世界で最も危険な存在となる。その一方、内藤に呼応するかのように、不思議な「力」に目覚めた高校生・タスクとクロ。この力を何に使うべきか…答えは一つ。絵に描いたようなヒロイック展開には大きな秘密が…!!意味深展開続々の、ニューウェイブパニックホラー!!
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