あむ先生が描く漫画「私が15歳ではなくなっても」第3巻の内容や感想をご紹介!
娘と同い年である高校生・シイナに脅され、誘惑されていく岩下。しかし、彼女と別れてから1ヶ月はまったく音沙汰なし。仕事でのトラブルを抱えて平凡で仄暗い日常を送っていく。
日常から逸脱したいと考えていたある日…駅ホームで蹲るシイナと遭遇。二人は熱海へ逃避行することへ。
今回はシイナの日常的は背景も明かされていく事へ。心に深いモヤを抱えた二人が織りなす禁断の逃避行。辿り着いた熱海では衝撃の出会いも…!?
私が15歳ではなくなっても【3巻】ネタバレ
突如、岩下に向かって性的な発言をしていくシイナ。娘と同い年の子に誘われていくが血の気の引く言葉を投げかけられる。
『1回10万円で』
すぐにシイナから離れて立ち去っていく岩下。彼の中で彼女は自分から金を毟り取ろうとしていると考えていく。会社も携帯番号も知られてしまった状態。
しかし、1ヶ月が経過してもシイナから連絡は一切なかった。岩下は今まで通りの平凡で仄暗い日々を過ごしていく。
同僚が突然退職して引き継ぎもなして片道2時間の現場に配属されていく岩下。睡眠時間も削られてキツイ日々を過ごしていく。代わり映えのない日常。ストレス発散に帰宅してトイレで自慰行為。
その様子をトイレの外で察知して怒りが込み上げる娘の心彩。
そして場面転換。
続いてシイナの日常が明かされていく。彼女は学校でイジメを受けていた。そして学校でお漏らし。何故、シイナがこのような状態なのか…背景が明かされる。
彼女は中学生の頃にネットで性的な配信をして鬱憤を発散。投げ銭など貰ってエスカレートするが母親にバレてしまう。その様子なども生配信だった為、流れていく事へ。俗に言う黒歴史である。
『勘違い女の末路…お前の価値500円…』
この生配信での騒動はネットで記事にもなって拡散。中学でもバレて肩身の狭い思い。そして高校に入学するも当時のことがバレて高校でもイジメの的になっていた。
精神的に追い詰められていくシイナ。
駅ホームで頭を抱えていると偶然、岩下と遭遇する事へ。
『反対方向の電車に乗ってみませんか?』
岩下も会社に嘘をついてシイナに付き合う事へ。彼も現実から逃げ出す口実が欲しかったのだ。そして二人は電車の終点である熱海まで向かう事へ。
しかし、熱海には妻である朋子が旅行に行っていた。鉢合わせる可能性もあったが広がる海の景色を見て心が浄化される二人。そのまま熱海で降りて、海を眺めに移動していく。
『シイナさんは…どうしてパパ活をしているの?』
岩下は尋ねる。
シイナは自分の夢を語っていく。彼女は海の見える暖かい丘の上でお花屋さんを経営するのが夢であった。
自分の身体に価値がある内に売り込んで大金を稼ぐのがシイナの目的であった。遠い街で一人で花屋を営んで穏やかに生きて死んでいきたいと語るシイナ。
『何してるのお父さん…』
シイナの話を聞いていると背後から妻である朋子が迫っていた。硬直する岩下。ここで第3巻は終了。
私が15歳ではなくなっても【3巻】感想
最後の描写がホラーなのかってくらいに怖い(笑)
突然、ビーチに姿を現した岩下の妻・朋子。15歳少女と行動を共にしている事がバレてしまった!?
岩下はどう切り抜けていくのか…。
そして高校でシイナをイジメているのは岩下の娘・心彩のような描写も描かれていく。
急加速する運命の歯車。
理性と欲望の間でもがく中年サラリーマンの末路はどうなるのか!?今後も期待の漫画である!
私が15歳ではなくなっても
「本当はずっと前から、こんな瞬間を待ち望んでいたのかもしれない」――娘に疎まれ、妻には責め立てられながらも中年サラリーマン・岩下は抑圧された日々を慎ましく生きていた。少なくとも、彼の目の前にある日突然現れた一人の少女・シイナと出会うまでは――。彼女が岩下に持ちかけたのは、「2万円でお食事」――パパ活の誘いであった。自分の価値を探し求める15歳の少女と、理性と欲望の狭間でもがく40歳中年男の痛々しくも眩い、小さな逃避行の物語が始まる――。
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✅ 私が15歳ではなくなっても【4巻ネタバレ】バラされるか…金払ってヤるか…究極の選択へ!?
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