真綿の檻【8巻~9巻ネタバレ】唯一の味方だと思っていた母親の本性が一番ヤバかった…!?

真綿の檻

女性漫画「真綿の檻」第8巻~9巻の見所や感想、ざっくりとした内容をご紹介!

8巻~9巻は祈里の家庭環境、父親との関係、母親の意外な側面などが描かれていきます。

携帯に盗聴アプリを仕込んだのは父親の差し金だと考える祈里。しかし、母と対面して話す中で今まで感じた事のない母親の狂気を抱く事へ。

母の本性が垣間見えていく内容に背筋がゾッとしていきますよ!

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真綿の檻

真綿の檻【8巻】ネタバレ

真綿の檻

高校卒業後、日向と連絡が取れなくなった原因は番号やアドレスの改ざん。そして盗聴用アプリによって情報が筒抜けになっていたと突き止める二人。

携帯を用意したのは誰か問われると母親の顔が浮かぶ祈里。

考える祈里…。
これは母親ではなく父親の差し金だと結論づけていく。

祈里は自分の父親がどんな人なのか思い返して過去の回想へ。それは高校時代…祈里は日向とのデート中に父親の浮気現場を目撃。尾行して様子を確かめていた。

浮気相手の庭に侵入して二人の様子を観察。しかし、見つかってしまい…修羅場状態へ。

父親が浮気する原因は妻にあるんだと訴える浮気相手。母を侮辱された気持ちになった祈里は父親へ反抗。母と離婚するように訴えていく。

そんな娘へ暴力を振るう父親。
そこへ日向が仲裁に入って暴力を止めていく。小さい頃から事あるごとに父親の暴力を受けていた祈里。それを止めてくれたのは母親であった。

真綿の檻【9巻】ネタバレ

真綿の檻

母に守られて以降…日常的な父親の暴力はなくなる。しかし、時折…その片鱗を見せる時はあったと。父親は人を支配するのが大好きな男だと解釈していた祈里。

その後、母親の事で印象深い事が明かされる。
それは母方の祖父が入院していた病院だった。悲しむ訳でもなく淡々と祖父に語りかけ毅然とする態度を見せていた母親。

祈里の中で母は自分を愛している。
そんな人がこんな事をする訳がないといった思いが強かった。

祈里は自宅へ戻る。
昔の携帯を持っていると母と対面。さらに母親はまだ話していない自分の事情を何故か知っていた。

『娘のことならなんでも知ってて当然でしょう?』真綿の檻(9巻)

血の気が引いていく祈里。
祖父が死んだ時の事を思い出す祈里。母の顔は白く怖いくらいに綺麗だった事を思い出していく。

そして携帯に盗聴アプリが入っていた事を明かす祈里。母の返答を聞いてアプリを入れたのが父ではなく母だと確信をする祈里。

『もう日向くんとは会わないでね?』真綿の檻(9巻)

母の怖い笑顔を目の当たりにして硬直する祈里であった。ここで第9巻は終了。

真綿の檻【8巻~9巻】感想

真綿の檻

父からは暴力、母からは束縛を受ける祈里。
母と父の関係にも裏がありそうですし…母親の祈里に対する狂気も怖い…。

祈里の人生は親に閉じ込められたモノになってしまうのか…彼女を救い出せるとしたら…唯一の人物はやっぱり日向だけ。

この8巻、9巻辺りで祈里編は終わりかと思いきや…まだ物語の半ば。母の本性を知った祈里がどんな行動を見せていくのか…次巻も楽しみですね♪


真綿の檻

真綿の檻

原作・著者尾崎衣良
価格121円(税込)

古風な家で娘として親に尽くし、結婚すれば妻として夫に尽くす。「家」は女の牢獄なのかーー?地味で、人に尽くしてばかりに見える榛花の、本当の人生とは…!?

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