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漫画「初情事まであと1時間」2巻のあらすじ
香苗と隆司の場合
お互いに初めてできた恋人同士。デートの後で女の家にお泊りすることになって、自然な流れで……という話。
翔と智子の場合
腐れ縁のもと大学の学友同士が、共通の友人の結婚式の帰りに終電を逃して男の家で……という話の流れ。
先生と沙奈の場合
先生というのは家庭教師の先生である。「志望の大学に合格したらお祝いにエッチして」と女の子の方から頼み、無事合格、男の方もその気は十分なので事に及ぶというおはなし。
カズくんとモモカさんの場合
モモカさんは「初めて恋人ができた」というだけのごく普通の女性なのだが、ことに及ぶ直前(男はシャワーを浴びている)になって、男の(男の部屋である)エロ本を眺めていたら自分のアンダーヘアは濃いのではないか、というしょうもないことに悩み始める。当然ながら「僕はそんなこと気にしません」という展開に。
ネルラとソロンの場合
ネルラはエルフである。肌の色が濃いのでダークエルフのように見えるのだが、その点について特に詳細な解説はない。ソロンは赤ん坊の頃にネルラに拾われて育てられた恋人。18歳と180歳。いわゆる「おねショタ」でありまた「ロリババア」というジャンルのアレである。二人はごく普通に恋愛関係を持つようになって事に及ぶ。
直哉と希の場合
いとこ同士の二人。いとこ同士なので、関係を持つことに悩んでいる。「ごめんなさいご先祖様」とか言っているが、別にいいんじゃないだろうか法律上もいいんだし。もちろんやることはやる。
徹と美保の場合
高校生カップル。ギャルっぽい女の子と、軽くオタクっぽい少年(※外見はさわやかイケメン系ですが)の、初々しい初体験を描く。
ハロルドとアガサの場合
たぶんヴィクトリア朝期イギリスが舞台で、メイドと貴族の子の禁断の恋というやつ。どうも事は既にばれているらしく、メイドが結婚話を上から持ってこられているのだが、駆け落ちを決意し、その前に二人で……という話。
原始人のふたりの場合
いちおう男女カップルだがガウガウ言うだけで言語らしい言語を話さない。そして名前もない。洞窟で雨宿りして遭遇してそのままいい仲になる。
陸と彩花の場合
ごく普通に恋人同士で、今夜いよいよという流れだったのだが、服を着たままもつれあっていたら男の方が暴発してしまい、風呂に入る羽目に。そして二人で風呂に入るのだが、また暴発しそうになり……。
田中さんと川瀬さんの場合
見た感じ、OLと会社の先輩らしい。OLの方がぐいぐい押していくのだが、男の方はやや太めの体型で自分に自信がなく、素直になれない。が、結局OLの部屋に二人で行くことに。
美宇と修司の場合
「経験豊富だから任せて!」とか調子こいていた男の方も実は童貞で……という話。実は女の方は耳年増だったので、ことが露見した後は女の方から攻める展開となる。
漫画「初情事まであと1時間」2巻のネタバレ&感想

一巻で構築された雰囲気というか、フォーマットというか、それを忠実に引き継いで2巻目も仕上げました、という感じである。どの短編にも外れは無いが、抜きんでた話があるかというと、それもないといえばない(別にないから何がいけないというわけではないのだけれど)。
とはいえ、あえて筆者の趣味に合うものを一つ挙げるのならば、出来不出来の評価ではなく全く個人的な嗜好に基づくものであるが、「ネルラとソロンの場合」であろうか。いや、実はロリババアものが好きなので……
何にせよまあこういうシリーズとして楽しむにはとてもいいし、ぜひこのまま続けていってほしいものである。
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