大蛇に嫁いだ娘【15話ネタバレ】黒蛇の愛…僧侶への復讐…そして黒蛇は白蛇へ生まれ変わる!?

大蛇に嫁いだ娘

漫画「大蛇に嫁いだ娘」第15話の見所や感想をお届け!

今回は「黒蛇の愛」といった話タイトルで送られる深い内容。

キヌの存在がどんどん大きくなっていく大蛇。一方、キヌは生き方を選べず…身体を売って食っていく毎日に人生を諦めようとしていく。

若く美しいキヌだが死んだような目をする彼女に苛立つ大蛇。そんな彼女へ大蛇なりの愛を見せていく。

住職との再会も果たし…過去の恨みも晴らす大蛇。さらに黒蛇から今の白蛇になった瞬間も描かれていきますよ!

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大蛇に嫁いだ娘

大蛇に嫁いだ娘【15話】ネタバレ

大蛇に嫁いだ娘

大蛇のもとへキヌが現れる。
彼女と関わる事で今後、碌でもない事が起こるとわかっていながらキヌを拒絶できないでいた大蛇。

キヌの生活は売春を繰り返し…なけなしのお金で食事を買って食い凌ぐ毎日。

場面は住職の屋敷。
縁側で住職と共に梅の木を眺めるキヌ。

『梅の木が沢山生えてるところがあるんだ…私のお気に入りなの』

大蛇のことを「おっかない奴」と称して梅の木に棲んでいるいい奴もいると教えるキヌ。

『明日も約束があるんだった…早く休まなきゃ…』

少しキヌの事が気掛かりになって明日の約束は仕事の一環なのか尋ねる住職であった。仕事ではないと告げるキヌ。

その夜…再び住職がキヌの寝床にきて彼女の身体を求めていく。死んだ目で抵抗せずに受け入れるキヌであったが…住職の馬鹿みたいだと思っていく。

『飯も寝床もタダなものは無いってことか…』

夜が明けて翌日…。
大蛇は獲物を捕らえようと必至。失敗に終わっていく。そこへキヌが現れる。彼女から香る男の匂いで仕事帰りである事を察する大蛇。

『お互いご飯を食べるのに苦労するね』

いつもの池の畔にある梅の木に寄りかかって空を眺めるキヌ。そのまま眠りそうになってしまう。

大蛇は家に帰るように促すが…キヌは住職と一緒にいたくない本心を明かしていく。大蛇も坊さん類の人間は嫌い。自分も坊主は嫌いだと告げてキヌの事をそっと見守っていく。

寝ているキヌを見ながら自分の感情を咀嚼する大蛇。

『妬ましいんだ…』

若くて眩しいキヌへ抱く感情をボソッと呟く。その後もキヌの生活は何も変わらない。身体を売った相手が首を絞めてくる男で痛々しい痕を残しながらキヌは大蛇のもとへ。

首にある痣をを見て心配する。

『今日のはちょっと酷かった…』

生きていく為には仕方ないと思いながらも半ば人生を諦めているような言葉を吐くキヌ。そんな彼女の首を尻尾で締めつけていく大蛇。

キヌに抱く感情を吐露する。若くて眩しいのに何もかも諦めたような目が大蛇にとって苛立ちの原因であった。

『俺はお前が欲しい…他の奴に殺されるくらいなら俺に食われてしまえばいい』

大蛇の言葉を肯定するキヌ。
彼女の放った言葉を聞いて大蛇はキヌを食う事を決意。

一方、住職…梅の木の枝が目の前で折れて何か不吉な予感を感じていく。枝の側には小さい蛇がいた。そしてキヌが大蛇に食われる場面が脳裏を過る住職。

住職は直ぐに寺へ戻って祈祷の準備。
一方、大蛇は過去に僧侶へかけられた呪いが発動。身体に激痛が走って悶えていく。同時にキヌを世話している住職が僧侶であった事を確信。

『そうか…お前だったか…』

既に大蛇の腹の中にいたキヌ。彼女はまだ生きていた。大蛇の声に応えるキヌ。自分は住職と因縁がある事を明かす。

呪いに苦しみつつ…腹の中にいるキヌと会話していく大蛇。

『どうして俺に食われたんだ?』

キヌにとって大きな理由はなかった。ただ大蛇が一番マシだっただけ。大蛇の腹の中で身体が溶け始めていたキヌだが…その温かさに母親のお腹の中に包まれているような感覚に陥っていたキヌ。

その後…大蛇は住職のもとを尋ねる。

『キヌは死んだぞ…ここだったか…クソ坊主め…探したぞ…7日間も苦しめやがって』

数十年ぶりの再会。
住職を前にしてキヌを食った事を明かす大蛇。キヌの若い美しさに依存していた住職の核心を突いていく大蛇。

『残念だったな…キヌは俺を選んだぞ』

泣きじゃくってキヌを返すように訴える住職。しかし、既にキヌはもう溶けて大蛇の身体の一部になっていた。

キヌを奪い合う勝負は自分が勝利した事を告げて住職のもとを去っていく。同時に慣れ親しんだ土地を離れようと決意する大蛇。脳裏に過るキヌの存在。

その瞬間…大蛇に落雷。
焼け焦げてしまう大蛇であった。それから数年の時を経たのだろうか…腐りきった大蛇の身体から小さい白蛇が出てくる。

『さようなら…昔の私は随分哀れな一生を送ったようだな…同情するよ』

白蛇として生まれ変わった大蛇。
自分は愛した女は食わず…共に生きる考えを示して新しい地へと向かっていく。ここで第15話は終了。

大蛇に嫁いだ娘【15話】感想

大蛇に嫁いだ娘

最後は一体どういう事なんだ…。
黒蛇時代の記憶を持ちつつ…白蛇として生まれ変わっていた大蛇。ただ…黒蛇と白蛇の大蛇はあまりにも性格が違い過ぎている印象。

「昔の私」と言っているので黒蛇も大蛇である事は間違いないと思うが…死んでは記憶を継承しつつ…大蛇は転生して生き長らえてきたのか…。この辺のロジックはちょっと理解出来ませんでした(笑)

今回は蛇と人間の特殊な愛を見せられているような深い内容。そして今、大蛇の前に現れた僧侶が語る「師を殺した」はどうやって結びついていくのか…。

まだまだ謎多き大蛇の過去。今後も目が離せません。そして一番はミヨとの関係ですよね。人を殺めた過去がある事を知ってミヨと大蛇の愛は消滅してしまうのか…。早く続きが知りたい!


大蛇に嫁いだ娘(1)

大蛇に嫁いだ娘

原作・著者フシアシクモ
価格合冊版:792円(税込)分冊版:1冊99円~

「傷モノの娘だ。ちょうどよい」そう言われ、山の主である大蛇のもとに供物として嫁いだ少女ミヨ。喰われるのではないかと怯えるミヨだったが、大蛇は夫婦になれたことを喜んでいる様子。しかし、大蛇の愛情表現は人間のそれとは大きく異なり――異種族ゆえのすれ違いを耽美な筆致で描く、ピュアな異類婚姻譚。

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