オムニバス形式青年誌エロ漫画、第3巻が刊行された。
目次
カレシがいるのに【3巻】あらすじ
1・2巻と同様の構成であり、あらすじの書きようはないので、さくっと各話紹介に進もう。
カレシがいるのに【3巻】ネタバレ&感想
case file.13 経理部 出水さくら
出水(いずみ)さくらは結婚を三か月後に控えた、どうということもない、ややお堅いタイプのOL。といっても婚約者は作中姿を見せないしほとんど言及もされない。さくらがいつもの帰り道で自宅に向かっていると、近所の家のカーテンが空いていて、その家の若いご夫婦が夫婦生活に励んでいるのを目撃してしまった。生まれて初めて他人の情事を目の当たりにする経験をしたさくらは物凄いショックを受ける。後日、また同じ家の同じカーテンが開いていて、また夫婦生活が営まれていた上に、奥さんの方がこっちを見てひらひらと手を振った。わざと見せられていたのである。さて、ここから衝撃の展開となる。その奥さんが急逝したのである。いや、事情をきくと病気だったのは分かっていて、そういう事情だから、自分が生きた痕跡を残したいみたいな動機でわざとカーテンを開けていたらしいのだが。さくらは、線香を上げにいったその足で、その家でその亡くなった奥さんと「同じこと」をするのであった。そして知らない女学生に目撃されたので自分も手を振った。なんかとてもエロく、シリーズ屈指で(個人的には)好きなエピソードである。
case file.14 アマチュア・ミュージシャン 東原雪絵
同棲カップルの片割れであるところの雪絵が、同居人がうるさいのでマンションの屋上で煙草を吸っていた。たまたまそこに別の部屋の住人が来たのだが、昔の知り合い(高校の軽音部だったころの仲間)だった。なんか、そのまま流れで二人は関係を持ってしまう。
case file.15 写真部 竹内美樹
むかし友人と遊びで撮ったヌード写真(デジタル撮影)を、たまたま男友達が偶然に持っていた。美樹はなんとかそれをこの世から抹消しようとデートに誘ったりだとか手を尽くすのだが、その男は美樹のことが好きで、なんか猛烈に口説かれて関係を持つに至る。ちなみにこの美樹というヒロイン、実は彼氏がいない。過去にはいたが死別している。そんなに忠実にテーマを追うのが目的でやってるシリーズでもないので、こういう作品もあるというわけである。
case file.16 派遣OL 高谷つぼみ
1巻6話と同じキャラクターを主役に据えた、実質的続編。彼氏と婚約することになり、実家を向かうつぼみ。なんか、その実家というところは「夜這いの風習」が残っているという凄い場所であり、その夜乱交が始まってしまうのだが、つぼみも好き者であるので大いに盛り上がるのであった。
case file.17 イベント研究会 遠藤加奈
好きな男の部屋までたどり着き、そこで告白してOKをもらい、さっそく行為に突入する感じの流れになったのだが、サークル仲間がどやどやと大勢やってきて、なんか乱交パーティーが始まってしまう。男を恨んでも仕方がない流れのような気がするが、軽い作品であるので加奈もなんだかんだ流されるままに楽しむのであった。
case file.13 営業部長補佐 花菱杏美
杏美(あずみ)は新田という新人(女性)と、仕事上のちょっとした付き合いから飲みに行くことになった。社内では公然の秘密なのであるが、新田は同性愛者である。そして、新田はどういう流れで気付いたのか分からないが、杏美も同類であることを見抜いていた。二人はそのまま新田の家で情事に及ぶ。ちなみに新田がタチで杏美がネコであった。新田は実は昔から杏美のことが好きであったそうで、二人はどうも付き合うことになるらしい(杏美は婚約者と別れることになる)、という感じで幕。
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