中村なん先生が描く問題作『いじめるヤバイ奴』最新刊となる第5巻。今回から本格的に生徒会編がスタートしていきます。表側では正義の顔をしている生徒会ですが、裏の顔はなんと…極悪非道ないじめ集団。
そんな生徒会の悪事を知り得た仲島達は今までの敵と共闘して巨悪の悪意を叩き潰そうと奔走していく事になります。
さらに5巻では白咲さんが仲島に対して2日間だけ、いじめを休んで良いと意外な言葉をかけていく事へ。偽りのいじめっ子である仲島が生粋のいじめっ子達を改心させたり、叩き潰していく物語になってきた作品。
今回の巨悪は一筋縄ではいかなそう…。追い詰められていく仲島は巨悪を潰す事ができるのか…盛り上がりを見せてきています!
目次
漫画「いじめるヤバイ奴」5巻ネタバレ
まずは生徒会編に入る前に仲島と緑田のエピソードから。
仲島の事を自身の騎士様だと思い込んで好意を寄せている緑田。しかし、仲島が白咲をいじめている現場を目撃してしまいます。私の救世主がいじめっ子のはずがない…そう思う緑田は白咲さんに接触。
仲島との関係の真相を聞こうとすると二人の間に正義感の塊男である田中が割って入ってきます。
白咲を心配する田中の姿を見て緑田は訳のわからない解釈をしていく事へ。仲島の白咲いじめは田中と白咲さんの仲を深める為であると勝手に解釈。逆に仲島の白咲いじめを肯定していく事へ。
そんな緑田のお馬鹿な一面が描かれつつ、物語は本格的に生徒会編へ突入していきます。
正義男の余計な依頼が事の発端へ…!?
仲島と生徒会が対立する関係を生み出していくのが田中。校内でいじめっ子がカツアゲしている現場を目撃した田中は正義感から救いの手を差し伸べようとすると現場へ生徒会副会長が参上。
華麗なる手裁きでいじめっ子達を虐待していく副会長を見た田中は彼に惚れ込んでいき、白咲いじめをしている仲島を成敗して欲しいと依頼。
一方、白咲に負けて完全にもぬけの殻状態になった加藤は副会長から滲み出るいじめっ子臭に不穏を感じていました。
生徒会の裏の顔も描かれていきながら、最初は田中の依頼を断るつもりであった生徒会。しかし、仲島のいじめ方法を聞いた副会長は目の色を変えていき、田中の依頼を正式に引き受ける事を伝えていきます。
どうやら仲島のいじめに心当たりのあった副会長。仲島が派手にいじめをしているので学校の規則が厳しくなって、自分達のいじめも目をつけられてしまうと生徒会も仲島に良い迷惑を感じていたのです。
そして生徒会の仲島を陥れる策略が進行していきます。
相まみえる事のなかった人間達が共闘!?
生徒会の策略でミスターコンテストなる文化祭のイベントに勝手にエントリーされる事になる仲島。生徒会の策略は大勢の観衆が集まる場で仲島のいじめを暴露。彼に悪者になってもらい、自分達の裏の顔をよりカモフラージュしようと企んでいきます。
生徒会は仲島を陥れる作戦を練りながら、新たないじめ奴隷のターゲットを話し合っていると浮上してくる田中の存在。生徒会は文化祭が終わった後、次のいじめターゲットを田中に設定していきます。
そんな生徒会の話を盗み聞きしていた加藤。
彼は友人である田中を生徒会の魔の手から守る為に仲島に一緒に生徒会を叩き潰そうと提案。自分が嵌められようと計画されている事も知った仲島は加藤との共闘を承諾。
偽りのいじめっ子と元極悪非道のいじめっ子が手を取り合っていきます。
両者の水面下の闘いは生徒会が一歩リード…!?
自分たちのいじめを続ける為、水面下で戦争がスタート。
生徒会はミスターコンテストで流す仲島の白咲いじめを動画に収めていきます。盗撮された情報を知った仲島も反撃へ。生徒会のいじめを盗撮しようと試みますが生徒会の優秀な見張り役に阻止されてしまう形へ。
そんな中、今後の計画を加藤と相談していると二人の会話を影に隠れて聞いていた青山が一肌脱ぐ事へ。
愛する仲島の為、単身で生徒会のいじめを盗撮していく青山。見張り役も叩き潰して見事、動画に撮影する事に成功。その証拠を仲島に預けていきます。思わぬ形で生徒会の悪事動画を手にした仲島。
また生徒会を信じていた田中にも動画を見せ、生徒会の悪事を暴露。一時的ですが田中も仲島の味方になっていく事へ。
一方で緑田は自作自演のいじめが生徒会にバレて、いじめ奴隷にされていきます。自作自演のいじめに限界を感じていた緑田は逆にいじめられている状況を楽しんでいく事へ。理由は再び仲島が救いに来てくれると信じているから(笑)
さらに大きな出来事も巻き起こります。
学校終わりに仲島を呼び出していく白咲さん。お仕置きかと思ったら2日間だけ、いじめを休んでいいと仲島に伝えていきます。理由は学校を2日間休むから。思いもよらなかった言葉に嬉しみを感じていく仲島。
証拠をもみ消される事態へ…!?
白咲いじめから解放されて幸せな時を過ごしつつ、生徒会を潰す算段を進めていく仲島。
音響係の弱味を握り、ミスコン当日に生徒会のいじめ動画を流せと担当の生徒を脅していきますが、これが裏目に出る事へ。音響係の生徒は仲島の策略を生徒会にチンコロ。
仲島の持っていた生徒会悪事の証拠動画は盗まれて削除されてしまう事態へ。
唯一、生徒会と戦えるネタを失ってしまった仲島達。
何とか生徒会の粗を出そうと仲島も体を張っていきますがボロを出さない生徒会。このままでは計画が失敗に終わると頭を悩ませていきます。
一方、学校を休んだ白咲さん。
どこか田舎の駅に降り立っていました。そして迎えに来ていた同級生らしき女性と対面。『思い出の場所』に向かっていきます。ここで5巻は幕引き。
漫画「いじめるヤバイ奴」5巻の感想
序盤はただ白咲さんをいじめるだけだった漫画が深みのあるストーリーになってきました(笑)偽りの白咲いじめを遂行する為、本物の巨悪に挑んでいく事になる仲島。ある意味、彼は学園のヒーローではないでしょうか(笑)
そして次巻の予告で語られていきますが、白咲さんの過去が明かされていく模様。何やら不穏な描写でした。そして生徒会に挑む仲島達にも異変。加藤が血だらけで倒れている様子が描かれていました。
学校を牛耳る生徒会。そして本物の巨悪に打ち勝つ事ができるのでしょうか…。また白咲さんが現在に至るまでの過去も気になる部分ですよね。増々、面白くなってきましたよ!気になった人は是非、チェックしてみて下さいね☆彡
いじめるヤバイ奴
ただの「いじめ」ではありません。仲島は、クラスに君臨する「いじめっ子」。いじめの対象は儚げな女の子・白咲さん。暴虐の限りを尽くし、彼女は毎日いたぶられた。憑りつかれた様にいじめる仲島は、どこか狂っていた。──そう、狂っていたのだ。この「いじめ」の真相。仲島は、「いじめ」を強要されていた。いじめられっ子の白咲さんによって。加害者になるという未知の恐怖。悲劇とは、彼のことを言うのだろう。
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