ホタルの嫁入り【あらすじ・ネタバレ】余命わずかの令嬢と異常愛を持つ殺し屋の結婚生活が開始!?

ホタルの嫁入り

少女漫画「ホタルの嫁入り」見所や感想、ざっくりとした内容をご紹介!

余命わずかな美女である紗都子。残りの人生で少しでも家族への恩返しをしたいと考える彼女。

そんな最中…殺し屋集団に拉致される事態が発生。
生き延びる為…紗都子は伝説の殺し屋と称される若き男性・後藤に結婚を提案。

交わるはずのない二人の狂気的な命懸けの生活が開始されていきます!

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ホタルの嫁入り【登場人物】

ホタルの嫁入り
登場人物
  • 桐ケ谷 紗都子(主人公)
  • 後藤 進平(殺し屋)
  • 桐ケ谷 美和子(紗都子の義妹)
  • 康太郎(使者)

ホタルの嫁入り【あらすじ】

ホタルの嫁入り

余命わずかの令嬢と、異常な愛を持つ殺し屋ーー契約結婚(??)ラブサスペンス!時は明治。名家に生まれ美貌にも恵まれるも、余命わずかと言われている紗都子の夢は…利益になる結婚をし、家族に恩返しをすることだけ。しかし突然、謎の殺し屋に命を狙われ…!?その場を生き延びるため…紗都子は殺し屋に「私と結婚してくださいーー私と結婚すれば全てが手に入ります」と提案を??絶対交わらないはずの二人の、命懸けの婚約生活が始まるーー!

ホタルの嫁入り【ネタバレ】

ホタルの嫁入り

1巻ネタバレ

屋敷の外に出てくる紗都子。
そんな彼女に接触する義妹の美和子。縁談の話題で盛り上がる美和子は遠回しに紗都子へ嫌味を伝えていく。

義姉妹である二人。
仲は良くない。美和子は義母と再婚した父との間に産まれた子。さらに紗都子は心臓に病を抱えており…医者から余命は少ないと伝えられている。

屋敷では美和子、義母から毛嫌いされる紗都子。唯一の味方は父親一人であった。父と話す中で…紗都子の幸せを心から望んでいる事を伝える父。紗都子は残りの人生を幸せに生きて父に恩返しをした気持ちが強かった。

只…自分の病気を知って結婚してくれる男性など居ないと思っていた紗都子。彼女もどうすれば家族に恩返しが出来るのか苦悩。

そんな中…町へ出掛ける事を伝えていく紗都子。
従者の康太郎を連れて行く。お使いを頼まれていた康太郎。一度紗都子と離れて別行動へ。

花瓶を物色していると屈強は男三人に囲まれて拉致されてしまう紗都子。牢に入れられ…血を浴びた状態の「後藤」といった男が現れる。紗都子を拉致した男達は後藤へ紗都子を殺すように指示。

『九時になったら殺せ…』ホタルの嫁入り

後藤を残して他の男衆は立ち去っていく。
牢に入ってくる後藤。彼から放たれる禍々しい雰囲気に恐怖が湧き上がる紗都子。彼に助けを求めると連中以上に自分を雇える金があるなら考えると伝える後藤。

そんな中…男衆の一部が戻ってきて紗都子に乱暴をしようとする。女に手を出した人間は斬るように命じられていた後藤。何の躊躇いもなく紗都子に手を出そうとした屈強な男の腕を刀で斬っていく。

凍りつく現場で紗都子は生き延びる為に伝える。私と結婚すれば全てが手に入ると。

『私たち結婚しましょう!』ホタルの嫁入り

2巻ネタバレ

生きる為に後藤を味方に付けようと企む紗都子。
そこへ他の男衆が戻ってくる。どうせ殺される女だからと他の男も紗都子を乱暴して弄ぼうとする様子へ。

その状況を見兼ねて紗都子を抱き上げ窓から脱出する後藤。紗都子が放った「結婚」について食い付いていく後藤。

しかし、追手に詰められてしまう状況。余裕な後藤は契りを結ぶ為に口づけを強要。唖然とする中…一瞬にして男衆の追手を片付けてしまう後藤であった。

後藤からすれば紗都子は金持ちの令嬢。不満も不安もないだろうと彼女を蔑んでいく。

『あなたに何がわかるのよ』ホタルの嫁入り

何も知らずに好き勝手言う後藤に苛立つ紗都子。
血の付いた口元を拭って接吻。自分の心臓が悪いこと。常に死と隣合わせで覚悟を持って生きている事を告げていく。

この紗都子の行動が後藤の心に火をつけていく。彼女を気に入り…結婚の話を受け入れる後藤。

3巻ネタバレ

何とか後藤を味方につける事は出来たが…得体の知れない彼にまだ恐怖は拭えない紗都子。

同時に誰が自分の命を狙っているのか…依頼者について素性を探るが…後藤は殺しを命じられただけで依頼者の素性などはまったく知らなかった。しかし、紗都子の脳裏には義母と美和子の二人が浮かび上がる。

相手の連中もしつこく追ってくるはずだから…今夜は宿に泊まって身を隠そうと提案する後藤。

彼に従い…最寄りの宿へ。
一緒に湯へ浸かりたいと訴える後藤だったが…拒否する紗都子。一人でいるのが怖かったので風呂場の前で彼が出てくるのを待つ。

なんだかかんだで後藤の背中を洗う事になってしまう紗都子。結婚すると言ったが父が許してくれるとは思えないと有耶無耶な事を言い出す事へ。家柄を捨てれば良いと伝える後藤だが…。

家は捨てられないと訴える紗都子。
それが癪に障った後藤。彼女を見放すような言葉を投げかけて自分への愛情を確認しようとしていく。

不快だがこの状況で生き延びる為には後藤の力が必要。彼が欲しがっている言葉を伝え…後藤の気持ちを引き寄せていく。

しかし、只では転ばない紗都子。
後藤がしてきた質問への返答で彼からマウントを取るような返しを放っていく。

4巻ネタバレ

宿へ追手が来て進平が排除。
紗都子と進平の二人は別の宿へ移動する。外の街並みを見て驚く紗都子。そこは見たこともない華やかな女性と朱色の美しい建物が立ち並んでいた。

彼女が連れて来られた場所は天女島と呼ばれる日本中の色町から買い取られた遊女が集う場所であった。この場所では少し顔がきく進平。遊女達から人気があった。

遊女の声をかけられ…紗都子を試すように離れていく進平。
一人にされた紗都子。桐ケ谷家の対応とはまったく違う外の世界。自分は今まで守られてきた事を痛感。一人になって自分の無力さに悔しさが滲み出ていく。

周囲から物乞いの女に見られる紗都子。
床に捨てられた米を平らげ…お礼と称してその場で演舞。美しく舞う姿は周囲の男達を魅了。少し離れて紗都子を見ていた進平。

彼もまた紗都子の舞に見惚れていく。
進平が戻ってきた紗都子を連れて街から離れた池へ。そこは無数のホタルが飛び交う場所であった。改めて進平は紗都子へ気持ちを吐露。

そして天女島から女が脱出する方法は一つしかない事を告げていく。それは遊女になることであった。進平は紗都子を島から脱出させる為…遊女になって欲しい事を懇願する。

5巻ネタバレ

紗都子と共に街へお使いに行って彼女を拉致されてしまった責任を受ける康太郎。

拷問を受けていたが…拷問が終わった後、自分は紗都子を必ず連れ戻す事を紗都子パパに約束していく。

一方、紗都子は進平に街を一望できる場所へ連れて来られて…島から脱出する方法について聞かされる。それは遊女になって位の高い男に身請けされるしかないと。

まず紗都子にはその身請けしてくれる男を遊女になって探す。そして島を脱出。進平はそれを追いかけて島を出て紗都子と結婚する事が目的。

紗都子も覚悟を決めて進平へ遊女屋を案内するように伝える。紹介され、街に見合った遊女の姿へ変身。早速、紗都子へ仕事が舞い込む。相手は警視総監の息子であった。

酒癖が最高に悪い男だが会うのは昼間で酒の提供はしないと訴える進平。そして相手が待つ屋敷へ顔を出す。待っていたのは一見すると酒癖が悪そうに見えない風雅な男性であった。

さらに美人を前にすると緊張すると吐露する警視総監の息子。彼を見て上手く丸め込めるかも知れないと思う紗都子。

6巻ネタバレ

警視総監の息子である新渡戸。
緊張しており、女慣れもしていない男性であった。会話をしても非常に誠実。彼ならこの状況を説明すれば助けてくれると思った紗都子。

事情を説明。
すると新渡戸は身請けする事を約束。自身も紗都子へ一目惚れした事を伝える。

断る理由はなかったが…脳裏に浮かぶ進平の姿。命を助けてくれた人を欺いていいのか…そんな葛藤が過る中…天井の梁に身を隠して様子を見ていた進平。それに気付く紗都子。

新渡戸の気が逸れた時、進平と話す。あくまで紗都子を守るのは自分だと真顔で伝えていく進平。新渡戸が戻ってくると改めて自己紹介をさせて欲しいと伝え…手元にあった水を飲んでいく。

しかし、紗都子をよく思わない遊女が水と酒を入れ替えていた。酒が入った新渡戸。彼の性格は一気に豹変。紗都子を押し倒していく。

7巻ネタバレ

新渡戸は自分が二重人格である事を訴える。
酒が入ると人格が入れ替わると。紗都子を押し倒して着物を脱がせると…彼女の胸元からお腹にかけて手術した痕があった。

それをみて醜いと訴える新渡戸。
それでも彼女には桐ケ谷の家名がついているので身請け話は生かしたままにすると。

酒が入ると外道になる新渡戸を見て紗都子は自ら身請け話を断る事へ。煽られて怒り狂う新渡戸。紗都子へ乱暴しようとすると…進平が窮地へ現れる。

有無を言わさず刀で腕を斬りつけ…新渡戸を殺そうとする進平。それを必死で止めようとする紗都子。

その隙に銃を取り出して新渡戸は進平へ銃口を向けていく。弾丸は彼の肩を貫通。屋敷の中にも銃声は響くが…女将達は進平から忠告を受けていた。何があっても部屋には誰も入れるなと。

彼にとって今回のイベントは紗都子にもっと自分を好きになってもらえる機会でもあった。現場では進平が起き上がり…新渡戸へ睨みをきかせていく。

8巻ネタバレ

銃で撃たれた進平だが立ち上がり…紗都子を守る為に狂気を見せていく。
一瞬、新渡戸が怯んだ隙を見逃さなかった紗都子。彼から銃を奪い…同時に進平が新渡戸を奇襲。彼を捕らえて殴打の連続。意識が遠のいている新渡戸を殴り続ける進平を行燈を使って殴打して制止させる。

取り敢えず暴力を止め…紗都子を守った自分を好きになったか問いかける進平。

『なってません』ホタルの嫁入り(8巻)

想像とは違う展開だったが…紗都子を守り…新渡戸も酔いが覚めて普段の人格に戻っていく。自分が酒乱で酒を入れると人格が変わる事を知った新渡戸。紗都子へ頭を下げていく。

そんな彼へ詫びの気持ちとして桐ヶ谷家に自分が生きている事を伝えて欲しいとお願い。承諾する新渡戸であった。

事件は一件落着した後、進平に自分の傷口を見られたと思った紗都子。それを察した進平は自分の身体の傷を見せて紗都子の傷など気にならないと彼女をフォロー。進平なりの優しさに少しだけ心を開かせる事へ。

その直後…咳をしだして吐血と同時に倒れてしまう紗都子。ここで第8巻は終了。

9巻ネタバレ

義母に苛まれる夢を見て目覚める紗都子。隣には進平。既に三日間も眠っていたと報告を受ける。

死に対する恐怖を吐露する紗都子。
それを聞いて進平は少し出掛け、蛍を捕まえて部屋に戻ってくる。暗い部屋に輝く蛍の光。進平なりに彼女を元気づけようとする行い。

彼に対して不思議な気持ちが芽生えると同時に儚い命の蛍を外に出して望む場所で輝かせて欲しいと逃がす紗都子。

進平は紗都子と一緒にいる時間をもっと増やしたいと伝え仕事を減らそうと考えていく。それに対して紗都子は進平の仕事へ言及。彼の殺し屋人生の一端が見え隠れしていく。

その話の中で進平の本心を掴む紗都子。

『この島から逃げたいのはあなたでは?』ホタルの嫁入り(9巻)

核心を突かれたのか一瞬だけ表情が変わる進平。
すぐにいつものおちゃらけモードへ戻ると傷口を塞ぐ包帯が解けてしまっていた。それを見て紗都子が守ってもらっている恩返しと称して包帯を巻き直す事へ。

妙に進平の事を意識してしまうようになる紗都子。布団に戻されると進平へ何故、自分を好きなのか問う。自分を受け入れる相手なら進平は誰でも良かったのではないか…そんな想いが芽生えるとやたらと腹立たしくなっていく紗都子。

進平は何も悪い事をしていないが…彼に対して腹立たしい気持ちが芽生えて苛立ってしまう紗都子であった。自分の感情に答えが出ずモヤモヤしていく事へ。ここで第9巻は終了。

ホタルの嫁入り【感想】

ホタルの嫁入り

普通にストーリーが面白い!
今後、殺し屋と余命宣告を受けた令嬢がどんな生活を始めていくのか楽しみ!

恐らく紗都子の命を狙っているのは義母、美和子のどちらかで間違いなさそうですが…展開の予測が難しいからこその面白さが詰まった作品!

また少女漫画らしからぬ殺し屋・後藤の禍々しさが個人的に凄く魅力的でした。偽装の愛は本物へ育っていくのか…期待の漫画なので気になった人は是非、チェックしてみて下さいね!

※この作品は「コミックシーモア」にて先行配信中です。更新時点での情報として2023年3月31日まで第1巻が無料配信されています!


ホタルの嫁入り

ホタルの嫁入り

原作・著者橘オレコ
価格132円~(税込)

余命わずかの令嬢と、異常な愛を持つ殺し屋ーー契約結婚(??)ラブサスペンス!時は明治。名家に生まれ美貌にも恵まれるも、余命わずかと言われている紗都子の夢は…利益になる結婚をし、家族に恩返しをすることだけ。しかし突然、謎の殺し屋に命を狙われ…!?その場を生き延びるため…紗都子は殺し屋に「私と結婚してくださいーー私と結婚すれば全てが手に入ります」と提案を??絶対交わらないはずの二人の、命懸けの婚約生活が始まるーー!

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