はじめアルゴリズム【9巻ネタバレ感想】動きだす恋と数学少年…そして次巻で完結!

はじめアルゴリズム(9巻)

これからご紹介するのは9巻であるが、この作品は2019年末に出た10巻をもって完結している。

はじめアルゴリズム(8巻)

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はじめアルゴリズム【9巻あらすじ】

淡々とした展開の作品ではあるので、主だったエピソードなどを。

テジマ祖父が作った数学少年のための施設(みたいなもの)にハジメが行くか行かないか、みたいな状況だったわけであるが、結局行くことになった。

ハジメは中学校に上がった(施設は学校とは違うので、中学校にもちゃんと通っている)。

だいぶ前の巻から引っ張っていた数学少女との恋愛は、向こうから告白されて、ハジメも告白を返すという展開になって、大きく進展する。

そしてもう一つ。ページ数的には扱いは少ないが、しかし非常に重要だと思われる展開がある。

ウチダが、数学研究者として復帰することを決意し、リーマン予想に挑戦し始めた。

はじめアルゴリズム【9巻ネタバレ】

冒頭、ウチダのところに週刊誌から「取材申し込みの電話」がかかってくる。ウチダはハジメについての取材だろうと思うのだが、取材の対象はウチダであるという。なのだが、結局この取材というのが何だったのかは、この9巻の時点ではこれ以上説明されない。

それから間もなく、というかその日の晩に、ハジメは「テジマ祖父のところに行くことにする」という決意をウチダに伝える。別れは簡素である。

「またね」

「……ああ」。

そこで場面は転換し、英国留学が終わるところのテジマ。なんか、彼なりにこの留学によって目覚めるところがありまた新たに自覚することもあった、みたいなことを滔々と数学の師に語ったり、クラスメイトたちからお別れパーティーを開いてもらったり、そんな感じである。

そして、ハジメとテジマの新しい日々が始まる。描かれてはいないが、ウチダも。

ところで、今まで名前を出していなかったかもしれないが、ハジメの好きな数学少女は名前をハチという。この子ももちろん天才数学少女であるわけなので、テジマ祖父から招聘(しょうへい)を受けていたのだが、断ってしまったらしい。

なんでかというと、ハジメと自分との才能に落差を感じ、コンプレックスになっているからだ、という。

だが結局、友人との対話の中で目覚めるものがあって、彼女もテジマ祖父の施設(いいんだけど、名前とかないのだろうか)にやってくる。そして告白である。

ハジメも「僕も好き」と返そうとするのだが、照れて言えない。照れて言えないので、なぜか長々と数学の話になった。数学の話のほうが、恋の話よりも分かりあえる二人なのである。で、数学の話が終わったところで、ポンとハジメは「僕も好き」と言ってのける。

ところで、大貫というキャラのその後も語られる。大貫はネット上で「フェルマー」というハンドルネームを名乗り、数学の先生(多分ボランティア)を始めた。それでハジメは大貫が数学をまた始めたものと思って会いに行くのだが、大貫は言う。自分は数学を子供に教えるということに自分の居場所を見出したが、それは君の数学の道と交わるものではない、と。まあ結局、でも友達には違いないよね、みたいな感じのところに二人の関係は落ち着く。

さて最後にウチダのその後である。なぜか英国にいる。テジマの師匠だった数学者と会っている。古い知り合いだったらしい。で、「私は今リーマン予想に取り組んでいる」と打ち明け、仰天される。ここで、数学者として復帰したことが明らかになったのである。

最後に、素数大富豪という数学がからむトランプのゲームをハジメたちが遊んでいるところが描かれて、次巻に続く。

はじめアルゴリズム【9巻の感想】

はじめアルゴリズム(9巻)

巻末に10巻の予告があり、完結である、と説明されている。円満完結なのか、ぶっちゃけ打ち切りなのかは筆者はまだ10巻を読んでいないので分からない。そちらの紹介をお待ちいただきたいと思う。


はじめアルゴリズム

はじめアルゴリズム

原作・著者三原和人
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老数学者・内田豊は廃校で出会った、小5の少年・関口はじめと。はじめは、数学において天才的な才能があった。内田は彼の才能に惚れて、彼を導いていくことを勝手に決心したのだった・・・。足す足す引く引くワクワクドキドキ。ワンダーボーイ、数字と一緒に世界を大冒険。数字を見るのが少し楽しくなる成長物語。数学と天才が嫌いじゃなくなります。

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